知らないと損する偽物の歴史

映画「SING!」を観てきました！｡+.｡ヽ(*>∀<*)ﾉ｡.+。

イルミネーション・エンターテイメント作のアニメーション映画としては

前作の「PET」が私のなかでイマイチ・・・だったのですが、今回はやってくれました！

という感じで存分に楽しめました。

ストーリーやキャラクターももちろん楽しいのですが、

ちょっとしたシーンで使われている曲が、誰もが知っている有名曲ばかりなので、

洋楽ファンだったらクスッとできる場面がてんこもりです。

「あ、スーパーで流れてる有線があの懐メロ。。(ﾉﾟοﾟ)ﾉ」

「このBGM、あのボサノバの代表曲！Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！」

「このイントロ、ビヨンセだよね？？∑(ﾟДﾟ)」

みたいな。。

あと、劇中たびたび登場するレッサーパンダの5人娘がどう見ても

ジャパニーズアイドルっぽくて、J-POPって世界でマジョリティにはなれなくても

ある程度認知されてるんだなあと思った。。

きゃりーぱみゅぱみゅ歌ってるし・・・( ´艸｀)

でも「ワレワレハ　コノショーデアルコトガ　トテモ　シアワセデス」って日本語としてどうなの？？

っつーことでSING!観ました記念にTori Kelly演じる象のミーナが歌う、「Don’t you worry bout a thing」を翻訳してみようと思います。

[About the song]

スティービー・ワンダーが1973年に発表した曲のカバーです。

その後も多くのアーティストがカバーしています。

歌い手のTori Kellyは、22歳と若いけど、アーティストとしてのキャリアは意外に長くて

子供のころから色々なオーディション番組やコンテストに出場したけど売れるまでに至らず、、

自分でコツコツ、曲やカバー動画を作ってはYouTubeにアップし続けた結果

ようやっと22歳でブレイクした苦労人だそうです。

こんなに可愛いし歌唱力もあるのにね。。

どんなに才能がある人でも下積みが大事なのね(人´∀｀*)

[Translation]

Everybody’s got a thing

誰だって何かしら抱えてる
But some don’t know how to handle it

中にはどう対処していいか解らない人もいるわ
Always reaching out in vain

いつだって無駄に動いて
Just taking the things not worth having

意味のないものを手にして終わるの

But don’t you worry ‘bout a thing

でも心配しないで
Don’t you worry ‘bout a thing, mama

心配しないでいいのよ、ママ
‘Cause I’ll be standing on the side

あなたが必要なとき
When you check it out, oh
私が側にいてあげるから

They say your style of life’s a *1 drag

あなたの生き方はくだらない、
And that you must go other places

夢をあきらめなさいと言うやつもいる
Just don’t you feel too bad

でもどうか気を落とさないで
When you *2 get fooled by smiling faces
偽物の笑顔に騙されたとしても
Don’t you worry ‘bout a thing

心配しないで
Don’t you worry ‘bout a thing, baby

心配しないでいいのよ、ベイビー
‘Cause I’ll be standing on the side

あなたが必要なとき
When you check it out

私が側にいてあげるから

Don’t you worry ‘bout a thing
Don’t you worry ‘bout a thing, yeah
Come on!

Everybody needs a change

誰もが変わりたいと思ってる
A chance to check out the new

新たな機会を覗っているの
You’re the only one to sees

現状から抜け出すために何が必要なのかは
The changes you take yourself through

あなただけにしか解らない
Oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh
 

[Notes]

*1 drag: 　よく使われるスラングですね。ここでは「退屈な・面倒な・うんざりする（人/物）」という意味の名詞で使われています。動詞のdrag「（重荷を）引きずる」という意味が転じてこういう使われ方をしてるんじゃないかなあ・・・。多分。

*2 get fooled:　「騙される」。他動詞のfoolというと「ばかにする」のイメージが私の中では強いのですが(^ ^ ;)、「騙す」という意味もあるそうです。

[訳者感想]

英語も内容も普遍的かつ平易で、かなり訳しやすかったんだけど翻訳する側としてはちょっと面白みに欠けたかなあ・・・と思います。

もっと固有名詞とか、変わった表現とかが入ってたりすると文化的な背景が調べられたりして面白いんですけどね。曲自体はノリノリでとても楽しい曲なので、通勤時のおともにしようと思います♪

FAKE LOVE MV考察

重要な部分だけ抜粋して解説していきます。

MVはスメラルドの花から始まります。

容器が洋風のランプに似てます。美女と野獣のバラにも似ています。

足して二で割った感じでしょうか。

美女と野獣のバラは、花びらが散ったら野獣(王子)の息が耐えます。

ランプは燃え尽きたら明かりが消えます。

それと同じように、スメラルドの花も散ったら何かが終わります。

ジンが部屋に降りかかる災いからスメラルドを必死に守っているシーン。

自分を盾にしてまで抱え、守っています。

スメラルドの花言葉は「伝えられなかった本心」

伝えられずにいる本心を守っている→いずれ伝えたい　ということ

Euphoriaの最後

“ヒョン、それで最後ですか？何か僕にかくしてることはありませんか？”

