大人の古傷トレーニングDS

11月19日(月)

世界に感動を与えた

沢山のことがありすぎ、

何から書いていいかわからず、

ただただボーゼンとしておりましたが、

少しづつ記録用に自分用に

考えをまとめて書いておきたいと

思います。まずは皆さんもう

ご存知の通りの記事についてです。

 

 

リンクは貼りません。アクセス稼ぎに

加担したくないので。小塚さんの記事。

　

　

『うまくしのいだともいえる。

限界で戦っており、高いレベルで難しい

事をやっているから、

しょうがないとはいえ

けがには

細心の注意を払うべきで、

去年も今年も同じようなけがをした。

全てが本人のせいではないが、

やはり不注意という部分も

あるだろう。』

　

あの、いつも素っ頓狂な事を言う

『喝！』の炎上おじさんでさえ、

　

　　　

アクシデントを乗り越えて自身初のグラン

プリシリーズ2大会連続優勝を果たした事

に「踊りも演技も滑りも立派だ

ったけれども、スポーツ選手と

しても、精神力、根性、これは

もう一回、天晴れだ！」と2度目の

天晴れをあげた。続けて「痛かったろ

うに、歯を食いしばってよく

頑張ってくれました」と称えた。

　

　

不注意・・・

羽生選手が本番の練習中に、

本番で跳ぶ（リカバリーでも）予定がない

ジャンプを気分転換などで練習し転倒し

怪我をしたり、誰かとふざけて遊んでいて

怪我をしたというのならそれは不注意で

しょう。

　

羽生選手はリンクを降りてもプラベでも

誰かと商業施設で気分転換と称して遊んで

いるなんて事は一度もツイッターなどで

晒された事はありません。

　

私生活でナイアガラの近くに住んでいても

6年以上住んでいるのに観光にさえ行った

事がない。それくらい息抜きしたらいいと

ファンは思うのに、彼はストイックに

スケートと向き合っています。

　

今回の怪我は曲かけ練習中に起こったもの。

曲かけというのは本番さながら、自分に

集中し切って練習しているという事は

同じ選手だった立場からよく理解している

事でしょう。その時に起こった怪我を

不注意と言ってのけるとは。。。。

　

羽生選手は日本男子のどの選手よりも

早くシニアに上がり戦って来ました。

それは実力があったからだけれども、

体に負担がかかる激しい戦いを誰より

も早くからして来たという事。

　

当然、怪我とも長い間向き合って来た

経緯があります。

あの伝説のニースも現地入り後に負っ

た捻挫をおしての演技。

　

病気手術入院後の練習中に捻挫をして

しまって、それでもなお上海世選で

銀メダルを獲得した事。あの時1位を取

れず2位になり、小塚さんが12位だった

為、合計で14という事から翌年の枠が

２枠になったと、羽生選手が責められ

戦犯扱いになった事は先輩としてどう思

っていたのでしょうか。確かあの時、

怪我をしていたとか・・・。　

　

股関節の先天的な疾患があった小塚

さんは怪我の辛さを知っている人だと

思いますがそれを不注意と言い切るの

は、アスリート全員に対してなんと

配慮のない言葉でしょうか。

　

羽生選手はリスフラン損傷や靭帯損傷

などの怪我と闘って来ているので

人一倍、怪我に対して神経を注いで

来ている選手です。でなければ、

世界の頂点には立てませんし、

オリンピク二連覇は到底できません。

　

「これからは自分のために、

自分が報われるために滑りたい」と

今季をスタートさせたのに、

４Aをやりたいという思いも封印し、

試合に勝つためにコンディションを

整えて来た選手にあまりにも

心無い言葉ではないでしょうか。

　

喘息を持っていて、決して身体が

強い方ではない羽生選手は

きちんと自分の体の状態を考えながら

練習をしています。

だからこその、世界トップの選手の中でも

圧倒的に少ない練習時間です。

　

ISU公式サイトのバイオです。

　

注目はここ。

１週間の練習時間がかいてあります。

たった１０時間です
。

こんなに少ない時間であれだけの演技が

できるのはやはり彼が天才だからである事

は言うまでもありません。

これを見て、アンチは練習の鬼と羽生選手

を称される事に反発し、叩き材料にしたり

していますが、時間ではないのです。

　

　

