Windowsがまじ萌えることに今更気付いた
さて。
前回、松任谷由実作品データベースのプロトタイプが完成しました。
まあ、プロトタイプと呼ぶには、機能が少な過ぎますけどね。
現在の状態が、
上の画像のバージョンと比べてもかなり地味ですな。
では、今回は、上の画像のバージョンにするための準備をします。
ファイル>管理>データベース…
これは本当によく使うので、さっさとショートカットを覚えてしまいましょう。
- shift+command+D (Mac)
- shift+ctrl+D (Windows)
テーブルタブをクリックすると、現在、作成済みのテーブルが表示されます。
「グラフ内のテーブル名」とは、テーブル・オカレンス名という意味です。
テーブル・オカレンスは前回、説明した通り、テーブルのエイリアスと思えばOKです。
フィールドタブをクリックし、テーブルで「Album」を選びます。
このテーブルは、ユーミンのレコード、CD単位での作品をデータベース化するためのテーブルです。
フィールド名があり、フィールドタイプがあります。
FileMakerの場合、他のRDBMS、例えばMySQLとかAccessなんかと比べて、フィールドタイプは極端に少ない。
これだけ。
例えば、Accessなら、文字長や書式設定に応じて、「短いテキスト」、「長いテキスト」などがあり、数値にしても、通常の「数値型」、「通貨型」等々。
緻密に設計すべき仕様になっている。
しかし、FileMakerの場合は、そんなことは気にしないでいい。数値なのか、テキストなのか、あとは、日付、時刻、タイプスタンプという時間系のタイプと、ファイル全般を扱うオブジェクトに、特殊なタイプである計算と集計があるだけです。
シリアル番号を連番で発行するためのオートナンバー型もありません。
FileMakerの場合は、数値型を選び、自動入力項目としてシリアル番号を発行するように設定します。
タイプで悩む必要はない。
一つ言えるのは、データの格納形式くらいでしょうか。これは今回はいいでしょう。
さて、Excelのファイルを読み込んだ場合、単に読み込むだけなので望んだ形式で読み込まれているとは限りません。
それを合わせて、読み込んだフィールドの設定をチェックします。
「__kp_Album_ID」
AlbumテーブルのIDです。データベースの世界で主キー、プライマリーキーと呼ばれるものです。
レコードを特定するため、固有のシリアル番号が振られてる必要があり、かつ、後から変更されては困るフィールドです。
数値型になっていることを確認し、「__kp_Album_ID」をダブルクリックします。
このようなフィールドオプション設定画面が出てくるので、変更不可の固有のシリアル番号を発行するフィールド設定をしましょう。
「入力値の自動化」タブを選び、以下のように設定します。
- 「シリアル番号」をチェック
- 「次の値」を「4」
- 「データ入力時の値変更の禁止」
自動的にシリアル番号が発行され、次のシリアル番号は4、そして入力値は変更禁止。
次の値を4にしたのは、1〜3までは、既にデータがあるからです。
3より大きい値ならばなんでもいいのですが、わかっているので4としています。
次に、「入力値の制限」タブを選び、次のように設定します。
- 「常時」オン
- 「データの入力時にユーザによる上書きを許可する」のチェックを外す
- 「タイプ」にチェックを入れ、「数字」を選ぶ
- 「空欄不可」にチェック
- 「ユニークな値」にチェック
設定したら、「OK」で閉じます。
このプライマリーキーの設定方法は同じですから、先に他のテーブルについてもやってしまいましょう。
テーブル「Track」を選び、「__kp_Track_ID」のオプションを以下のように設定。
「入力値の自動化」タブ
- 「シリアル番号」をチェック
