「いずみ」という共同幻想

「いずみ」という共同幻想

いずみ楽天ショップ紹介

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
四代目、土井優慶です。

先週の今頃は停電の中、不安な気持ちで過ごしていた方も多かったことでしょう。

ようやく1週間ほどが経ち、物流も再開。
今週末くらいからはスーパーやコンビニにもいつも通りの品揃えで用意が出来るようになるとのこと。

北海道という比較的災害の少ない地域。
「なにも起こらないだろう」と高をくくっていましたが…もう北海道も安心して過ごせる場所ではないのかもしれません。

備えあれば憂いなし。
まだ完全に安心できる状況ではありません。

だんだん寒くなってくる北海道で、電力供給もまだ十分とは言えず、不安も残りますが、いち早い復興を願ってやみません。

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さて、明日からの三連休。
本来であれば、皆さんも秋の行楽でアチコチにお出かけになる方が多かったはず。

一部のニュースで報道されているように、既に北海道は自粛ムードの影響が出始め、お取引のある北海道中の飲食店さまから悲鳴が上がっております。

「予約が○件キャンセルになった」
「店は開けてるけど、お客様が来ない」
「このままじゃ潰れてしまう」

私たちの創業地、美瑛町もあおりを食らっているよう。
ニュースでは人がまばらな「青い池」や「四季彩の丘」の映像が流れておりました。

ホテルや観光地なども観光客が激減…大ダメージだと聞いております。

……

……

こういう災害の後はどこもすぐに「自粛ムード」。

「被災地では不安な思いをしている方がいるから不謹慎」
そんな日本人の美徳ともいえる「奥ゆかしさ」からくるものなのでしょう。

けれども、それは結果としてプラスにはなりません。
自粛による経済損失は”二次災害”とも言えます。

自粛ムードにより消費が冷え込めば、見込んでいた売り上げが無くなり、倒産してしまう業種すらあります。

飲食店さまは食材の仕入れをしなければ営業が出来ません。
しかしお客様が来なければ、仕入れたものも廃棄、利益を生み出すことなく損失のみが発生してしまいます。
利益を生み出せないので、食材を仕入れることも出来なくなってしまいます。

デパートや小売業も影響を受けており、私たち酒屋も、こういった商品故に買い控える方も多く、今月は非常に売り上げが良くありません。

消費が冷え込めば、倒産する企業も増え、さらに消費が冷え込む。
これでは悪循環となってしまいます。

……

そこで、皆様にお願いがあります。

地震後一週間、そろそろ「いつも通り」の生活を送り、「いつも通り」に経済活動をしませんか。

経済活動と言っても、いつも通り買い物をし、いつも通りに出かけ、いつも通りに外食をする…ただ単にそれだけです。

まだ被災地の方々は不安な生活を送っておりますが、いつも通りの生活を送れる人たちから、率先して経済を回す。

経済を回せば、北海道全体に活気が生まれ、また消費が拡大する。
拡大した消費で使われたお金は巡り巡って、被災地の復興へと繋がっていきます。

経済を回せば復興も促進する。
当たり前の市場原理なのですが、周りの自粛ムードがあるとついつい何事も控えてしまいがちです。

でもそれではダメなんです。

一人でも多くの方が「No more 自粛」の想いで、いつも通り生活をすれば、それがじわじわとポジティブなムードに変わっていきます。

明日から3日間、旭川では食の祭典「食べマルシェ2018」も開催です。
終了時間を節電のために少し繰り上げるようですが、日程通りの開催が決定。

やはり「自粛すべき」という案も出たそうですが、「経済を回そう」という声も大きく開催に踏み切ったそうです。

毎年、数多くの方が来場になるイベント。
コチラにも足を運んでいただければと思います。

ぜひ北海道のために、皆様のお力添えをいただけると幸いです。

また道外にお住まいの方へ…

北海道は徐々に日常を取り戻しつつあります。
秋の北海道は食べ物もおいしい、景色もきれいと、いいことづくめ。

もしお時間がありましたら是非北海道に足を運んでいただき、最高の季節を満喫いただければと思います。

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当店も酒屋として何かできないかと考え、本日より4日間、お買上げスタンプを2倍で押印することとしました。(9月17日まで)

お酒は災害時には「お酒=不謹慎」となりやすいために、すぐに買い控えられてしまう商品です。

今月は「ひやおろし」もたくさん皆さんにご案内しようと、しっかり仕入れておりますが、やはり売れ行きは芳しくありません。

けれども、そんな「お酒」にしか出来ないこともあります

その一杯が皆さんの心に活力を与え、安らぎを与え、それが北海道に立ち込めている暗い雰囲気を打破してくれるはずです。

こんな時だからこそ、お酒の力を借りて気分よく過ごしていただきたい。
だから飲める方にはドンドン飲んでほしい。
居酒屋さんに行ったら、どんどんお酒を注文してほしい。

普段はあまり「飲め飲め」とは言いませんが、今は酒屋として一生懸命お酒を売ること、それが務めだと考えております。

いつも通りにお酒を楽しんでいただくことが、復興への近道です。

是非、三連休には美味しいお酒を買いに土井商店へ…どうぞお待ちしております。

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また現在、電力供給が十分ではないため、道内企業に節電の要請が来ております。

そのため当店も店内の照明を抑え、夜間の看板や外灯の明かりを消しております

営業時間は通常通りですが、外からはわかりづらくなっておりますがどうかご了承くださいませ。

店内も夕方以降、少し薄暗く感じてしまうかと思いますが、併せてご理解ご協力をお願いいたします。

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さて、久々のお酒の紹介です。

先週のブログ更新が無かったために50種類以上の新着商品があり
、さすがに利き酒も出来ていないものがたくさんあります。

そのため、説明はいつもよりボリューム少なめになっております。

皆様から多数のお問い合わせをいただいているお酒もございますので、是非この三連休にお楽しみください。

「No more, 自粛」として復興に向けての消費拡大キャンペーン…店頭ではお買い上げ金額に応じて、通常2000円に一つのスタンプを2倍で押印しております。

全商品が対象ですので、是非この機会にお買い求めください。

【秋の異動や敬老の日のギフトに】

(写真左より)
■ 得月(とくげつ) 純米大吟醸
□ 新潟県 朝日酒造
□ 毎年この時期に、『久保田』の蔵から”中秋の名月”とともに楽しむお酒として発売される限定品。秋の旬の食材とも合うように、派手さを押さえたしっとりとした味わい。香りは穏やか、ゆっくりと広がる旨みは柔らかな質感、じっくりゆっくりと楽しめる安心感のある味わいに仕上がる。秋の夜長のおともに、ちょっといいお酒を一杯…そんなシーンにちょうど良い逸品。専用の箱の中には、このお酒の原料となったお米が小さなカードになっており、その小さな米粒は以下に手間暇かけて造られたのかがよくわかる。ギフトにもおススメな年一回の限定品。
□ 720mlのみ 4,720円

■ 新政(あらまさ) カラーシリーズ コスモス なかどり
□ 秋田県 新政酒造
□ 日本酒人気の昨今で、トップ5に入るほどの人気ぶりな『新政』の限定品。カラフルなラベルが印象的なこの「カラーシリーズ」はそれぞれ、ラベルの色の違いにより酒米を替え、それぞれの米に適した味わいに仕上げているシリーズ。中でもこの「なかどり」は搾りの過程で極少量しか瓶詰めされない希少品…最も味わいが安定している中間部分のみを瓶詰めしたもの。ピンクのラベルは酒米”改良信交(かいりょうしんこう)”を使用、色からも連想できるように、甘酸っぱくキュートな酸味が特徴。数件の酒蔵しかこの酒米を使用しておらず、『新政』を代表する一本ともいえる。他、カラーシリーズとして「コスモス 720ml 3,500円」「ヴィリジアン 720ml 3,500円」もあり。
□ 720mlのみ 4,500円

■ 新政(あらまさ) No.6 X-type Essence (ナンバーシックス エックスタイプ エッセンス)
□ 秋田県 新政酒造
□ 同じく秋田県『新政』の限定品。定番ラインナップで最も人気のある「No.6」の最上位酒である「X-type」の”無圧取り”。これは搾りの際に、敢えて圧力をかけず自然とにじみ出る雫のみを瓶詰め、そうすることでお酒にストレスをかけることなく雑味の無いピュアな味わいに仕上がる。非常に生産数が少なく、毎月入荷してくるものではないので、あっという間に完売してしまう人気酒。「No.6」は唯一の生酒のシリーズで、『新政』ファンからも絶大な人気の商品。その”無圧採り”ともなれば、まさにこの蔵の真髄ともいえる味わいをこのお酒で楽しむことができる。
□ 740mlのみ 4,000円

