VTuber使ってます?口コミや感想もたくさんあるよ♪

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VTuberは三度の飯より美味い

昨日3月27日をもって、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」さんと共同で放送していた「にじさんじのくじじゅうじ」Season2の最終回が終了しました。ご視聴いただきましたみなさま、本当に有難うございました。

スタッフである僕自身、いまだに夢から覚めないような気分です。Twitterでエゴサ(?)をしたり、「にんげんっていいな」をリピートしたりして、無為な時間を過ごしています…。いや、ほんとにね…。

にじくじは、AbemaTVが製作(予算・企画・プロジェクト進行管理)、株式会社共同テレビジョンさんが制作(企画・台本・編集・撮影)、株式会社キッズプレートさん&バーチャルキャストさんがVR技術を担当された、計50名近いスタッフで構成されたチームでした。

(ちなみに総合演出の井川さんは孤独のグルメの監督で知られるような一流スタッフさん、VR技術を担当されたキッズプレートの茂出木さんも、VR界隈に知られるスーパーVRおじさんでした)

僕はプロデューサーとして参加しておりましたが、プロデューサーとして感じたことを、ちょっとだけお話できればと思います。なお、ライバーに関する情報はありません。

まず、僕がプロデューサーとして一番にみなさんにお伝えしたいことは、「にじさんじ」ファンのみなさんへの感謝です。

「VtuberがiPadから谷中銀座を街ブラする(with 番組AD)」「Vtuberをバッティングセンターのピッチャーにする」など、かなり攻めた企画も多かった番組でした。はじめは、こうした試みがファンの方々に受け入れてもらえるのかどうか、不安でした。

しかしいざ放送をしてみると、有難いことに大反響。視聴者のみなさまは拒むどころか、面白がって「いいぞ、もっとやれ」的なご様子。

こうした新しい試みが、ネガではなくポジに広まっていくことができたのは、ライバーご本人たちの性質に加え、そのライバーたちと一緒になってファンの方々が作り上げた「にじさんじ」をつつむ雰囲気が明るく、寛容な文化だったからこそだと思います。

この、にじさんじをつつむ明るくて寛容な雰囲気は、誰かがそうさせようとして生まれるようなものではなく、ライバーとファンのみなさんが時間をかけて自然に作り上げてきたもので、本当に素晴らしい財産だと思います。

そうしたにじさんじのメンバーと、そしてファンのみなさまと一緒に番組を育てることができたこと、改めて本当に、ありがとうございました。

ただ、僕個人の心残りもありました。それは、

①プロデューサーとして、2期から大きく番組を変えて、様々な挑戦を行いたかったが、今回の事情がありできなかった。

②「にじくじ」が、ファンのみなさんにとって「問題ないもの」にはなったかもしれないが、新規のファンを呼び込むような、なにか「新しいもの」を生み出せたかというと、もっとできたことがあったかもしれない。

この2点が、自分の中の反省点というか、もっとこうできたかもな、というところです。

同じタイミングで終了した『バーチャルさんは見ている』が奮闘していたように、僕らの「にじくじ」も、もっと新しいことに挑戦し、この文化がさらに多くの人たちに広まり、深まるようなコンテンツにできれば・・という思いでした。

ちなみに、先日の「バーチャルピッチャー・月ノ美兎に挑め!」では、現場のスタッフとして私も参加していたのですが、いくつかご質問をいただいたことがあったので、こちらでも書いておこうかなと思います。

いただいたご質問

Q 虚無おじってだれ?

A 番組のADです。AbemaTVではなく、制作の共同テレビさんのスタッフさんでした。実はADさんのなかでも抜群に仕事ができます。

Q 虚無おじって喋らない?

A 喋りません。

Q 毎回かなり大変そうでした。

A そうなんです。実は、放送数分前まで何かが動かない、パソコンが落ちるなどが連発し「今日は放送できないかも」という本気の緊急事態が数回ありました。AbemaTVも一応テレビ局なので、放送はなんとしても死守しなければなりません。僕も責任者として、サイバー歴の中で1・2を争うほどヒヤヒヤしました。お腹がぎゅるぎゅる鳴るし、血の気が引いて体が寒くなる経験をすることになるとは…。

それでもVR技術を担当してくださった株式会社キッズプレートさんの頑張りで、毎回ピンチをどうにか乗り切ることができました。国内で(世界で?)毎回合計十数名の3DのVtuber/バーチャルカメラマンが生放送で動くコンテンツは、にじくじぐらいだったんじゃないかなと思います。

Q お金結構かかりましたか?

A かなり頑張らせていただきました。

Q 「ベストバーチャル女優賞」で起きた、委員長のあれは一体?

