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札幌市の公営プールは、1年ほど前のスポーツ部の調査で、日本一利用制限の厳しいプールとなっています。

プール前提は、25Mプールで利用時間は17時まで、水深は通常の1.1mから1.4ｍ、流水造波等の設備はないものです。

スポーツ部の考えでは、「万が一事故が起きては取り返しがつかず、安全第一でやっているので特に問題はなく規制を緩和する予定はないそうです。」

昨年まで、多くの子供の頭上を競技用のスキーを持ってリフトに乗せていても、「事故が起きていないので、安全上問題ない」と言っていた人たちの言う台詞かと思います。

道内外の政令指定都市・中核都市のプールの利用規制について調べた結果、親の同伴が必要になるのは、概ね半数が未就学児、

残りの半数が小学3年生を中心に２～４年までの小学生となっておりました。

また、保護者と同伴できる人数も小学校に上がれば、制限なしが大半で、多くも2年生までなら２人、４年生までなら３人となっていました。

では、札幌市の規制はと言うと、6年生まで保護者の同伴が必要でその人数も2人までです。

５～6年生が規制の対象となっているのは札幌市だけでした。

なお、安全性を理由に規制を厳しくしているのなら他市での事故事例があるのか聞いたところ

整備不良、心臓発作等突発性の体調不良等を除いて、一般開放時における事故はありません（把握していませんでした）。

スキーと同じ理屈で言えば事故が起きてないので良いはずです。

なぜ、こんな厳しい規制になっているかと言うと、パート監視員がまともに泳げないからです。

現在、パートの監視員の泳力は自己申告で25Ｍ以上泳げることです。

ただし、あくまで自己申告で、確認はしていないそうです。

虚偽申告で泳げない監視員がいる可能性も大いにあります。

子供達には自己申告は不可で、目の前での検査を課しているのに不思議です。

万が一の場合、歩いて助けに行けばいいので、泳げる泳げないは重要な要素ではないそうです。（元プール館長）

また、パートの監視員だけでなく職員の大半も泳げず、水泳の事は全く分からない理解できない素人同然の人が大半のようです（私見です）。

小学生の利用者には、泳力検査で100ｍ泳げると、完泳コースの利用はできますが、ウオーキングは危険という事で認められていません。

さらに、泳げない上に監視業務も片手間です。

他の業務をやりながらなので、私が監視室に用事で行っても来たことに気づかない事もありました。

監視塔があるのに私が行く時間帯ではなぜか使っていませんでした。

使う様に言っても使わないので理由を聞くと、「監視の人数が少ない」「必要性がない」という意味不明なものでした。

私から言わせれば、きちんと（泳力・救護）能力のある監視を必要な人数そろえて、監視塔もきちんと使い、真面目に業務を執行し、子供への利用制限は最低限にするのが筋です。

いつもの事ですが札幌市スポーツ部の考える事は理解できません。

本件については、以前オンブズマンに苦情申し立てをしましたが、（50ｍしか）泳げない高齢の弁護士が問題ないと判断したので、

スポーツ部はお墨付きを得たと胸を張っています。

札幌市の子供たちの特に冬場の運動不足が問題となっているのに、状況を少しでも改善しようと言う気持ちは札幌市スポーツ部には

微塵もないようです。

市民として情けないです。

札幌市営プールでまともに使えるのは平岸プールぐらいです。

トラブル事例

①　豊平公園プール

当時小6、小4、年中（ヘルパー使用）でウオーキングをしていると、、先頭の長男が笛を吹かれ上げられました。

理由を聞くと危ないからの一点張り

とりあえず泳力検査を受けてクリアすると、今度は身長（肩が最深部の1.35ｍ）が基準に数センチ達してないので、ウオーキングコースの利用不可とのことでした。

館長を呼び出し、子供にウオーキングの実演をさせ、何処が危険か説明させても、「危険だ。危険だ」の一点張り。

いつものことですが具体的な説明はなし。

結局、交代で二人づつウオーキングするか、長男が別コースの完泳コースで泳ぐかの2者択一になりました。

やむを得ず、長男は完泳コースで泳ぐものの、来館目的と一致せず、つまらないと言って、すぐに3人で水深45㎝の幼児用プールで遊ぶ羽目になりました。

この時は6年生も水深45㎝の幼児用プールでやむを得ず遊ばせ帰りました。

45㎝の水深で、６年生は滑ってコケると危険なので浮島に寝そべるか床に座っている程度でした。

同様に行き場のない高学年が幼児用プールで走り回るので、幼稚園児を連れての幼児用プールの利用はとても危険な時もよくありました。

本人もきけんです。

このことを言っても取り合ってもらったことはありません。

②　清田区プール

当時小１、年中で（ヘルパー使用）でウオーキングしていると危ないのでやめてくれ、

理由を聞くと、ウレタンの入っていないヘルパーは万が一破れると危険という事でし�
�。

全く、言っている事の道理が理解できませんでした。

（今はよく理解できます。何かあった場合監視に対応能力がないですし、監視も片手間にしかやっていないんですから）

さっぽろ健康スポーツ財団との記念すべき第1回目のトラブルとして今でも記憶に残っています。

こんな事ですから利用者とのトラブルは絶えないようです。

利用者が正しいことを言っても「年間何万人も利用しているのに、そんな事を言っているのはあなただけだ」と言って黙らせるのが常套手段です。

どの体育施設もそうですが、素人運営のツケが市民、特に子供見回ってきています。

別件ですが

さんざん喧嘩して、オンブズマンに苦情を申し立てようやく変わりましたが、数年まで、体育館の喫煙室がキッズコーナーにありました。

その際も「年間何万人も利用しているのに、そんな事を言っているのはあなただけだ」と言って相手にされませんでした。

後日、多くの人が苦情を言っていたことが判明しました。

またの機会に書きたいと思います。

最後に、こんな使い物にならない豊平公園プール及び清田プールには何年間も行っていません。

本質は何も変わっていないと思いますが、記載はそれぞれ、1年前と5年以上前のものです。