『新政』は現在、皆様のおかげでかなりの数を蔵元さんから譲っていただいており、極端な数量でなければ制限なくお買い求めいただけます(「No.6」などの一部の人気商品は除く)。ただし店頭販売のみ(お取り置き不可)

■ 貴(たか) “吉川山田錦(よかわやまだにしき)” 純米大吟醸
■ 貴(たか) “東条山田錦(とうじょうやまだにしき)” 純米大吟醸
□ 山口県 永山本家酒造場
□ 数年前から、原料にこだわりを持たせ様々な取り組みを行っている『貴』。原料となる酒米には、高品質な”山田錦”の二大産地…「兵庫県吉川町」と「兵庫県加東市東条地区」が有名だが、このそれぞれの産地で栽培された”山田錦”を使用して醸した。実は飲み比べする機会に恵まれず、この二大産地の違いが分からずにいたのだが…『貴』の永山貴博氏が言うには、「吉川」のものは男性的でコクのあるパワフルな味わいに仕上がり、「東条」のものは女性的で余韻の長さや味わいに芯があり、長期熟成にも向く酒質となりやすい。今回同時にこの2種のものが入荷、是非その違いを飲み比べて見てほしい。敬老の日や秋の異動の方へのギフトとしても最適。
□ それぞれ720mlのみ 2,700円

【続々と「秋酒」入荷中、その1】

(写真左より)
■ うまからまんさく 特別純米 ひやおろし
□ 秋田県 日の丸醸造
□ 当店人気No.1、『まんさくの花』からも待望の秋酒が入荷。今回2種の秋酒が入荷…こちらは「旨くて辛い」をコンセプトとした『うまからまんさく』の”ひやおろし”バージョン。香りは純米酒らしい穏やかなもの、口に含むとドライで円熟感をまとったしなやかな旨みがスッと流れ込んでくる。凛とした辛さと余韻のキレの良さも秀逸で、一口飲むたび、旬の食材との相性についつい想像してしまう。普段の晩酌にも◎。是非秋の味覚と共に味わってほしい一本。
□ 1.8L 2,808円 / 720ml 1,404円

■ 賀茂金秀(かもきんしゅう) “秋の便り” 特別純米
□ 広島県 金光酒造
□ 全国に名を轟かせる著名な酒屋からも絶大な支持を受ける広島の『賀茂金秀』の秋限定酒。”ひやおろし”というフレーズの代わりに「秋の便り」というなんとも風情のあるネーミング。いつもの『賀茂金秀』の限定品は少しガス感のあるタイプだが、こちらはガス感の無いタイプ…半年ほど蔵内で熟成させてからリリースされている。穏やかな香り、滑らかで引っ掛かりのない旨み。開封したてではまだ固さが残るものの、一日、二日と経つたびに旨みが花開くので、ぜひゆっくりと時間をかけて楽しんでほしい。このお酒も飲んでいると、ついつい口さみしくなってしまうほどに料理が恋しくなるお酒でもある。
□ 1.8L 2,916円 / 720ml 1,458円

■ 十ロ万(とろまん) 純米吟醸 一回火入れ
□ 福島県 花泉酒造
□ 9~10月に発売される『ロ万』の限定酒。十月のロ万=『十ロ万(とろまん)』と名付けられたこちらは、”ひやおろし”とは名付けていないものの半年ほど熟成させてからリリースされる。香りは熟した果実系、しかし派手さは少ない穏やかなもの、非常にまろやかで濃厚な甘みがふわりと広がり、長い余韻
と共にじんわりと消える。この蔵の特徴ともいえる「柔らかな甘み」はそのままに、熟成によるまろやかさやほのかな円熟味がたまらない。価格帯としても少し贅沢な印象があるが、ビギナーから上級者まで納得してもらえるだけの満足度の高い一本。
□ 1.8L 3,525円 / 720ml 1,865円

■ 神心(かみこころ) 純米吟醸 瓶囲い 熟成原酒
□ 岡山県 嘉美心酒造
□ 9月1日の試飲会でも大変好評だった『神心』の秋限定酒。こちらも半年間に及ぶ熟成の末、発売される”ひやおろし”のひとつ。先日の試飲会で先行発売したが、その味わいに舌鼓を打ち、早速ご購入いただいたお客様が多かった。香りはほのかに甘みを連想し、口に含むとたっぷりとした旨みは甘さすら感じ、雑味の無いまろやかさが楽しめる。濃厚な印象があるのに、余韻は案外スッキリとしており、いつまでも後引く印象はないのが驚く。先の地震により止まっていた物流も少しずつ再開、蔵で出荷を待っていたコチラも再入荷の目途が立った。蔵の在庫はほぼすべてが完売しているようなので、是非お早めにお楽しみいただきたい。
□ 1.8L 3,132円 / 720ml 1,512円

■ 久礼(くれ) 辛口純米+10 ひやおろし
□ 高知県 西岡酒造場
□ 当店ではすっかり辛口定番酒の仲間入りを果たした『久礼』…お盆頃にご案内した『どくれ』の旨さもさることながら、定番酒の人気度が高い。コチラは定番の「辛口純米」の”ひやおろし”版。四万十川流域にある洞窟を利用し、そこに春先搾ったお酒を半年ほど貯蔵。「洞窟貯蔵」により外気温に左右されずに一定温度の中でゆっくりと熟成したこちらは、香りは清々しく穏やかなもの、口に含むとドライで切れの良い辛さと、程よい熟成感を感じる力強い旨みがしっかりと感じられる。ひやおろしの中ではかなり”辛口”なタイプなので、お酒は絶対に辛口が良い…そんな辛口党の方におススメしたい一本。また洞窟に貯蔵できる量が限られており、おそらく一回限りの入荷となるはずなので『久礼』ファンは早めに入手してほしい。
□ 1.8L 2,376円 / 720ml 1,242円

■ 白老(はくろう) “若水(わかみず) ひやおろし” 純米
□ 愛知県 澤田酒造
□ 今年春からのお取引スタートながらも、リピートに次ぐリピートで、欠かすことの出来ない人気銘柄となった『白老』。こちらの秋の限定品は、米の旨みを大切にするこの蔵だからこそのマストバイアイテム。…とはいえ地震のバタバタで私自身はまだ利き酒できておらず。蔵元の紹介分より一部抜粋してご案内したい。地元で契約栽培してもらっている酒米”若水”を使用、米の持つ柔らかな旨みの広がりを楽しめるよう、もっとも力を注いで造るのがこの”ひやおろし”。私も今晩飲んでみよう思うが、まずは当店の『白老』ファンにお試しいただきたい一本。
□ 1.8L 2,849円 / 720ml 1,469円

■ 農口尚彦(のぐちなおひこ) 秋酒 無濾過
□ 石川県 農口尚彦研究所
□ 若い方は「農口さんって誰?」と思われる方が多いと思うが、石川県の銘酒『菊姫』の名を全国に轟かせた第一人者ともいえる杜氏。能登杜氏四天王とも呼ばれ、”現代の名工”としても表彰されたことのある彼だが、御年85歳。数年酒造りからは離れていたが、後継の育成と若手の教育のために、自身の名を冠した酒を造っている。その蔵から発売されたのがこの秋酒…あえてほとんどのスペックを非公開とし、純粋に味わいを楽しんでもらいたいとしている。当店では初入荷となる秋の限定品。ちなみに先日の27時間テレビにもゲスト出演し、85歳とは思えないパワフルでエネルギッシュな姿が拝めた…私の世代では彼の現役時代の酒を飲んだことはないが、先月から入荷している「本醸造」を飲んでみても今に通じる旨さがあることに驚く。
□ 1.8L 3,240円 / 720ml 1,620円

