デンベレ祭りや!!
デンベレおいしさ新鮮
こんばんは、お久しぶりです。ブログ継続するって難しいですね()
今回の内容は、1月にドーハで開催されていたユースの国際大会、ALKASS CUPの全体的なスパーズの評価です。各試合ごとのレビューみたいなものはざっくりした感じでいこうと思います。とりあえずこのブログでは初めて見た選手達の3試合を通しての自分なりの評価、感想を言いたいと思うので。今更やる必要あるのか?
この大会に臨んだメンバーは初見の選手が多くて楽しみにしてたんですが、結果はあんまりでしたね(;・∀・)
グループリーグのチームと日程はこんな感じで
同グループには柏レイソルとPSGでした。今更気づいたんですが、同国のチームってないんですね。どうでもいいですが。
これがドーハに向かう選手たちの写真ですが、この時点では誰が誰だか分かりませんでした笑
なんか昔のエドワーズみてえな髪の毛の奴おるなーくらいの(;・∀・)
さて、本題に入りましょう。初戦は二日目の柏レイソル戦でした。JリーグのクラブということもあってTLにはスパーズサポ以外の方のツイートも流れてきていたのを思い出します。
↑左がスタメン、右がベンチメンバーです。ーマの弟です。あと個人的にプレーを見て見たかったAsanteはベンチです。
フォーメーションは4141でビルドアップはMaghomaが下がって受けてゴリゴリ運ぶ形が多かったです。次の試合でもそうでしたが、DF陣はビンクス以外組み立てる能力があまり高くないという印象です。
ただこの試合、Binksの相方をしているWhiteは左利きのようなのでかなりやりにくそうにしていましたね。
試合は結構拮抗していて、柏が強めにプレスにきましたが、スパーズはそれを上手く躱せていました(Maghomaがフィジカルで圧倒していたのはありますが)
しかし最終的には柏が3-2で勝利。スパーズは個人ではよかった選手は何人かいましたが、柏のほうがうまくチームとして纏まってました。いつも思うのですが、(どこのチームもそうかもしれないけど)スパーズユースはいい選手とそうでない選手の差が激しいと思います。
☆この試合で気になったこと
・スタメンでClarkeがワントップで出場していましたが、この選手は少なくともワントップでは起用すべきじゃないかなということ。割とシュートはいいのを放つんですが、ボールを引き出せないし、スペースメイクも全然できていませんでした。たまに楔が入っても収められないし。そして後半途中からAsanteが投入されてからはなんと右SBでプレーしていて、そちらのほうがしっくりきていました。多分本来サイドの選手なんですよね。スパーズ公式ページでも確かWGって書いてありましたし。
・左CBで出場していたBinksはとても好印象でした。ヤンのような鋭い縦パスが入れれますし、守備での対応も落ち着いていて、1対1の局面ではほぼ勝っていたと思います。勝手に将来トップチームでタンガンガと組んだら熱いなと思ってます。
・2列目で出場していたMarkandayはエドワーズっぽいドリブルをすることがあって面白かったです。スパーズの一点目は自分の利き足と逆サイドから切り込んで(相手に当たって?)シュートを決めてましたし、結構期待できるかなと思いました。
・意味不明な審判団、これはジャッジが悪いとかそういう話ではないです。というのも69分にCirkinに代わってAsanteが投入された時に、なぜかAsanteにイエローカードが提示され、そこから一度ピッチ外に出され、改めて交代ボードを出して入るまで1分以上かかり、スパーズはその間10人で戦っていました。ホントに意味が分からなかったのでこういったことはやめて欲しいです。ジャッジに関して文句はありません。
・Pochetthino息子について。うーんあんまり言いたくないですが、コネ入社感が凄いです。もうね、プレーがアレ()
・左サイドのBennettはかなり良かったです。デベロップメントスカッドのベネッツとスペルが類似してますが、プレーもかなり似ています笑縦に仕掛けたときはかなり勝っていましたね。クロスもそこそこ。右足はあんまりでしたが。
続いてPSG戦。ここで負けてしまうと決勝Tに上がれません。負けて3位でもあと1試合は負けたチーム同士で対戦できますが。