- 「次の値」を「16」
- 「データ入力時の値変更の禁止」
「入力値の制限」タブ
- 「常時」オン
- 「データの入力時にユーザによる上書きを許可する」のチェックを外す
- 「タイプ」にチェックを入れ、「数字」を選ぶ
- 「空欄不可」にチェック
- 「ユニークな値」にチェック
テーブル「Song」を選び、「__kp_Song_ID」のオプションを以下のように設定。
「入力値の自動化」タブ
- 「シリアル番号」をチェック
- 「次の値」を「11」
- 「データ入力時の値変更の禁止」
「入力値の制限」タブ
- 「常時」オン
- 「データの入力時にユーザによる上書きを許可する」のチェックを外す
- 「タイプ」にチェックを入れ、「数字」を選ぶ
- 「空欄不可」にチェック
- 「ユニークな値」にチェック
設定したら、「Album」フィールドに戻ります。
残りのフィールドにもそれぞれ課題があるのですが、今回は、Cover Artを表示することを主眼としているので無視します。
では、Cover Art用のフィールドを作りましょう。
フィールド名に「Album_CoverArt」と入力し
、タイプを「オブジェクト」にし、「作成」をクリックします。
これで画像を格納するためのフィールドができました。
「OK」を押して、データベース管理画面を終了します。
次回は、レイアウトを行いましょう。
FileMakerはテーブルを閲覧するために、レイアウトが必ず必要で、レイアウトを設定するために、それ専用のテーブル・オカレンスを用意する必要があります。
それが結構、FileMakerの独自性を支えている部分なので、レイアウトを紙上で構想するクセをつけましょう。
Excelを使って、欲しいデータの表の土台を作り、FileMakerにインポートし、今度はどのような形でそのデータを見たいのか。
そういうことを考えてるクセをつけるといいと思います。
北京原人でもわかるWindows入門
年賀状の印刷中に印刷機がフリーズしてしまった。
時折ある。
印刷機の電源を切って、パソコンも終了して、どちらも再起動しよう。
Wi-Fiの置いてある場所とわたくしのパソコンや印刷機が少し距離がある。
壁が厚すぎるのだそうだ。
解消する術もあるようだが、ほとんど活躍しない代物。
毎年不自由しながら愛用中。
機器を新しくするたびに使い方をマスターするのが大変で、前に今愛用のマックに変えた時本当に悲しくって困った。
Photoshopがマックでしか使えない頃はマック愛用でした。ところがWindowsがはびこってWindowsにもPhotoshopが対応して世の中ほとんどがWindows。それぞれとの互換性のこともありWindowsを長らく使っていました。
パソコンを新しくする時にふと迷いが起きてマッキントッシュを買ってしまった。もちろんパラレルでWindowsも使えるものですが、
参った‼️
Photoshopわたくしが使っていた時はバージョン3か、5まで、
新しくしたらもう、地球と宇宙の違い以上‼️扱えない。とても難儀をしました。今でも手こずっている。
その時、年をとってきたら機器は変えてはダメよ。と、忠告された。パソコン買い換える前に言ってよ。
我が家は娘家族はみんなマッキントッシュを愛用、仕事ではWindows。難なくこなしているからわたくしも扱えると過信をしていたの。マッキントッシュはフィーリングみたいなところもあるし、なんてね。
壁が厚かったな。
パソコン教室に真剣に通うつもりでした。ところがです。マッキントッシュの教室は無い。教えてくれるのは専門学校しかない。現実は厳しい。諦めて相変わらずの我流を押し通して長〜〜い‼️
フリーズといえば
壁のビオラ
フリーズして枯れかけているのがふた株。
あとは元気
そして心配していた河原ナデシコもささやかに咲いています。まだ多くの蕾を蓄えている。咲ききれるかな?