【続々と「秋酒」入荷中、その2】

(写真左より)
■ 鍋島(なべしま) “ハーベストムーン” 純米ひやおろし
□ 佐賀県 富久千代酒造
□ 毎年この入荷を心待ちにする方が多い『鍋島』の秋の限定酒。四季に合わせてリリースされる「ムーン」シリーズの秋バージョンは”ひやおろし”として、収穫の秋=ハーベストと名付けられている。ありがたいことに今年は1.8Lサイズを多めに分けていただけたので、皆様にもこうしてご案内が出来た。いつもの『鍋島』よりも穏やかで、しかし決して地味ではない…そんな艶やっぽさのある旨みがギュッと詰まっている。年一回のみ発売で大変な人気商品のため、お早めにどうぞ。他のラインナップは「大吟醸 1.8L 5,616円 / 720ml 3,240円」「愛山 純米大吟醸 720mlのみ 3,240円」「吉川産山田錦35 純米大吟醸 1.8L 11,782円 / 720ml 6,171円」があり。
□ 1.8L 2,916円 / 720ml 1,458円

『鍋島』は大変な人気酒で、たくさんの方に楽しんでいただきたいため「店頭販売のみ(取り置き不可)」。サイズ問わず「お一人様いずれか1本のみ購入可能」。一部、本数制限が異なる場合がございます。

■ 雨後の月(うごのつき) 千本錦(せんぼんにしき) ひやおろし 純米吟醸
□ 広島県 相原酒造
□ 恐らく数年ぶり…それくらい久々に入荷した『雨後の月』の秋の限定品。2種のひやおろしがリリースされており、こちらは酒米”千本錦”を使ったタイプ…1.8Lサイズ・720mlサイズが両方発売されているのはコチラだけだったのでご案内。酒米”千本錦”は広島県を代表する酒米で、皆様ご存知の”山田錦”と一般米である”中生新千本(なかてしんせんぼん)”とを交配して生まれた品種。この米の特徴をよくとらえた一本に仕上がっており、香りはふわりと漂う心地よいもの、口に含むと柔らかくふっくらとした旨みが広がる。滑らかな質感は、旬の食材との相性も良く、食中酒としても幅広く活躍できそう。
□ 1.8L 3,456円 / 720ml 1,728円

■ 白老(はくろう) でらから純米 直汲(じかぐみ) 無濾過生原酒
□ 愛知県 澤田酒造
□ 春に仲間入りした『白老』の辛口定番酒、「でらから純米」の限定品。実は御中元として蔵元さんから送られてきたお酒がコレだったのだが、その美味しさに驚いて仕入れたもの。”直汲”と呼ばれる特殊なビン詰め方法により、搾りたてのお酒に含まれているガスをそのまま封じ込めた。香りは穏やかでほのかに白ブド
系、口に含むとチリチリと舌の上で弾けるガスの刺激感と、コクのある旨みに素朴な辛さ
が生きる。ガスの刺激感が心地よく、春先に大好評だった「夢吟香 直汲 生原酒」を彷彿とさせる旨さ。蔵元の在庫も残り僅かなため、こちらも早めにお試しいただきたい。
□ 1.8L 2,160円 / 720ml 1,296円

■ 千曲錦(ちくまにしき) 純米大吟醸 原酒 全量山田錦 ひやおろし
□ 長野県 千曲錦酒造
□ 長野県の酒蔵だが、日本酒ファンには『帰山(きざん)』として知られている…こちらはこの蔵の代表的銘柄である『千曲錦』の秋の限定品。驚くべきはまずこの価格…純米大吟醸といえば720mlサイズでも1,500円以上するのが一般的なのに、こちらは1300円台。酒米”山田錦”を使用し、半年ほどの熟成期間を置いてリリースされる”ひやおろし”。香りは果実感のある華やかさ、口に含むと端正な旨さと熟成による奥深さが絶妙な味わいを生み出している。この価格で、この旨さ…十分に納得していただける味わいに仕上がっている。
□ 720mlのみ 1,337円

■ 南(みなみ) 特別純米 ひやおろし 出羽燦々(でわさんさん)
□ 高知県 南酒造場
□ 高知県の辛口酒といえば…当店ではまずこの酒蔵の名前が挙がってくる…それほどに当店では皆様からの信頼度の高い『南』。今年の秋の限定品”ひやおろし”はいつもとは違う使用…今までは高知ではよく使われている”松山三井”だったが、今年は”出羽燦々”を使った。そのため毎年張りのある辛口であったが、今年は”出羽燦々”らしい柔らかさが前面に主張された味わいに。香りは穏やか、口に含むと凛とした辛さの中にこの米特有のしなやかで柔らかな質感を感じられる。余韻にはキレの良さもあり、脂の乗った刺身が食べたくなる。辛口好きには是非おススメしたい一本である。
□ 1.8L 2,881円 / 720ml 1,479円

【遅くなりましたが、到着です。】

(写真左より)
■ 田酒(でんしゅ) 特別純米 火入れ
□ 青森県 西田酒造店
□ 青森県を代表する人気酒『田酒』の定番、毎月発売になる最もベーシックな「特別純米」が今月も入荷。出来る限り沢山の方に”幻の銘酒”と呼ばれるお酒を楽しんでもらいたいため、店頭販売していた1.8Lをすべて720mlサイズへ振り替えてもらい現在は数百本単位で店頭に並ぶ。香り穏やか、口当たりもまろやか、しっとりと溶け込んだエキスと長い余韻が楽しめる。大変な人気酒のため、店頭販売のみ(お取り置き不可)、お一人様1本のみ購入可能。「田から生まれた酒」として、米の持つ潜在的な旨さを120%表現。
□ 720mlのみ 1,469円

■ 田酒・喜久泉(でんしゅ・きくいずみ) 飲み比べセット
□ 青森県 西田酒造店
□ 毎月大好評だったが、諸事情あり、今月分より「飲食店さまのみ」の販売となった飲み比べセット。ご愛顧いただいていた個人のお客様には大変申し訳ないのだが、色々と誤解を生みやすい商品だったために、今月よりは「有名無名問わず美味しいお酒を楽しんでもらいたい」という当店の考えにご賛同いただける飲食店さまのみに販売(詳しくは)。まだ在庫あるため、地震による自粛ムードでなかなか大変ではあるが、是非飲食店さまにはご商売のプラスになるよう活用いただければと考えている。店頭には陳列されていないので、ご用命の方はスタッフまでお声掛けを。地方発送でもお買い求め可能なので、ご注文時にお申し付けください。一回につき1セットのみ注文可能
□ 1.8Lサイズ2本セット 5,143円

■ 新政(あらまさ) No.6 S-type (なんばーしっくす えすたいぷ)
□ 秋田県 新政酒造
□ 『新政』で最も人気のある「No.6」の中位酒。今月分も無事到着。フレッシュでハツラツとした味わいを最大限に楽しんでもらいたいと、唯一の生酒であり、空気による劣化を抑えるべく740mlまで瓶詰め。大変な人気酒のため、本数制限あり。
□ 740mlのみ 2,000円

『新政』は現在、皆様のおかげでかなりの数を蔵元さんから譲っていただいており、極端な数量でなければ制限なくお買い求めいただけます(「No.6」などの一部の人気商品は除く)。ただし店頭販売のみ(お取り置き不可)

■ 醸し人九平次(かもしびとくへいじ) 純米大吟醸 山田錦50&雄町50
□ 愛知県 萬乗醸造
□ フランスのミシュラン三ツ星レストランでもメニューに採用され、それがきっかけで爆発的人気となった『醸し人九平次』のスタンダード2種。前者は酒米の王道である”山田錦”を、後者は”雄町”を使用。前者は力強くリッチな旨みがたっぷりと表現、後者はふくぶくしい広がりのある旨みが魅力。いずれも”ワインのような~”という例えられるほどに、上品で旨み芳醇、余韻にはワインを思わせる上質な酸味を感じられる。今現在『醸し人九平次』は本数制限無し、ご希望の本数分だけお買い求めいただるようになっている。他、「別誂 純米大吟醸 1.8L 9,219円 / 720ml 4,638円」「LeK(ルカー) ランデブー 純米大吟醸 720ml 2,095円」「LeK(ルカー) ボヤージ 純米吟醸 720ml 1,944円」などが在庫あり。
□ (山田錦50) 1.8L 4,241円 / 720ml 2,145円
□ (雄町50) 1.8L 3,980円 / 720ml 2,015円