羽生選手は長く氷の上で体力を消耗し、

集中力が切れ怪我をしないように、頭を

使い、プランを練り、様々な練習をしてい

るのです。がむしゃらに氷の上で練習を

するだけが練習ではないという事。また、

努力の天才と言われる彼だからこそ、

わかっていて、調整しているのです。

　

　

人間工学を学び、

　

宇野選手が「バカみたいに他の選手より

スケートの事ばかり考えています」と言

っていたことがありましたが、宇野選手

も多方面の勉強しているのでしょうか。

羽生選手はこうして氷上の練習だけでな

く、色々な方法でスケートを追求して

いるのです。

　

五輪前靭帯損傷で氷上の練習ができない

から筋肉量が落ちているだろうと想像

していた、味の素の栗原さん（フード

アドバイザー）がびっくりしていました。

スケート靴を履かなくてもできるトレーニ

ングを考え、行なっていたのでしたよね。

　

足が長く重心が高く、身長の高い選手ほど、

怪我をしやすい。身長の低い重心の低い選

手ほど怪我はしにくいとはフィギュア界で

はよく言われている事。

　　

だから彼は短時間でも質の良い練習を

しているといつも言っていました。

　

ちなみに小塚さんがよく絶賛する宇野選手は

と言うと

１週間で２９時間ですか。弟君が言ってた

のはショーマは一日８時間スケートして

８時間ゲームしてるって言ってまたけどね。

しかし３倍もやっていても怪我をしにくい

体というのは羨ましい事ですね。

　

　

 

　

↑「何か悪いことしたかな・・・」には

泣けますが、世界があなたを認めてくれてる。

だから負けないでとしか言えません。

意地悪を言ってくる人、視聴率やスポンサー

など、大人の事情で言わされるような事が

沢山ありそうです。

　

３週間は安静が必要ということから、

「ファイナルや全日本は厳しい」と言ったの

に、マスコミではファイナルへ進出決定しま

したとだけ報道してましたね。

翌日はファイナルへ向けて調整していくって

。。。アマチュアの選手にそんな大人の事情

を背負わせないで下さい。

調子のいい時だけ利用しないで。

　

↑

ここでロシア杯・ファイナル・全日本の中

で選んだのがこの試合と言っています。

はっきり言うと、もう羽生選手は取るもの

は取っている「上がり」状態の選手。

ファイナルで優勝してもタイトルではあり

ません。目指すなら世選です。

しかも、彼は「自分へのご褒美のシーズン」

と始まる前から言っていました。

自分を育ててくれたロシアフィギュア界へ

のお礼参りの為に憧れのプルシェンコのプ

ログラム曲を選び、ロシア杯を選び、オト

ナルの振り付けをしたタラソワに見てもら

う為に、調整して来たのです。

ビールマンもする予定でいたんです。

　

　

ロシア杯はただ一つの試合じゃなかったん

です。それは「オリジン」＝起源という

タイトルからしてもわかること。

　

相当な意気込みでロシア入りした羽生選手

が不注意で怪我をしたという元選手の

あまりにも心無い言葉に、それを擁護する

アンチや中立を気取る人間のように私は

好意的には受け取れません。

　

草太君や内村選手にも同じことが言えるの

でしょうか。

一度怪我をした事がある人間は、

「またやってしまうのではないだろうか」

という恐怖と闘いながら競技を続けている

ということくらい、想像力のある人間なら

容易に想像がつくと思います。

　

私の主人も鎖骨を２度骨折しています。

２度とも手術でボルトを入れていて医者か

らは「３度目はもうできからね」と言われ

ているそうです。学生時代の古傷なのに、

カバンを斜めがけなどにすると今でも

ピリピリとするようです。羽生選手の

古傷がどういうものなのか、今回はっきり

言及されていますね。

　

一般人は気をつけて生きていれば再び同じ

所を怪我するというのはそんなに無いと

思いますが、アスリートはそうはいかない

という事くらいわかりますよね？

　

想像力の欠如なのか、わざと炎上させ、

それに反発する羽生ファンをマスコミが

槍玉にあげるシナリオまでがセットなのか

明日、明後日、記事が出るかもしれません

ね。そうすれば誰かが小塚さんに言わせた

という事がわかるでしょう。

　

羽生選手の怪我の様子がわかる記事などは

自分用にまた後日あげます。

長文おつきあい頂き有難うございました。

　

羽生選手の怪我が早くよくなりますように・・・・