真っ赤についてネットアイドル100人に訊いてみた
「いやぁっ♪いい風呂だったぁ!!マジ最高だな、ここ」
腰にタオルを巻いて浴室を出ようとしたところ。
一瞬、目の前が真っ暗になった。
バサッと別のタオルを頭に被せられ、ワシャワシャと髪や背中の滴を手早く拭き取られた。
「お、おい?そこは、やたら雑じゃね…
んんっ、ぬぉわっ!?」
思わず間抜けな声が飛び出した。
頭上のタオルを剥ぎ取られたかと思えば、今度は真っ正面から上半身を力強く抱き寄せられ、俺の顎が潤の左肩とぶつかった。
「やっぱり俺、もう、待てない…」
三本鎖柄の浴衣に 茶羽織をまとった潤が、低い声で呟いた。
「ばか…濡れるぞ?せっかくの浴衣…」
「いい」
俺の制止を遮るように、潤の手のひらが俺の頬に添えられ、唇を強引に重ねられた。
積もり積もった熱い想いが一気に溢れ出したような。どこか切なく、どこまでも深く、果てしなく濃厚な口づけだった。
…
ようやく、名残惜しそうに唇を離した潤が、うるんだ瞳で俺を見つめた。
「翔くん…何から言えばいいか、よくわかんないん…だけど………。
俺、あなたが好き…。大好きだよ。好きすぎて気が狂いそうになるくらい。独占欲で押し潰されそうになるくらい。あなたを…愛してる。
あなたがいたから、ここまでやって来れた。本当に。ほんとにありがとう、いつも、いつも………ありがと…」
「潤………」
ふぅ~、と息を整えた。
「こっちが言おうとしてたこと、全部 盗んなよ。言うことなくなるじゃねぇか」
「えへへ、ごめっ。早い者勝ち」
マジ告白のあとで急に恥ずかしさが込み上げたのか。どっちが風呂上がりなのか分からないほど、潤の顔は耳たぶまで真っ赤に上気していた。
お互いの意思を通い合わせ、俺は黙って潤の手を取った。迷わずベッドのほうへ向かおうとしたところ、潤の握る手が 僅かに俺を引き戻した。
「こっち」
「え、なんで」
ここまでの主導権はすべてにおいて、潤に分(ぶ)があった。
「ふふふっ…。畳に浴衣、だよ?まずは『和』を堪能しようよ」
さっきまでなかった布団が2人分、行儀よく並んで敷かれていた。
「あらら、どこまでも用意周到なことで」
潤の完璧なお膳立てに ちょっとだけ悔しくなった俺は、少々手荒に潤を布団に横たわらせた。
=====
おしまい。(えぇっ???ここでー!?)
まだまだ書き足りないけど
今回はひとまず、これにて。
間に合わなくてごめんなさい。
でも言わせてください!
翔くん、37歳のお誕生日おめでとう❤️
翔くんへ、嵐の5人へ、
そして読んでくださったすべての皆様へ、
精一杯の愛と感謝を込めて。 ことね。
真っ赤バカ日誌8
ランチはフードコート。
またラーメンが食べたくなって今日は京都のラーメン。
背脂醤油。全部のせ。
スープが濃厚。
妻は真っ赤な辛みそラーメン🍜
この後このエプロンにスープが飛び跳ねて凄いことに。子供みたいな妻だ😅
みんなの真っ赤
K「なんだって?」
キュヒョンさんが、
怖い顔をした。
K「お前……ゲイだったのか?
お前の奥さん、
ちゃんと女性だったじゃないか……」
キュヒョンさんが、
ますます怖い顔になった。
キュヒョンさんは、
男色嫌いなのかな……
C「ゲイってわけじゃないよ。
ただ、
ユノを好きになったんだ。
好きになったユノが、
たまたま、
男性だっただけだよ。」
Y「チャンミン……」
K「いきなり男を好きになるなんて……
変じゃないか……」
C「変じゃないよ。」
チャンミンは、
ムッとした。
K「お前……
なんか……
こいつに、騙されてるんじゃないのか?
脅されたりしてるんじゃないだろうな?」
C「そんなことないよ。」
チャンミンの口調が、
キツくなった。
まずい……
これは、
まずい展開なのかな……
チャンミンが、
庇ってくれるのは嬉しいけど、
同僚さんと喧嘩は、
よくない。
とりあえず……
Y「チャンミン。
キュヒョンさんに、
中に入ってもらったら?