【こちらも遅れて到着です。】

(写真左より)
■ 磯自慢(いそじまん) 大吟醸28 ノビルメンテ
□ 720mlのみ 19,684円

■ 磯自慢 大吟醸
□ 1.8Lサイズは欠品中 / 720ml 4,200円

■ 磯自慢 純米吟醸
□ 1.8Lのみ 4,416円

■ 磯自慢 吟醸
□ 1.8Lのみ 3,876円

■ 磯自慢 特別本醸造
□ 1.8Lのみ 3,250円

■ 磯自慢 別撰本醸造
□ 1.8Lのみ 2,883円

■ 磯自慢 本醸造
□ 1.8Lのみ 2,364円

■ 磯自慢 “大井川の恵み” 純米吟醸
□ 720mlのみ 2,308円

■ 磯自慢 酒友吟醸 (地元向け)
□ 720mlのみ 2,630円

■ 磯自慢 ブルーボトル(9月) 純米大吟醸 常田(つねた)
□ 720mlのみ 5,745円

『磯自慢』は毎月の入荷数が限られており、たくさんの方にお楽しみいただきたいため、一部を除き、お一人様併せて2本までお買い求め可能。
頭販売のみ(お取り置き不可)。

【その他もろもろ…ドッサリです。】

(写真無し)
■ まんさくの花 特別純米 ひやおろし
□ 秋田県 日の丸醸造
□ 1.8L 2,786円 / 720ml 1,393円

■ 小左衛門(こざえもん) 純米吟醸 ひやおろし
□ 岐阜県 中島醸造
□ 1.8L 2,808円 / 720ml 1,404円

■ 梵(ぼん) 純米吟醸 ひやおろし
□ 福井県 加藤吉平商店
□ 1.8L 2,916円 / 720ml 1,312円

■ 久礼(くれ) 純米 ひやおろし
□ 高知県 西岡酒造場
□ 1.8L 2,376円 / 720ml 1,242円

■ 久礼(くれ) 純米吟醸 ひやおろし
□ 高知県 西岡酒造場
□ 1.8L 3,240円 / 720ml 1,620円

■ 雨後の月(うごのつき) “八反(はったん) ひやおろし” 純米吟醸
□ 広島県 相原酒造
□ 1.8Lのみ 3,456円

■ 夜明け前(よあけまえ) “生一本(きいっぽん) ひやおろし” 純米吟醸
□ 長野県 小野酒造店
□ 1.8L 3,456円 / 720ml 1,836円

■ 常山(じょうざん) 純米超辛 ひやおろし
□ 福井県 常山酒造
□ 1.8L 3,024円 / 720ml 1,566円

■ 秋鹿(あきしか) 純米吟醸 ひやおろし
□ 大阪府 秋鹿酒造
□ 1.8L 3,240円 / 720ml 1,782円

■ 白老(はくろう) 辛口特別純米 ぎまラベル
□ 愛知県 澤田酒造
□ 1.8L 2,560円 / 720ml 1,285円

■ 清泉(きよいずみ) 純米吟醸 越淡麗(こしたんれい)
□ 新潟県 久須美酒造
□ 720mlのみ 1,800円

■ 澤屋まつもと 守破離(しゅはり) 愛山×山田錦
□ 京都府 松本酒造
□ 720mlのみ 2,700円

■ 土佐しらぎく 純米吟醸 ひやおろし 吟の夢
□ 高知県 仙頭酒造
□ 1.8L 3,240円 / 720ml 1,620円

■ 上喜元(じょうきげん) “中秋の風花(なかあきのかざはな)” 純米吟醸 おりがらみ
□ 山形県 酒田酒造
□ 1.8L 2,808円 / 720ml 1,404円

以上です。

ブログ掲載の商品は、一部を除き、地方発送でもお買い求めいただけます。

地方発送ご希望のお客様はお電話(0166-60-6066)、もしくはFAX(0166-60-6077)にてご注文下さい。

地方発送はクロネコヤマト代引き便で発送。
道内送料1300円程度(代引き手数料含む)。
当日14時までのご注文で最短翌日到着可能です。
時間指定・日付指定も承りますのでご注文時にお申し付けください。

※クール便が必要な商品に関してはご注文時にその旨をお伝えいたします

飲食店さまに適応していた「送料のお値引き」は平成30年8月31日をもって終了。

9月1日より、個人・飲食店さま問わず「ご来店時ポイント還元」を開始。

詳しくは

——————

明日から三連休。
幸いなことに天気には恵まれそうです。

旭川では「食べマルシェ2018」が開催となります。
旭川近郊の美味しいものが勢ぞろい…是非皆様も足をお運びください^^

秋らしい清々しい天気の中で、楽しむ旬の食材。
帰り道にはちょっぴり足を延ばして当店へ。

美味しいお酒もたんまりご用意してお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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~創業87年の全国希少銘酒専門店~

酒正(株)土井商店

全国の希少な日本酒、本格焼酎やワインも取り扱っております。

毎週末、新着入荷の商品をブログにてお知らせしております。
LINEでも同じく商品をご案内しておりますので、是非ご登録ください。

また店頭販売だけでなく、地方発送も承っております。
お気軽にお問い合わせください(一部商品を除く)。

※20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類を販売いたしません。

【お問い合わせ先】

〒078-8803 北海道旭川市緑が丘東3条1丁目12-4
株式会社 土井商店

TEL:0166-60-6066
FAX:0166-60-6077

今、いずみ関連株を買わないヤツは低能

こんにちは、いずみです。

ちゃんと婚活を始めよう!と決心して登録してみた婚活アプリ。
最初からうまくいくとは思ってませんでしたが、すばる君はお会いする前まで好印象だっただけに、ダメージが大きかったですショボーン
婚活アプリはしばらくいいや笑い泣き一人しか活動していませんが、少しお休み…。
早くも婚活の主戦場を失った私に声がかかったのは、職場の人からの合コンのお誘いキラキラ
周りに婚活してると言ってるので、世話好きの人たちが結構いるのです。ありがたや~
20代の頃よりは全然減りましたが、ちょくちょく合コンにも参加しています。
今回参加したのは、3対3、アラフォー男女で同世代です。個室居酒屋で、お店に入った時にはすでに男性陣は到着、定番の料理など注文済みで合コンは滞りなく開始されました。
男性3人、見た目はごく普通の男性たち。可もなく不可もなく(失礼真顔)。
定番の自己紹介から始まり、しばらく皆で会話して場の雰囲気が和んできた頃、ある一人の男性からロックオンされましたびっくり
その男性、好きな食べ物が餃子と言ってたので餃子男と名付けます。

いずみを理解するための6冊

こんにちは、いずみです。

初めての婚活で出会ったのは渋谷すばる似のイケメン男性でしたびっくり以後すばる君と名付けます。
事前にプロフィール写真で見ていたものの、実物のほうが男前度越えてる。写真では前髪長くて野暮ったい感じだったのに、逆詐欺です。
白いカッターシャツに黒のパンツで登場したすばる君。
「はじめまして、すばるです」

「はじめまして、いずみです。写真の雰囲気と違いますね」

「そうですか?今日のために散髪したせいかな?」

照れくさそうに笑うすばる君に少しきゅんデレデレ
実年令よりも若く見え、そこもポイント高いアップ
「私と一才違いですよね、お若く見えますねニコニコ
「そうですか?……あ!このパンツのせいかな?」

そう言ってすばる君は履いている黒いパンツをつまむ。
ん?
黒パンツのせい?どういう意味だ?
いや逆に、その黒パンあまり似合ってなく少し違和感がある。
不思議そうにしているとすばる君、
「これ、高校時代の学生服なんだよね」

……は?学生服?滝汗
「え?学生服って……。高校生の時着ていたものですか?え?まだ履いてるんですか?え?何で?」

「まだ履けるかなと思って」

いまだに学生服を着ているなんてビックリすぎる。卒業して約20年経っていると思われる。
フツー履く?
もし仮に、私が高校時代のブレザーのスカートを履いてきたら引きますよね。

「物持ちいいですね……」

何て返せば正解か分かりませんでした。
もしかしたらすばる君、くせ者かもしれない真顔
出会って早々、そんな思いが頭をよぎりました。

今ここにあるいずみ

いずみさなえです。^^

Trio B major ファーストライブ

楽しく終了いたしました!\(^o^)/

満員御礼!

ありがとうございました!

結成記念のファーストライブなのに

チケット早々に完売。

キャンセル待ちの方も

早々に締め切らせていただくという

展開に。

三重県や滋賀県から

かけつけてくださった方も!

本当にありがたいことです!