A スタッフ側の連係ミスによる、スイッチャーさんの押し間違えでした。人為ミスです。それにしてもあの美兎ちゃんかわいかったですね…すみません反省してます。

Q 最後のエンディングカラオケは一体?

A ほかにもsupercellさんの「君の知らない物語」とか用意していたのですが、ライバーさんたちと打ち合わせした結果、あのような形になりました。

あと・・・ライバーさんについては書かないといったのですが、1つだけ。

しずりん先輩からメッセージをいただいたとき、泣いたフリをされていたようなシーンがありましたが、僕も直接聞いたわけではないのですが、あれはどうやら、本当に感極まっていらっしゃったようでした。なんというか、しずりん先輩らしいエピソードだなと、うるっとしてしまいました。

さて、ぼくは番組を始めることをきっかけににじさんじ沼にがっつりハマったので、これからは1にじさんじファンとして見守っていければと思います。にじくじ7以外だとかざちゃん、美玲先生、ロアちゃん、詩子お姉さん、で
る様、にじレジ、リオン様推しです。コウくんも好きです。ギバラさんといぬいさんもハマりたいですが時間がありません。にじそうさく02も100%一般参加しますので、参加サークルのみなさま、そして来場予定者さん、当日は存分に楽しみましょう。

いや、本当に奇跡の連続のようなプロジェクトだったんです。普通「テレビ屋」の人たちはこういった文化に理解を示さずある種テレビ的に作ってこれが正しいんだよとなり、ファンとの間で溝が生まれたりしますが、共同テレビさんのスタッフさんたちはみんな慣れないVの配信を見たりTwitterを追ったりして、だんだんと理解が深まっていったり、毎週現場でVR技術の事故が起きるのにすべてキッズプレートさんが解決してくれたり、ライバーのみなさんが本当に本当にいい子たちばかりだったり・・・・・言い出すときりがないのですが、本当に恵まれていました。

以上です。本当に本当に、いままでありがとうございました。

こんな気持ちにさせてもらえる「にじくじ」に出会えたことが、僕にとっての宝物です。

これからのVtuber界、そしてにじさんじの発展を、祈願いたします。

2019.3.28 飯塚直道

VTuber愛好家倶楽部通信♪

ども。寝ずっちです。
突然ですが、皆さんは超人女子戦士ガリベンガーVというテレビ番組をご存知ですか?
Vtuberと一緒に科学を解き明かしていく、という内容の番組なんですが

これがなかなか面白い。
普段は朝ドラしか見ない僕が、久しぶりに録画したバラエティー番組です。
皆さんも是非チェックしてみてくださいね。
テレビと言えば、最近ではVtuberがテレビに出演するのも珍しいことではなくなってきましたよね。
TwitterやSNSで多くのファンがVtuberのテレビ出演に喜んでいたり、
その実況がトレンド入りしていたりするのをよく見るようになりました。
なんだかんだ、テレビの影響力は大きいですね。腐っても鯛
しかしVtuberのメディア露出が増えるにしたがって、様々な課題も浮上してきます。
例えば…
『Vtuberへの世間の理解が足りていない!?』
今熱心にVtuberを追っている方でも、
CGの中に現実の人間が入っている、とは最初は思わなかった人もいるんじゃないでしょうか。
テレビで初めてVtuberに触れる人も同じで、
初見では事前に用意されたアニメーションのようにしか見えません。
「アニメは子供が見るもの」
という認識が未だ多数派の世の中です。
Vtuberも同じカテゴライズをされるわけですから、
当然偏った目で見る人もいるでしょう。
そういうのもあってか、世間のVtuberに対する扱いはまだまだ “色物” の域を出ていないように感じます。
たまに情報番組で特集が組まれると、
ワイプに映る雛壇芸人は檻の中の動物を見るような目をしています。
同じ色物のゆるキャラマスコットみたいに見えるのかもしれないですね。
テレビ以外でも、イベントや案件ではまさにゆるキャラと同じ要領で

客寄せパンダのような扱いをされてることがあったりなかったり。
そんな感じでプチ炎上した案件が最近ありましたね…
閑話休題。
ネット上では一世を風靡したVtuberですが、
ブームから一年経った今でもまだ世間の理解とは程遠い場所にあり、
まずはVtuberの概念から説明しなくてはならないというレベルの認知度です。
しかしご丁寧にその説明をして時間を食ってしまい、
各Vtuberがどんな人物なのかという紹介がおざなりになることもまた多いんです。
僕はずっと以前から唱えているんですが、
結局のところVtuberにおいて一番大事なのは中の人の個性です。
たしかに第一印象は人の好感を得るのに大切な要素ですが、
いくら見た目を取り繕っても、
内面の魅力が伝わらなければ真の好意は得られません。
現実の人間関係もそうですよね。
Vtuber事情を知らない層からすれば、それらは全て等しくただの絵に過ぎません。
だから文化の背景だけを説明したところで一人一人の魅力は伝わらないし、