↑左がスタメン、右がベンチメンバーです。柏戦からの変更は、Clarke、Pochetthino、Whiteがベンチへ。Asante、John、Madeukeがスタメンとなりました。
Johnという選手は聞いたこともなかったです。Madeukeに関しては代表で見たことがあり、PKを外した以外はそこそこのプレーでした。
フォーメーションは前回と同じで4141、ワンボランチにはMaghomaが入っています。
試合は開始序盤にAsanteが相手GKのミスからボールを奪い、そのまま決めて先制しますが、終始PSGペースで進んでいきました。というのもスパーズのことを研究してきたのか、スパーズは全くやりたいことをさせてもらえませんでしたし、PSGのしていることが面白いように嵌っていました。
まずスパースはビルドアップがままなりませんでした。理由はPSGの妨害が嵌っていたからです。スパーズは2CBとCirkin、Maghomaでビルドアップしようとするのですが、下の写真のような形で、片方のCBがボールを持つ→PSGのCFの選手が内側からプレス&2列目の選手が前へのパスコースを切る→逆側のCBにボールを戻した瞬間一気に囲むを繰り返され、そこで奪われてショートカウンターor無理に蹴ってボールを回収されるという感じでした。残り時間が少なくなり、相手が撤退するまではずっとこうだったったので、パーカーはどうにかできなかったのか?と思います。
また、スパーズの選手はネガトラが遅いせいもあってMaghomaの脇のスペースを使われ続けました。顕著だったのが1失点目で、下の写真の一番右側の選手がスペースで受けてシュート簡単に失点しました。
青線・・・ボールの動き
黄色線・・・人の動き
黒線・・・スペース
今更ですが、他に選手がいないとはいえ、Maghomaにワンボランチは無理だと思います。あとマーカーのBennettはボールウォッチャーしてますね。
こんな感じでスパーズは2点入れたものの、最終的に
4-2で敗れました。これでグループリーグ最下位が決定。残念です。ただ同グループの柏レイソルとPSGが決勝までいったので、運は悪かったかもしれません。それでも勝ってほしかったですが。
☆この試合で気になったこと
・スタメンに抜擢されたMaduekeとJohnが全くのノーインパクトだったのはかなり残念です。二人ともパスを貰う動きができていませんでしたし、守備時にはちゃんとMaghomaの脇のスペースを埋めるべきでした。そのせいか前半途中からMarkandayがMaduekeと入れ替わり、多少はマシになりましたが。
・2試合連続で出場しているSBコンビが不安定。守備が強い訳でも、攻撃が上手い訳でもなi
という感じです。
・相変わらずよく分からない審判団・・・後半開始直後に、John(12番)が下がり、Clarke(16番)が入ったのだが、交代ボードはこうなっていた。
17番はWhiteでそもそも試合に出ていない。しかも画面に映し出された交代の表示はこうなっていた。
そもそもこのチームにRuben Providenceなる選手は存在しない()ホントによく分からない。
ここまでがPSG戦のレビューです。
そして3試合目のGNZ戦、最後まで見ようと思いましたが、こんなこと言うの申し訳ないと思いますが相手のレベルが低すぎてちょっと参考にならなそうと思ってしまったので、10分で切り上げてしまいました。すみません。
スタメン&フォーメーションはこんな感じで、引き続き4141でしたが、メンバーはガラリと変えてあります。ClarkeやWhite、Tainioに色々なポジションをさせてるのはパーカーの方針なのか、どこでもしっくりきていないのか、どちらなんでしょうね。全部できるという見方もできますが、どこでもあんまり高いレベルのプレーを出せていないのでそう思ってしまいます。
レビューはしませんが、開始5分で右サイドのpochetthinoのクロスをrobsonが冷静に左隅に決めて先制しました。
パーカーのはにかみも見れたのでもういいでしょう()
最終結果は2-0で勝利でした。
では最後にこの大会を通して得た各選手の評価というか感想を書いていきます。