会場のカフェプレジドンさんのご協力のもと

たくさんのお客さまに

入っていただくことができました。

とっても居心地のいいカフェで

すっかり大ファンに!(≧∇≦)

「近くにあったら絶対いりびたってる」

(byサックスかおりちゃん)

お客さま、皆さま

一緒に笑ったり、

むちゃぶりにも乗ってくださったり(笑)

あたたかい場を作りあげてくださって。

私も、

前に立ってること忘れて

大笑いしてましたーーー≧(´▽`)≦

そんなステキな場で

音楽をお届けできたこと

とってもとっても

幸せな時間でした。

ありがとうございました!!

朝からマリンバを搬入、組立て

(帰省中の息子、大活躍^^)

リハーサルして

本番ーーー♪

サックス♪かおりちゃん

(枝松かおりさん)

セクスィ~な魅惑の調べ♡(≧∇≦)

私はかおりちゃんの

サックスの音色が大好き!

サックスのソロ演奏のときは

かぶりつきで聴き惚れておりました。

(役得^^)

ピアノ♪ゆきよちゃん

(水野祐喜代さん)

数々のソリストとの共演をはたしている

ゆきよちゃんは

さすがの対応力!

背中のわずかな動きを読み取って

伴奏を合わせてくれる

安心感。

どんな譜面をもっていっても

全部まるごとどーんと受け止めて

さばいてくれる頼もしさ!(笑)

マリンバ×サックス×ピアノ

の、ちょっと珍しい取り合わせ♪

いいアンサンブルができてたかな♡

ピアノゆきよちゃんは

トーク力も抜群!!

一気に場に笑いが生まれます!

ご本人は「トークをしているつもりはない」

と言うけれど

あの才能はどうやったら培えるのか。(笑)

マネしたい!

でも、マネできない!(笑)

かわいいお客さまから

お花をいただきました!

感激!!(≧∇≦)

次回は、来年の秋か冬に

またお会いできたらと思っています。

日程決まりましたら

またお知らせしますね!

本当にありがとうございました!!

【本日演奏させていただいたプログラム】

●第一部(ソロ演奏)
◎めぐり逢い  マリンバ&ピアノ
◎ジブリメドレー 海の見える街~風の通り道
        マリンバ&ピアノ
◎間奏曲(カヴァレリア・ルスティカーナより)

        マリンバ&ピアノ
◎シシリアンヌ サックス&ピアノ
◎愛の讃歌   サックス&ピアノ
◎ムーンライトセレナーデ サックス&ピアノ
◎情熱大陸   マリンバ&ピアノ

         《休憩》
●第二部(トリオ演奏)
◎愛のテーマ 
◎美女と野獣
◎ヴォーカリーズ(ラフマニノフ)
◎サウンドオブミュージックメドレー

●アンコール
◎ティコティコ
◎情熱大陸
◎ムーンライトセレナーデ

ありがとうございました。(*^^*)

現在募集中のイベント
11月3日(土・祝)

~マリンバの音色とともに~

長友ようさんと一緒に企画しました♪

ご自分のよさを発見できるワークもやります。^^

お知らせ
FIKAフィーカ(お茶会)無料開催中♪

やっぱり好きなことはやらなくちゃ。一周回ってそう思います(動画)

息子の不登校から9年。今の心境を語っています(動画)