楽しみに致しましょう。
さて、パソコンと印刷機
ご機嫌がなおったかな。
なおって欲しいわ。
そろそろWindowsにも答えておくか
米国が、中国大手メーカーである
「ファーウェイ」製の通信設備について、国家安全保障上の問題がある、としてファーウェイ製品を排除しています。
基地局やスマホなどから、個人データなどが、ファーウェイを通じて、中国政府に横流しされるのでは?という懸念から、このような排除をしているようです。
日本政府も米国に右にならえで、通信機器の調達でファーウェイ製品の排除を決めました。
そして、ファーウェイの機器を導入しているソフトバンクは、政府の対応を受けて、今後の5Gに向けた設備だけでなく、現在稼働中の4Gの設備もファーウェイ製品を排除する方向で調整しているとの報道がありました。
ソフトバンクによるファーウェイ製品の排除は、今後のソフトバンクの利益に打撃を与えることは目に見えます。
このファーウェイ製品の利用を規制する背景として、ファーウェイの創業者が中国の人民解放軍に所属していた経歴にあると言われています。
米国は、ファーウェイが中国の政府や軍に近いことから、中国が、ファーウェイ製の設備や機器を通じて、盗聴や大規模なサイバーテロを画策しているのでは、という懸念があるようです。
実は、ファーウェイ製のスマホには怪しところがあり、何に利用するのか不明な空きポートが存在するとの報道があります。
中国政府が、この空きポートを通じて、データ流出や遠隔操作をするなどのサイバー攻撃を仕掛けてくる可能性もある、との専門家の見解もあります。
ポートについて説明すると、メールソフトとかブラウザとか各ソフトウェアは、ポートを通じて、インターネットと通信します。各ソフトウェアは決まったポートからしかインターネットに接続できないようになってます。
例えて言うと、アパートがスマホ、住人がソフトウェアで、部屋のドアがポートという感じです。それぞれの住人はアパートの1つの出入り口から出入りし、各部屋のドアには鍵があり自分の部屋しか出入りできません。空きポートというのは、鍵の付いていないドアがある空き部屋と同じです。(アパートの住所がIPアドレスで部屋番号がポート番号って感じです。)
もし、空きポートがあると、鍵の付いていないドアがある空き部屋がアパートにあるのと同じで、簡単に外から空き部屋に侵入されて「覗き・盗聴(情報漏洩)」とか「放火(初期化)」とか「時限爆弾(コンピュータウィルス)を仕掛ける」などの悪さをされる危険が生じます。これと同じことが空きポートがあるスマホにも起こるのです。普通のスマホは、不要なポートはないので、空きポートはありません。
なお、パソコンの場合は、初期導入時は空きポートがあるのですが、インターネットから侵入されないようにファイアウォールとかを導入し、使用しない空きポートを塞ぐのが一般的です。
そういえば、2013年に、中国のバイドゥが提供するパソコン向け日本語入力ソフト「バイドゥIME」で日本語変換した情報が、利用者の知らないところで、バイドゥのサーバに送信されていて「機密情報の漏洩」の恐れがあるとして、政府や民間で大問題になったことがありました。同じバイドゥ製のスマホ向け日本語入力ソフト「Simeji」も、日本語変換した情報をバイドゥのサーバに送っていたことが判明しています。
バイドゥは、クレジットカード番号や電話番号などの情報入手については否定していますけど、この事件で、中国企業の信頼低下を招いたことがあります。
中国企業については、何かと、政府が裏で動いているのでは?というキナ臭い噂が絶えないのてす。
こんな報道があると心配になってしまいますが、私は、中国政府が、ファーウェイの製品に何らかの仕掛けを仕込んでサイバー攻撃を仕掛けてくるなんて、手の込んだことをしてくるとは思いません。
だいたい、サイバー攻撃を仕掛けるときは、もっと簡単に出来る方法を使います。それは、既に知られているソフトウェアのバクをつく攻撃を仕掛けるのです。既に知られているバクをつく攻撃でも、ソフトウェアの修正プログラムが適用されていない不備のあるサーバとかパソコンとかが相当数あるので、この攻撃だけも、
打撃を与えることができます。
それに、中国政府がその気になれば、セキュリティが堅牢と言われているiPhoneだって、利用者の知らないところで「脱獄」という、iPhoneのプログラムを改変してAppleの許可を受けていない非公式のアプリや機能を使えるようにすることだって可能になってしまうと思います。要するに、iPhoneも簡単に攻撃される可能性がある、ということです。
WindowsだろうがAndroidだろうがiOSだろうが、どんなソフトウェアにも「バク」があります。完璧なソフトウェアなんて、絶対存在しません。必ず、セキュリティ上の問題点があるものです。
だから、ファーウェイの製品を排除したとしても片手落ちで、数ある脅威のうちの一つをなくすだけで、サイバー攻撃の対策としては、不完全だ、ということです。
今回の米国によるファーウェイ製品の排除は、明らかに中国に対する米国の嫌がらせなんです。国家安全保障上の問題でファーウェイ製品を排除するなんていうのは、ただの口実にすぎません。
結局、今回の騒動も、米国と中国の覇権争いの一つなので、他の中国製品にもイチャモンつけてくると思いますよ。
しかし、米国と中国の覇権争いは、すぐに収束するとは思えないですよね。ただ、徹底的に戦ってしまうと、お互いの損失が大きくなることはわかりきっているので、共倒れにならないように、どこかで手打ちをすると思います。
今、株価が低調なのは、どこで手打ちをするのかわからないので、米国と中国の手打ちがあるの?と、世界が疑心暗鬼になっているからだと思います。
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