1.Joshua Oluwaymi・・・最初の柏戦では何故かユニフォームではなくジャージでプレーしていたGK。ミドルレンジからのシュートへの反応は〇。しかし1対1の場面等ではあまりポジショニングは良くなかったかなと思います。あと足元の技術はスパーズユース伝統の低クオリティでした。もう少しでいいから育成の方々には足元の技術にも力を入れて欲しいですね。GKとしての能力があってその上に乗せるものだとは思いますが。
2.Marques Muir・・・最初のほうに載せた写真のアフロマン。エドワーズイズムを継承している。
最終試合はスタメンでしたが、見ていないのと、それまであまりプレー時間が無かったので評価しにくいですが、感じたのは小柄だけど前にでて縦パスをカットするのは上手いなということです。ポジションは右SBとCB。
3.Luis Binks・・・イングランド代表の各年代に召集されているのは知っていたけど、プレーを見たのは初めてだった選手。ずっと左のCBで出場していましたが、かなり好印象です。ヤンのように縦パスをカットするのが上手く、鋭いショートパス、精度の高いロングパス両方蹴れるので見ていて安心感がありました。順調に成長したならば将来トップチームで見たいと思いました。個人的には今大会チームMVP。
4.Dennis Cirkin・・・全試合とも左SBでスタメン出場していた選手。うーん、あんまり印象は良くないです。アスリートタイプのSBでは無いのですが、にも関わらず足元の技術もそんなに高くなく、守備も軽さを見せていました。この例えが伝わるか分かりませんが、劣化版オギルビーという感じです。せめてもう少し繋げて守れないと厳しいです。プレスが強いとロストする場面多かったですし。
5.Maximus Tainio・・・ご存知元スパーズのプレーヤー、テーム・タイニオの息子です。(私は新規のファンなのでプレーを見たことはないです)ポジションはDFライン全般。基本的には右SBだと思います。こちたにもCirkinと同じことが言えます。守備力、攻撃力共にレベルが高くないのでこれからの成長に期待です。あとCirkin以上に組み立てに関与できてなかったのは残念です。
6.Jamie Bowden・・・こちらは割と名前だけは良く聞いていましたが、プレーを見たのは2回目くらい?の選手です。1試合目はワンボランチ、2試合目はCBをしていました。よく首を振って周りの状況を見ているので、いい所にパスを通そうとするのですが、ちょっと技術が足りないせいかそれが通っていなかったのが惜しかったです。CBとしても悪くはなかったですが、ボランチとして育って欲しいですね。相方に守備が得意な選手を置ければ面白いのではないでしょうか。
7.Maurizio Pochetthino・・・スパーズの監督、マウリシオ・ポチェッティーノの次男です。正直に言わせて頂くと。。。。。。コネ入社感が凄かったです(;・∀・)基本的には左WGでしたが、プレーにキレを感じなかったです。なんでそんな重心高くて遅いドリブルなの。。。
あんまり色々言うのはやめておきます。次。
8.Dilan Markanday・・・攻撃的MF、ドリブルで切り込んで左足でシュートを自分の形にしているので右の大外が一番得意なのでしょうけど、真ん中でもいいプレーをしていました。スピードもあり、特に1戦目のカウンターではよく効いていました。先制点も彼の左足でのシュートでしたし。
ちょっとエドワーズっぽいドリブルをするので見ていて面白かったです。ここ最近右サイドで速いタイプの選手がいなかったので、期待しています。
9.登録無し
10.Paris Maghoma・・・大型のCMF、OMF。特徴は圧倒的なフィジカルを活かしたキープとドリブル。柏戦ではフィジカルでは相手になる選手はいませんでした。2戦目ではワンボランチを任されていましたが、デンベレのようにターンしてマークを剥がして前を向くというようなことができないので余り有効ではなかったと思います。機動力があるわけでもないので、脇のスペース使われ放題でしたし。なので個人的には高めの位置で使うのがよいのかなと思いました。しかしポテンシャルは大。
11.Chukwunonso Madueke・・・1戦目は途中出場であまり時間がなく、ボール
に触る機会が少なかったですが、2戦目にスタメンでできてたので個人的には期待していました。しかしノーインパクトだったので残念です。前に年代別の代表で見たときも中央で使われていたのですが、現時点では彼のプレースタイルだとスペースがあるときじゃないと中央で輝けないのかなと感じました。3戦目で相手のレベルが下がると中央でもスイスイ抜いていましたし。