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いずみについて最低限知っておくべき3つのこと

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
四代目、土井優慶です。

「酒屋万流(さかやばんりゅう)」という言葉があります。

この意味は「造り酒屋(酒蔵)はそれぞれ、こだわりや造り方が違い、それぞれに味わいが異なること」。

私たちの業界には”醸界タイムス”なる新聞があり、当店も購読者の一人。

先日、社長が「うちの店が目指すのはこういうことだ」と切り抜きを一枚持ってきた…その記事にこんなことが書いてありました。

~本文より一部抜粋~

地酒はおかしなところへ行こうとしている

酒は造り手の哲学と相まって百花繚乱咲き誇ればよいが、酒販店(酒屋のこと)は売れそうな酒に収れんするから同じような店になってしまう

多数の銘柄を売れ行きで入れ替える、コンビニ様(よう)というか消費者の求めに即応する器用な商いの方が立つ時代だ

そのラインから外れた酒は浮かばれない、決して劣る酒ではないのに。

大吟醸を頂点として、普通酒を”下層”とするピラミッドのような概念にはめ込むことも飲み手の自由選択を阻害する

だから案内役の酒販店が必要で万流でこそ、世界を広げる。

地酒”小売万流”でいい、偏狭世界ではもったいない。

~~~~~~~~

ここ最近の酒屋業界は何かが変…最近、社長もよく口にしています。

有名な酒、無名な酒。
入手困難な酒、手に入りやすい酒。

この業界もトップスターもいれば、下積み修行真っ最中のようなお酒もあります。

有名なものを取り扱う酒屋もいれば、自身のこだわりを体現したかのようなラインナップで商売する酒屋もいます。

本当に多種多様。
まさに「酒屋万流」ならぬ「小売万流」。

有名な酒を扱うのが良くない…という話ではないのです。
今となっては”超”有名なお酒も、元々は無名な酒でした。

それをトップスターへと昇華させたのは、その酒にほれ込み、一生懸命育て続けた酒屋がいたから、なのです。

何が言いたいのかというと…

地酒黎明期に血のにじむ努力をした酒屋たちは「売れない酒を売る努力をしてきた=育ててきた」から今があるのです。

私のような2世は、売れるようになった環境の中でしか商売をしたことが無い…生みの苦労を知らない世代。

今は無名であっても「この酒に惚れたから育てたい」とか「旨いから広めたい」という意識は、先代たちよりも薄いのかもしれません。

「今はどこの酒屋も似たような品ぞろえ」

とある蔵元さんがご来店され、当店のラインナップに驚いて漏らしていた言葉です。

確かに有名なものも、知名度の低いものも、人気のもののそうでないものもアレコレ扱っている当店のラインナップ。

でも「美味しくない」ものは扱っていません。
…好みに合わないのはあるかとおもいますが(苦笑)。

お客様からお題を頂くにあたって、その価格に見合わないものは扱いたくはない…だから出来る限り”利き酒”をして取り扱っています。

だから有名でも「お客様からお題を頂けないから」という理由で断ったお取引もたくさんあります。

「安心安全」で「美味しいお酒」を「適正な価格で」販売する。

それをモットーとする当店は屋号「酒正(さけしょう)」と名乗っております。

その先代から引き継いだポリシーや情熱を、私の代で薄れさせることのないよう、私自身も勉強し続けます。

有名な酒はもちろん、知名度が低くとも旨さが際立つお酒もたくさんあります。

お酒との出会いは一期一会…また同じ味を楽しめるのは早々ありません。
でもそんなお酒との出会いが、私たちの生活をより鮮やかにしてくれます。

その出会いを後押しできるような酒屋でありたい。
そして最後には…

「土井さんで買う酒が飲みたい」と言ってもらえるように。

さて、まだ先の話となりますが、臨時休業のお知らせです。

【棚卸作業に伴う臨時休業について】

 10月1日(月)は半期の棚卸作業のため、臨時休業とさせていただきます。

ご来店を予定されていたお客様には大変なご不便をおかけいたしますが、どうぞご了承くださいませ。

翌2日(火)は定休日、3日(水)からは通常通り営業です。

どうぞよろしくお願いいたします。

【四代目、今週のマストバイ。】

(写真左より)
■ 鳳凰美田(ほうおうびでん) “ワインセル” 純米吟醸
□ 栃木県 小林酒造
□ 香り高くフルーティな酒を得意とする『鳳凰美田』、この蔵が発売する限定品の中で最も競争率の高いのがこの”ワインセル”。ありがたいことに今回は注文した分を”全量”送っていただけたので、本数制限もせずに販売できることとなった!この蔵は日本酒の新たな味わいや在り方を常に模索しており、フランスのワイナリーより譲り受けた「ワイン酵母」を用いて仕込んだもの。華やかな香り、艶やかな旨みなど、いつもの”鳳凰美田らしさ”もしっかりと表現している中で、爽やかで果実を思わせる酸味がギュッと詰まっている…日本酒なのにワインのような…そんな表現がピッタリな美酒。いつもの日本酒用グラスではなく、是非ワイングラスで。芳醇な香りがより鮮やかに楽しめるのでおススメ。
□ 1.8L 3,672円 / 720ml 1,944円

■ 小左衛門(こざえもん) 純米吟醸 ひやおろし
□ 岐阜県 中島醸造
□ 実は8月の上旬に「初秋」という限定品が発売されていたのだが、夏酒を大量に在庫していたため入荷を見送っていたら、あっという間に完売してしまった。その分、コチラをしっかり売ろうと早めに蔵にお願いしていたもの。ここ最近ではちょっぴり影を潜めているが、実は当店を代表する人気酒の一つ。秋の限定品「ひやおろし」はまさにこの蔵らしさがギュッと詰まった見事な味わいだったために、マストバイにて紹介。香りは穏やかでほのかな甘みを連想、口に含むと角のないまろやかな舌触り…エグミ、雑味、苦みなどといったマイナスの要素は微塵もない。トロリとした粘度すら感じさせる滑らかな甘みが豊かに表現されている。新酒の時のハツラツとした味わいもうれしいが、これぞ「ひやおろし」のお手本。出汁を利かせた料理が傍らにあったら…とついつい想像を膨らませてしまう。
□ 1.8L 2,808円 / 720ml 1,404

■ 大倉(おおくら) “源流(げんりゅう” 水もと 純米生原酒
□ 奈良県 大倉本家
□ 当店初入荷、斬新なラベルでお馴染み「コンセプト・ワーカーズ・セレクション」の一つとして入荷してきた限定品。日本酒に詳しい方なら聞いたことがある人もいるかと思うが、仕込み方の主なものに「生もと」「山廃もと」「速醸もと」と大きく分けて三つの仕込み方がある。歴史をたどると一番古いものが「生もと」なのだが、日本酒製造の原型ともいわれているものに「水もと(みずもと)」と呼ばれる製法があり、コレはそれで造られた。簡単にいえば「生米+水+蒸し米」を併せて放置しておくと、酸味のある液体(そやし水)が出来る…「菩提もと」ともいわれるそうだが、これを酒造りのベースとする製法。私も初体験の味わいだったが、あまりに印象的なのでピックアップ。香りはアンズや柿を思わせ、口に含むとガツンと来る濃厚な飲み応え、甘味もあるがヨーグルトのような酸味も…『新政 天蛙』をもっともっと濃くしたような印象的な味わい。生半端は料理とでは酒が勝ってしまい、濃厚なソースの肉料理(ステーキ)や餃子やチヂミなど、風味の強いものと合わせたくなってしまう。個人的には非常に好きな味わいだが…好みは分かれると思う(笑)。
□ 1.8L 3,240円 / 720ml 1,680円

■ 天青(てんせい) “秋おりがらみ” 純米
□ 神奈川県 熊澤酒造
□ 「夏といえば湘南」…そんな夏のイメージの強い地域にある酒蔵からも秋の限定品が到着。以前のブログで紹介したが、コチラも非常に美味しかったのでマストバイにて再登場。一般的には新酒の多い春先にリリースされているが、この時期にしては珍しい「おりがらみ」。いつもの軽快な味わいの『天青』とは一味違う、秋の食材とも相性の良い芳醇なタイプ。好みの料理と相性をよくするために、しっかりとした酒質を目指し、加水してアルコール度数を調整しない「原酒」のまま瓶詰め。さらに”オリ”を残すことでマイルドでしっとりとした飲み口もある。香りは控えめで落ち着いたもの、口に含むとグッと豊かに広がる飲み応え、オリによる滑らかでシルキーな舌触り、ぽっちゃりとした旨みが余韻まで続く。確かにこれは旨いものが食べたい…脂の乗ったサンマ、旬の刺身、出汁もいいなぁ…。冷やして飲むのも美味しいが、常温にまで戻すとより一層旨みが広がる。普段の『天青』では物足りなさを感じる方でも、きっとコレには舌鼓を打つに違いない。これからの季節に是非試していただきたい一本。
□ 1.8L 2,916円 / 720ml 1,620円

■ 天吹(あまぶき) “バハムート” 純米大吟醸 愛山
□ 佐賀県 天吹酒造