お腹すいたし……
みんなで、
ご飯食べようよ。」
C「あ…ああ…そうだな。
キュヒョンあがれよ。
飯、食って行かないか?」
K「食う……」
キュヒョンさんは、
怖い顔のまま、
家の中にあがった。
腹が減ってると、
お互いイライラして、
ちゃんと話ができない。
みんなで、
ご飯を食べて満腹になってから、
じっくりキュヒョンさんと、話そう。
『チャンミンと、
お付き合いしてます。』って、
『騙しても、
脅してもいません。』って、
ちゃんと、
解ってもらおう。
俺は、チャンミンを手伝い、
夕食の支度をした。
キュヒョンさんは、
そんな俺達を、
居間のソファーに座り、
じっと見ている。
料理上手なチャンミンのおかげで、
テーブルの上には、
あっという間に、
たくさんの料理が並んだ。
K「すごい……」
キュヒョンさんが、
驚いてる。
Y「チャンミンって、
料理作るのうまいんだ。
早いし、上手なんだよ。」
俺は、なんだか、
チャンミンの料理を自慢したくなって、
キュヒョンさんに、
話しかけた。
K「知らなかった……」
C「たいしたことないよ。
でも、よければ、
たくさん食べてくれ。
ビールでいいか?」
K「うん。」
Y「あ、俺、注ぐよ。」
最初、
ビールをガラスのコップに注ぐのは、
難しかった。
陰間だったころ、
お客さんに、
たくさんお酌をしたから、
お酒なら、
上手に注げたげど、
ビールは、俺の知ってるお酒と、
全然違った。
ビールって、
気をつけないと、
すぐ、あふれる。
それに、そ~と注がないと白い泡だらけになる。
俺がお酌をしようとすると、
C「そんなことしなくていいよ。」
って、チャンミンは、
言うんだけど、
俺がチャンミンに、
ビールを注いであげたかったんだ。
そんで、
「お疲れさま。」って、
言いたかったんだ。
だから、
チャンミンがビールを飲むとき、
注がせてもらって、
たくさん練習した。
チャンミンと、
キュヒョンさんのグラスに、
ビールを注いだ。
やった!
上手にできた。
C「ユノ、ありがとう。」
K「ありがとう。」
キュヒョンさんも、
お礼を言ってくれた。
嬉しい。
C「ユノも飲む?」
Y「うん。」
チャンミンが、いつもの、
イチゴサワーを、
プシっと、開け、
俺のグラスに注いでくれた。
お酒は、あまり強くないが、
これは、甘くて美味しい。
C「では、乾杯。」
チャンミンが、
ビールのグラスを差し出した。
俺とキュヒョンさんは、
チャンミンのグラスに、
チンと、グラスを合わせた。
Y「チャンミンも、
キュヒョンさんも、
お仕事お疲れ様でした。」
C「ありがとう。」
キュヒョンさんが、
ちょっとびっくりした顔をした。
K「あ…りがと…」
C「さ、食べよう。」
チャンミンの合図で、
みんなで、
ご飯を食べ始めた。
チャンミンがたくさん食べるのは、
いつものことだけど、
キュヒョンさんも、
たくさん食べた。
キュヒョンさんは、
どの料理も「うまいうまい。」と言いながら、
食べてくれる。
俺は、ますます嬉しくなってしまい、
自然と、頰がゆるんでしまった。
Y「チャンミンの作るご飯は、
どれも美味しいんだよ。
たくさん、食べてな。」
と、キュヒョンさんに、
笑いかけた。
キュヒョンさんは、
お箸を咥えたまま、
しばらく俺の顔を見ていたが、
K「うん、ありがと……」
と、つぶやくと、
また、
たくさん食べ始めた。
あれ?
キュヒョンさん、
顔が赤い。
ビールで酔ったのかな。
C「キュヒョン……
真っ赤だぞ……」
チャンミンが、
クスクス笑いながら、
キュヒョンさんに言っている。
K「うるさい!」
C「だめだぞ。
ユノは、僕のだ。」
K「解ってるよ。」
え?
K「お前ら、
いつから付き合ってるんだ?」
キュヒョンさんが、
チャンミンに聞いた。
C「ん~
けっこう前から……」
K「じゃあ……
入院したり、
韓国に帰るだなんだ言ってた時は、
もう、付き合ってたのか?」
え?
入院?
入院って、
病院に泊まることだよな。
たしか……
病気になって、
治らない人が、
病院に泊まるんだ。
Y「チャンミン……
入院してたのか?
どこか悪いのか?
病気なの?」
キュヒョンさんが、
「えっ?」て、顔をした。
Y「いつ?
チャンミン、いつ入院したんだ?
ひょっとして……
俺が、閻魔様のとこに、
いた時?」
K「閻魔様?」
C「え~~っと、
あの時は、
ちょっと、
ユノは、日本にはいなかったんだよ。」
Y「チャンミン……」
C「でも、
僕の所に、
帰ってきてくれて、
今は、一緒に暮らしてるんだよ。
ね?」
K「そうなんだ……」
Y「チャンミン。
病気は、治ったのか?
大丈夫なのか?」
俺は、チャンミンに聞いた。
病院に泊まったなんて……
もし、
チャンミンが、
悪い病気だったら……
どうしよう……
鼻の奥が、
痛くなってきた。
C「大丈夫だよ。
たいしたことなかったんだ。
もう、なんともないよ。」
Y「ほんとか?」
チャンミンは、
頷いた。
C「ほんとだよ。
ユノが、帰ってきてくれたから、
元気百倍だよ。」
チャンミンが、
綺麗に笑った。
Y「よかった……」
俺は、
思わず、
涙が、
ホロリとこぼれた。
C「ユノ……
大丈夫だから……
泣かないで……」
K「わわ……
ユノさん……
ごめん……」
なぜだか、
キュヒョンさんが、
俺に、謝った。
続きます。
チャンミン……
治ったのか?
よかった……
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ほんとは嫌いじゃないくせにね