ただあんまりいないタイプだと思うので、狭いスペースでも時間を作れるようになればかなり面白いんじゃないかと思います。まあ多分この年代の中でも若いほうですしこれからですね。
12.Niel John・・・2戦目ではスタメン出場でしたがノーインパクト。そもそもボールを全然受けれてなかったのではないでしょうか。守備でもちゃんと帰ってスペースを埋めていなかったので課題は多そうです。現時点ではこれ以上言うこと無いです。3戦目もベンチスタートでまだよくプレースタイル自体よく分からないので。
13.Kacper Kurylowicz・・・2年前の夏に名前だけ見つけてきた謎のポーランド人。1年半の時を経てようやく動いている姿を拝めました。(ていうかキーパーだったんだね)
3戦目でようやく出場してきましたが、10分で切り上げたのでよく分かりません。この選手のためだけに90分を使うことはできないので次回の動く姿を楽しみにしておきます。
14.Jneil Bennett・・・最後にSを付けるとデベロップメントスカッドのベネッツと同じスペルの選手。初めて90分を通してプレーを見たが、プレースタイルも似ている。左利きで左サイドが主戦場、縦に緩急を織り交ぜて勝負すると大体勝っていた。クロスの精度もそこそこでかなり好印象。見えたウィークポイントは、右足が使えない、守備に戻りはするが、マークを外してしまうこと。しかし最近のスパーズ産のドリブラーの系譜を辿っていてこれからが楽しみ。
15.Eddie Alberdi・・・ごめんなさい、3戦目まで出場機会がなかったのでほとんど書けることがないです。3戦目では左WGで出場していました。
16.Rayan Clarke・・・1戦目、CFとしてスタメン出場しているとき私は見ていて思った。またコールサーストの系譜じゃねーかと。スピードがありシュート単体ではいいものを持っているけど、背負えないし、スペース作れないし、競れないしとケインを除くスパーズのCFそのままだなと。でもこの選手はもともとサイドの選手。多分3トップのWGをするのが一番いいんじゃないかな。その証拠に途中から右SBにポジションを移していたけど、その時はいい攻撃参加をしていた。なのでできればWG、無理でもサイドハーフで出場させてあげたい。この選手、CFじゃないぜパーカー監督。
17.Harvey White・・・左利きのディフェンダー。1戦目はBinksの相方として出場していたが、左利きで右のCBをさせられていて、かなりやりにくそうだった。でもBinksがいるならそっち使いたいだろうし仕方ない気もする。気になったのは一発で飛び込むクセがあること。その度に抜かれていたので、それはだめだろうという感じ。3戦目はボランチで出場していたが見ていないので評価はできないけど、右のCBで出場するくらいならそっちのほうがいいと思う。
18.Max Robson・・・2戦目で途中交代で出てきたが、試合終盤でそれ以降もボールをあまり触っていないので印象が薄く、評価不可。3戦目では攻撃的MFとしてスタメン出場。例によって見ていないのでこちらでも評価できず。次回長い時間見れる機会があればその時プレースタイルとか書きます。
19.Enock Asante・・・どうやらこちらが正規のCF。選手のインスタは前からフォローしていて、自分の短いプレー動画を上げているのを見たことがあるのでどんな選手かは想像していたけど、思ったよりもこちらもコールサーストっぽい()ただどちらかというとスターリングに寄っているような気もする。どちらにしろスパーズのCF感がありすぎるのだけど笑。うーむ、もうちょい相手と駆け引きできて背負える選手になってほしい。じゃないと未来を感じられない。
20.Sashon Aird-Munn・・・この選手は3戦目でもスタメンじゃなかったので全く分かりません笑
終わり!最後まで読んでくださった方、ありがとうございますm(__)m試合動画のリンクだけ貼っておきます。
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1年目はハマらないかもしれん