□ 夏ころから「アレ、いつ発売になるの?」と数名のお客様からお問い合わせを頂く、そんな注目酒がようやく入荷。発売して三年、初年度のインパクトが強烈で瞬時に蔵元完売。翌年の発売時にもあっという間に予約の枠が埋まってしまった…この「バハムート」。毎回即完売の超人気酒。ちなみに”バハムート”とはテレビゲーム世代にはよく知られた空想上の怪物の名前。香りは完熟した甘い果実のよう、口に含めば濃厚なエキスがいっぱいに広がり、甘味酸味のバランスはどこか巨峰を思わせる。フルーティなのだが、それ以上に濃厚さがあり、なにか料理と合わせるというよりも単体で気軽に飲んでもらいたい…そんなお酒。使用した酒米は昨年と同じく”愛山”、その特徴も存分に発揮された一本。今年は昨年までの教訓を生かして、予約時に多めに発注!多少予約数よりは減ってしまったが、まだ十分に数あり…お早めに。
□ 1.8L 3,456円 / 720ml 1,728円

■ 仙禽(せんきん) “赤とんぼ” 秋あがり
□ 栃木県 (株)せんきん
□ この蔵とお取引が始まった頃、多数のお客様から「赤とんぼとか雪だるまとか、入るの?」とよく尋ねられたが…お待たせしました、入荷しましたよ!『仙禽』の季節限定酒、秋バージョンは赤とんぼのイラストが描かれたもの。「秋あがり」とは一般的には”ひやおろし”と同義で、秋に向かってお酒の味わいが上がることを指す。この蔵を代表するシリーズ「ナチュール」の一年熟成…酵母無添加、生もと造り、木桶仕込み…そんな超自然派のお酒を一年熟成させた。先ほど入荷してきたばかりでまだ利き酒は出来ていないが…まずはお知らせを優先してマストバイに登場。是非お試しください。
□ 720mlのみ 2,160円

【入手困難と言われますが、並ぶんです。】

(写真左より)
■ 田酒(でんしゅ) “古城の錦(こじょうのにしき)” 純米吟醸
□ 青森県 西田酒造店
□ 言わずと知れた青森県の人気酒『田酒』の三ヶ月連続リリースの限定品。県産の酒米”古城の錦”を使用。あまり聞きなれない酒米だが、酒米”五百万石”の系統となり、開発当時には優秀な酒米として期待されていた。しかし今現在ではほとんど使われることなく、実際『田酒』の蔵も種籾から数年かけて復活させたほど。数年前までは「純米大吟醸」にも使われていたほどの酒米だったが、ここ数年は米自体が変質してきて精米歩合を上げることが難しくなっており、この「純米吟醸」が昨年頃より発売されている。店頭販売のみ(お取り置き不可)、お一人様1本のみ購入可能。
□ 720mlのみ 1,851円

■ 田酒・喜久泉(でんしゅ・きくいずみ) 飲み比べセット
□ 青森県 西田酒造店
□ 毎月大好評だったが、諸事情あり、今月分より「飲食店さまのみ」の販売となった飲み比べセット。まだ在庫には余裕があるので、再度お知らせ。ご愛顧いただいていた個人のお客様には大変申し訳ないのだが、色々と誤解を生みやすい商品だったために、現在は「有名無名問わず美味しいお酒を楽しんでもらいたい」という当店の考えにご賛同いただける飲食店さまのみに販売。まだ在庫あるため、地震による自粛ムードでなかなか大変ではあるが、是非飲食店さまにはご商売のプラスになるよう活用いただければと考えている。店頭には陳列されていないので、ご用命の方はスタッフまでお声掛けを。地方発送でもお買い求め可能なので、ご注文時にお申し付けください。一回につき1セットのみ注文可能。
□ 1.8Lサイズ2本セット 5,143円

■ 新政(あらまさ) No.6 R-ty
pe(ナンバーシックス アールタイプ)
□ 秋田県 新政酒造
□ 『新政』の一番人気シリーズ「No.6」…3種のラインナップ中、最も基本となる味わいのお酒がこの「R-type」。このシリーズだけが唯一”生酒”としてリリースされており、空気に弱いとされる特有の弱点を補うために内容量も瓶詰めギリギリの740mlと徹底したこだわり。その味わいは、酒の良さがストレートに表現された明瞭な旨さ…ビギナーから上級者まで、多数のファンから問い合わせのある人気酒。香りは白ブドウや青リンゴを思わせ、フレッシュでパッと弾ける旨さ、甘みもありながらも酸味で心地よく引き締める。一口飲んだ瞬間からこのお酒に魅了されるのも分かる。まだ『新政』を味わったことのない方には、是非一度は試していただきたい一本。
□ 740mlのみ 1,500円

■ 新政(あらまさ) カラーシリーズ 各種
□ 秋田県 新政酒造
□ 同じく『新政』の定番酒として、酒米違いのラインナップ「カラーシリーズ」がある。それぞれの酒米に適した精米歩合や仕込み方を行い、味わいのイメージを色合いで表現。ベージュ色の「生成(エクリュ)」は秋田酒こまちを使用。もっともベーシックで万能タイプ。青は「瑠璃(ラピスラズリ)」…酒米には美山錦を使い、白ワインのような酸味が特徴。緑色は「天鷲絨(ヴィリジアン)」…酒米は美郷錦、濃厚で凝縮感のある甘味。ピンクは「秋桜(コスモス)」…酒米として改良信交を使用、キュートで甘酸っぱい味わい。また限定品として「なかどり」も入荷中。「ラピスなかどり 2,360円」「ヴィリジアンなかどり 4,500円」「コスモスなかどり 4,500円」も在庫あり。
□ エクリュ 720mlのみ 1,480円
□ ラピスラズリ 720mlのみ 1,860円
□ ヴィリジアン 720mlのみ 3,500円
□ コスモス 720mlのみ 3,500円

『新政』は現在、皆様のおかげでかなりの数を蔵元さんから譲っていただいており、極端な数量でなければ制限なくお買い求めいただけます(「No.6」などの一部の人気商品は除く)。ただし店頭販売のみ(お取り置き不可)

■ 鍋島(なべしま) 各種
□ 佐賀県 富久千代酒造
□ 先週の三連休であっという間に完売してしまった「ハーベストムーン」も追加販売できるようになり、今現在のラインナップと合わせてご紹介。「雄町 純米吟醸 火入れ 1.8Lのみ 3,780円」「特別純米 火入れ 1.8L 2,866円 / 720ml 1,434円」「ハーベストムーン 純米ひやおろし 1.8Lのみ 2,916円」が在庫あり。先週お買い求めいただけなかった方は是非コレを機に試してみていただきたい。

『鍋島』は大変な人気酒で、たくさんの方に楽しんでいただきたいため「店頭販売のみ(取り置き不可)」。サイズ問わず「お一人様いずれか1本のみ購入可能」。一部、本数制限が異なる場合がございます。

【店内、秋一色。】

(写真左より)
■ まんさくの花 “美郷(みさと) ひやおろし” 純米吟醸
□ 秋田県 日の丸醸造
□ 当店人気ナンバーワンの『まんさくの花』より、秋の限定品が到着。昨年の試飲会で、最も人気だったためにあの後もリピートの方が多かった。日本酒らしくない可愛らしいキャッチ―なアイコンが三つ並んだラベルは、蔵の後継者である佐藤公治氏の学友によるもの。「若い人にも手に取ってもらいたい」という想いが込められ、スマホの画面でよく見る”アイコン”をテーマにして造られた。使用した酒米は秋田県でも数少ない”美郷錦”、香りは穏やかながらも心地よく、口に含めば柔らかくまろやかな旨み、優しい甘み。ビギナーさんは勿論、飲みなれた方でも楽しんでいただける一本。温度帯は、冷蔵庫から出してゆっくり飲んでいるうちにちょうどよくなる”やや冷え”がベスト。
□ 1.8L 3,456円 / 720ml 1,782円

■ 奈良萬(ならまん) 純米ひやおろし
□ 福島県 夢心酒造
□ 福島県のお酒が最近メキメキと味わいが向上、いくつも酒蔵があるが、こちらはラーメンで有名な喜多方の『奈良萬』の秋限定酒。地元県産の酒米”五百万石”を使っており「オール福島」にこだわり酒造りを行う。今流行りのタイプとは一線を画し、穏やかな香りとまろやかで熟成感のある旨み、ほのかな辛さ、余韻もいつまでも長引かない程よいもの。蔵元自らが”料理によく合うお酒”を自負しているだけあって、出汁系の繊細な料理にも、ガツン系の肉料理にも不思議とマッチしそうな懐深さ。造り手の顔がポッと思い浮かぶような味わいで、非常に親しみやすいお酒。
□ 1.8L 2,808円 / 720ml 1,404円

■ 中屋(なかや) 山廃純米 辛口 ひやおろし
□ 静岡県 富士高砂酒造
□ 当店では辛口系で人気No.1を誇る人気酒『中屋』より、いち早く秋の限定酒が入荷。定番のラインナップには無い”山廃純米”としてリリース、辛口党には嬉しい”辛口使用のひやおろし”となっている。この蔵伝統の“山廃造り”により、芯のある味わいの中に、旨みがしっかりと感じられ、辛さにより余韻のキレも感じられる。もともと水の綺麗な地域で、敷地内に湧き出る仕込み水は富士山の伏流水…その清らかな水質により、どちらも透明感やキレの良さを感じることができる。半年ほど熟成してからリリースされた”ひやおろし”なので、冷やすと味わいが固く感じてしまう…常温やぬる燗など、いつもよりは冷やさずに楽しんでほしい。
□ 1.8L 2,777円 / 720ml 1,388円

■ 英君(えいくん) 特別純米 ひやおろし 誉富士(ほまれふじ)
□ 静岡県 英君酒造
□ 今年お取引をスタートしている『英君』…この蔵からも当店初入荷となる秋の限定品が到着。静岡県産の酒米”誉富士”を使用…ここ数年で随分と見かけるようになった酒米で、私たちも味わいの特徴をとらえきれていない。初入荷なので試飲してみたが、香りは非常に穏やか、静岡県らしいメロン系の吟醸香。口に含むと柔らかく、しっとりと広がる旨み。余韻はふわりと消失…儚いほどに柔和な表情を見せる酒で驚く。口当たりの柔らかさの理由はアルコール度数、15度にしているために口当たりがマイルドになり、そのぶんユルユルとずーっと飲んでいられる。和食系によく合うので、味自慢の飲食店さまに
是非お使いいただきたい一本