それ故にVtuber自体に惹かれることもないんです。だって絵じゃん。
では、メディアがVtuberの魅力を伝えるにはどうすればいいんでしょうか?
それは…
『他のキャストと平等に扱う!?』
Vtuberという肩書きを強調するのがそもそも間違いなんです。
特殊なものとして扱うことが色眼鏡で見られる原因ですから。
人間とVtuberを平等に扱い、同じ出演者としての役割を振る、
つまり人とVtuberの垣根を無くすことで、
自然とその魅力は伝わるようになると思います。
そういう意味では、去年キズナアイ氏に他の共演者と同じようにコメントを求めた “サンデージャポン”
通常の出場者と同様に扱った “バーチャルのど自慢” などは
とても良い番組だったと感じました。
そして、この “平等” を完璧に実現している
とてつもなく面白い番組が最近始まったんです…
その名も…
『 超 人 女 子 戦 士 ガ リ ベ ン ガ ー V 』
この番組では毎回ゲストのVtuber3人を呼んで、
与えられたテーマに関してトークを繰り広げていきます。
司会の小峠さんがズバズバツッコミを入れていくのでゲストがボケを入れやすく、
故にゲストがどういった人柄なのかが分かりやすいんです。
小峠さんはMCでアイドルと絡む機会が多い人なので、

そういった相手の性格やアピールポイントを引き出すのは得意なんでしょうね。
会話のテンポが良いので実際にその場でゲストとやり取りしている感もあり、
ただのアニメーションではないことも伝わりやすいです。
また、特徴的なのが “Vtuber” という単語にほとんど触れないという点です。
一応、数少ないバーチャル要素として北極に行ったり南極に行ったりはしますが。
基本的にゲストへの接し方がアイドルへのそれと同じで、
Vtuberだからといって変に特別扱いしたりしないんです。
これ、Vtuberにとって理想的な番組だと思いませんか?
バーチャルという言葉に囚われず、あくまで「タレント」として活動できる環境作りが、
Vtuberを世に普遍化させるための近道になるんじゃないかなーと僕は思いますね。
そんな “Vtuberのタレント化” を体現した番組…

『 超 人 女 子 戦 士 ガ リ ベ ン ガ ー V』
テレビ朝日にて毎週木曜日深夜25:29~放送中!
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あなたのVTuberを見てあなたを見つけてくれる人は必ずいます。

Vtuber史上最強の神番組ともっぱら(僕の中では)評判の「超人女子戦士ガリベンガーV」が、
4月以降も番組を継続することを発表し、さらに4月6日に初の1時間特番が放送されることが決まりました。
特番には、レギュラー出演している電脳少女シロちゃんに加えて “ミライアカリ” “猫宮ひなた” “月ノ美兎” が出演するとのこと。
これまではシロちゃんとその後輩であるアイドル部を中心とした番組でしたが、
ここに来て外部のVtuberをゲストに招くということで、界隈から注目が集まっています。
でも僕的には特番が決まったことよりも、番組が継続することの方が嬉しかったり。
なんでも4月の改編期を乗り越えられずに打ちきりになってしまう深夜番組は多いそうな。
その中で生き残った、ということはかなり根強い人気と視聴率があったということですからね。
番組を見ている支持層の厚さが伺えます。
実際、Twitterでは放送直後から朝方にかけてトレンドに載り続けるほど、
実況が盛り上がっています。
この番組の主な視聴者は、シロ組(電脳少女シロのファンの通称)ないしアイドル部ファンです。
彼女らの YouTube Live の視聴者数は平均5000人程度、コラボ配信では1万人を超えるほどの人気なので、
実質コラボになっているガリベンガーの視聴率が高いのも頷けます。
さらにこの盛り上がりを後押ししているのが「TVer」「GYAO!」「テレ朝キャッチアップ」などの動画配信サイトの存在。
本来、この番組は関東圏でしか放送されていないのですが、
上記メディアが各1話ずつ1週間配信しているため、地方でも見られるようになっています。
番組スタッフの気遣いが心に沁みますね。
サイキ道もネット配信してほしいなぁ!!
そういう理由もあってか、ガリベンガーは深夜番組にしては異様な人気を誇り、
みごと春の改編期を乗り切ったわけです。
Vtuberの地上波進出が進む昨今、残念ながら打ちきりになってしまう番組もあったりします。
そんな中、ここまで大躍進しているガリベンガーはVtuber界の期待の星と言ってもいいでしょう。
これからも末永く続く番組であってほしいですね。
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