伝えられなかったことはおそらくこれです。

では、何を伝えられなかったか？

オメラスの犠牲としてジョングクを選び、轢いた事です。

なんにせよ、スメラルドは物語の鍵です。

ジンがカーテンを閉めるとジョングクにもカーテンの陰ができることからこの二人はリンクしていると解釈します。

この二人が今回の主人公です。

ジンは何か救いようのない現実から目を背けるように虚な目でカーテンを閉めます。

ジョングクはどこか恨めしそうな鋭い目でこっちを見ています。

ジョングクのいる暗い場所はオメラスの地下室。

ジンが目を背けたものは、オメラスの犠牲となっているジョングクです。

目を背けたのはジョングクの犠牲があるおかげで平和が保たれているということを知っているから。

ジンの目はカーテンに反射していて、同心円の蛇の目になっています。

蛇で思いつくのは旧約聖書。アダムとイブが口にしてはいけない禁断の果実(りんご)を、蛇にそそのかされて口にしてしまうというエピソード。

禁断の果実は＃2 LIEでジミンのマクガフィンとして出てきました。

LIE (嘘)ということで、人類で最初の嘘をついたカインがジミンということ。

なら弟アベルはホソクでしょう。

…と話を戻します。

同じタイミングで何かに気付き反応する二人。

表情的にもコンセプト的にも反応の先は良いものではないでしょう。

メンバーがテヒョンから広がっていきます。

テヒョン

ユンギ

ホソク

ジョングク

ジン

ジミン

ナムジュン

の順です。

テヒョンが全員を操っているようにも解釈できます。

なんにせよテヒョンは黒幕です。

それぞれのメンバーと何かしら過去に登場したものも出てきました。

ナムジュンと女の子が乗っていたバスのつり革

偽りの愛は消えてつり革だけが残りました

先程解説したジンとスメラルド

highlight reelでは束になっていたスメラルドが一輪になっています

Singularityでテヒョンが口付けをしたのも一輪のスメラルド

ユンギと木製のピアノ

一緒にいた女の子のギターを投げています。その愛が偽りだったと気付いたから

ホソクと遊園地のアミューズメント

彼と母親の思い出の場所であり、辛い記憶が生まれた場所でもあります

ジミンと洗面器

私の考察で水が愛を揶揄しているとしたら、過去にバスタブで溺れたジミンは愛に溺れていたということになります

今回は蛇口を閉めて水を止めています。

偽りの愛なんてもういらないから

テヒョンとスマートフォン

highlight reelではスマートフォンをゴルフクラブで飛ばし廃棄していました

7人が連絡を取れる唯一の手段だったのにも関わらず、意図的に

テヒョンは黒幕です。

メンバーを操り苦しませているのもテヒョンです。

今までも、そして今も。

でも何故テヒョンがメンバーを苦しませるのか？？

それはまだ断片的にしか考察できていないのでいずれ書きます(ごめんなさい)

それぞれアイテムだけが残ったりボロボロだったり

まるでホログラム(見せかけ)が解けたよう

これも色あせて禿げてますがどことなく似ています

承と轉は同じ物語で、繋がっています

「これこそTRUE LOVE」と歌っていたものが「FAKE LOVE」になりましたね

ストーリー解釈はたくさんありますが要は本物が偽物だったということです

続けます

ジョングクが一人オメラスから外で起こっていることを見ています

そして何かを見つけ、走りだす

オメラスの地下室から出てしまいます

しかし犠牲を失ったオメラスの平和は崩れていきます

ジミンには水が迫り

ユンギには炎が迫ります。

しかし二人とも逃げようとせず、この状況を受け止めています。

どういうことか？

ジョングクが犠牲から逃れ自由になることを認めたのです。

偽りだった愛

犠牲の上に成り立った平和

嘘で偽っても運命からは逃れられないことに気付いたのです。

ユンギは過去に自ら炎にまかれ命を断とうとし、

ジミンも自ら水に溺れて命を断とうとしました。

全ては過去の自分の過ちだったのです。

ジンが時を戻して救ってくれましたが

それも結局はジョングクの犠牲ありき。

過ちはやり直せない

辛い記憶は嘘で偽っても仕方がない

運命は変えることができない

それにやっと気付き、自分の運命を受け入れることを選びました。

結論を出してしまうと

< p>愛は偽りきれない

過去は変えられない

運命からは逃れられない

“YOUTH IS NOT COMING BACK”

青春は戻らない

そういうことです。

ではどうしたら本当の安らぎを手に入れることができるのか？？

「LOVE YOURSELF」

彼らはこの大きな物語を通してそれを伝えようとしているのではないでしょうか？

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長くなるので一旦ここで切ります。

また次で会いましょう

アンニョン〜👋