□ 1.8L 2,916円 / 720ml 1,458円

【知る人ぞ知る銘酒です。】

(写真左より)
■ 善知鳥(うとう) 大吟醸 鑑評会出品酒
□ 青森県 西田酒造店
□ 今回『田酒』の酒蔵から、同蔵が醸す別銘柄『善知鳥』が2種類入荷してきた。のちに紹介する720mlサイズとは酒米が異なり、こちらは”山田錦”で仕込んだもの。全国新酒鑑評会への出品仕込みとして知られており、その希少性からこの時期が近くなると「まだ入らないの?」と何度もお問合せいただく程。当店はある程度入荷しているため、取り急ぎ本数制限もせずに販売できそう。高価なお酒ではあるが、『田酒』の蔵が日本で最も権威ある鑑評会に出品するため、蔵の持つすべての技術を注ぎ込む逸品…ギフトにも最適。
□ 1.8Lのみ 8,845円

■ 善知鳥(うとう) “百四拾(ひゃくよんじゅう)” 大吟醸
□ 青森県 西田酒造店
□ 同じく『田酒』の西田酒造店が醸す別銘柄。こちらの720mlサイズはその米違い…青森県産の酒米”華想い(別名 百四拾)”で仕込まれている。大吟醸らしい、キレイで洗練された味わいの中に、しっとりと溶け込んだ旨み。スッと切れる余韻。純米酒だろうとアルコール添加だろうと「いい酒を造る蔵はどちらも旨い」ということが良くわかる一本。ありがたいことにしばらく品切れしていたのだが、1.8Lサイズ出荷の際に少し分けていただけたので再度紹介できた。
□ 720mlのみ 2,623円


【まだまだ入荷が続きます。】

(写真左より)
■ 来福(らいふく) 兵系酒十八号(ひょうけいじゅうはちごう) 純米吟醸 ひやおろし
□ 茨城県 来福酒造
□ 茨城県の花酵母の酒蔵『来福』からも秋の限定商品である2種の”ひやおろし”が到着。こちらの”ひやおろし”は昨年も入荷した”兵系酒十八号”と呼ばれる酒米を使用。やや辛口で熟成感あり、しかし軽やかでキレも良い…バランス型の秋酒となっている。滑らかな口当たりで雑味もなく、色々な旬の料理と合わせたい。
□ 1.8L 3,240円 / 720ml 1,620円

■ 来福(らいふく) “出羽燦々(でわさんさん) ひやおろし” 純米
□ 茨城県 来福酒造
□ こちらも同じく『来福』の秋の限定品。酒米には山形でよく使われている酒米”出羽燦々”を使用。純米酒らしい穏やかな香り、口に含むと熟成感たっぷりでまろやかな酸と、ふくよかな旨みをたっぷりと内包している。冷やすよりも温めたほうがその旨みの広がりを一層楽しむことができ、極端に熱くはせずに「ぬる燗」程度がオススメ。味わいがしっかりしている分、すこし濃いめに味付けをした料理を併せて楽しんでほしい。
□ 1.8L 2,808円 / 720ml 1,404円

■ 羽根屋(はねや) 純米吟醸 ひやおろし
□ 富山県 富美菊酒造
□ まだ720mlサイズは未入荷だが、先行して1.8Lサイズのみが入荷した『羽根屋』のひやおろし。ここ数年、様々な賞を受賞する酒蔵の秋の限定品。「羽根屋」と言うだけあって、口当たりの軽さが魅力。香りはほのかに甘みを連想、口に含むと柔らかさと円熟感が巧みに交じり合い、しっとりとした旨みが余韻まで長く続く。軽やかなのに決して薄っぺらくはない…そんなベストバランスこそ、まさに『羽根屋』らしさ。その絶妙なバランスによって、出汁系~濃い味まで様々な味わいの料理とも相性がよさそう。是非美味しいものが増えるこの時に、お試しいただきたい一本である。
□ 1.8L 3,261円 / 720ml は未入荷

■ まんさくの花 “吟丸(ぎんまる) ひやおろし” 純米吟醸
□ 秋田県 日の丸醸造
□ 秋田県『まんさくの花』からリリースされる秋酒は4種。こちらは蔵の定番酒ともいえる「吟丸」の”ひやおろし”バージョン。イメージカラーである山吹色のラベルがいかにも秋らしいデザイン。香りは控えめ、口に含めばゆったりと柔らかく広がる旨み、程よい熟成感が”食べ物”を欲する…空酒で飲むにはもったいないくらいの食中酒。冷蔵庫から出して放置された”やや冷え”の状態で、もっともその印象が強く出てくるため、こちらはぬる燗と言わずにまずは冷えた状態で試してもらいたい。温かい醤油系の料理…きりたんぽ鍋や牛スジ煮込みなどしょっぱいものが食べたくなるのは、やはり秋田ならでは。
□ 1.8L 2,999円 / 720ml 1,620円

【温かいのも、飲みたい季節です。】

(写真左より)
■ 出羽桜(でわざくら) 山廃 特別純米 ひやおろし
□ 山形県 出羽桜酒造
□ 吟醸酒で名をはせた山形の蔵が昨年より発売する秋の限定酒。普段はサラリとして華やかな味わいがメインだが、こちらは打って変わって芯のしっかりしたタイプ。香りは熟成による独特の風合い、落ち着いた旨みと”山廃造り”ならではのがっしりとした酸が飲み応えにアクセントを加えている。普段の『出羽桜』をイメージすると面食らってしまうほどに個性的な味わいだが、かつての『菊姫』『天狗舞』などクラシックな味わいが好きな方にはおススメの一本。常温、ぬる燗、熱燗と幅広い温度帯で楽しめるのも魅力の一つ。
□ 1.8L 2,916円 / 720ml 1,458円

■ 天明(てんめい) “焔(ほむら)” 山廃 特別純米 生
□ 福島県 曙酒造
□ 福島県の若手の蔵元が醸す『天明』より、秋冬に飲んでもらいたいおススメ酒として到着。昨年は大人気で、あっという間に無くなってしまったもの。これからの季節は”新酒”が増えてきて、フレッシュで若々しい味わいが多くなるが、こういった深みのある味わいのものが恋しくなる。しっとりと広がる旨み、山廃らしい奥行きのある味わいは昔からの『天明』の流れを汲んでいる。存在感のある独特の酸味が味わいにボリュームを加えており、飲み応えも◎。美味しいもの好きとして知られている杜氏の鈴木氏らしく、料理とも相性の良い食中酒に仕上がっている。冷やして引き締まった味わいを楽しむのも良いが、40~45度とぬる燗程度に温めてこそ本領発揮。是非試してもらいたい。
□ 1.8L 3,402円 / 720ml 1,701円

■ 蔵内極秘稟議書(くらうちごくひりんぎしょ) 25°芋焼酎
□ 宮崎県 酒蔵王手門
□ ごく一般的な芋焼酎では満足できない方によくおススメしたい風味豊かな芋焼酎。レトロなラベルとその個性的な味わいが人気。明治時代の古式の焼酎を踏襲して、モダンな味わいではなく、懐かしい芋の風
豊かな味わいに仕上げた。最低限の濾過しかせず、液面には”フーゼル油”と呼ばれるうまみ成分がしっかりと残っているのが分かる。香りは芋の香りが立ち上り、芋の甘みがほのかに感じられ、軽すぎない程よい口当たりが楽しめる。インパクトがある分、おススメの飲み方はロック・水割りが◎。もっと風味が欲しい方には香りがより一層楽しめるお湯割りも良し。
□ 1.8L 2,894円 / 720ml 1,500円

■ あんこう 25°芋焼酎
□ 宮崎県 酒蔵王手門
□ こちらも同じ蔵がリリースする芋焼酎で、一部の上位の特約店にしか案内が来ない限定品である。「まだこ」「とらふぐ」など珍しい魚の名が付けられていることから”珍魚シリーズ”ともいわれている。こちらは5年間の熟成期間を経て発売されるもので、熟成にしか表現できない独特の風味が楽しめる。香りは甘さを感じ、深みのある熟成香もある。口に含めば角のないまろやかさと奥深さが混在した柔らかい味わい、心地よい余韻が楽しめる。ゴロンとしたボトルは1.5Lサイズ、贈答品にするにも特別感があり◎。おススメはやはりお湯割り、熟成による豊かな風味を楽しむならやはり温かい状態で飲むのが◎。
□ 1.5Lのみ 3,400円

【漬けませんか?】

■ 田酒(でんしゅ) 押し粕(おしがす)
□ 青森県 西田酒造店
□ 先ほどもご案内した『田酒』を絞ったときの酒粕を熟成させ、黄金色に変化した”お漬物用”の酒粕…通称「押し粕」が今年も入荷です。一般的な白い酒粕をタンクにギュウギュウ詰め、足で踏み込んで空気を抜いて熟成させると、だんだんと黄金色に変化して味わい深いものになる…だから「押し粕」とか「踏み込み粕」とも呼ばれます。気温も随分下がってそろそろ漬物シーズンの準備と考えている方に、是非試していただきたい酒粕。みりんなどを混ぜて奈良漬けや粕漬けに使え、魚や肉の粕漬けにもご利用いただけます。市販のものに比べて品質が高く、一度使うと「まだないの?」とリピートの方も多いですが、かなりの量を仕入れてありますので、是非ご来店の時にお買い求めください。店頭では簡単なレシピもお配りしております。スマホアプリ「クッ○パッド」などにもたくさんレシピがありますので、色々と使ってみてほしい酒粕。
□ 1キロ入り 420円

【紹介しきれません…(涙)。】

(紹介のみ)
■ 天明(てんめい) 生純吟(なまじゅんぎん) 美山錦50
□ 福島県 曙酒造
□ 1.8L 3,078円 / 720ml 1,539円

■ 羽根屋(はねや) “富の香(とみのかおり)” 純米吟醸 生原酒
□ 富山県 富美菊酒造
□ 720mlのみ 1,944円

■ まんさくの花 巡米(めぐりまい)シリーズ 秋田酒こまち 純米吟醸
□ 秋田県 日の丸醸造
□ 1.8L 3,024円 / 720ml 1,620円

■ 鍋島(なべしま) 愛山(あいやま) 純米大吟醸
□ 佐賀県 富久千代酒造
□ 1.8L 6,480円 / 720ml 3,240円

※『鍋島』は店頭販売のみ、本数制限あり(詳細は上部に記載済)。

■ 旦(だん) 純米 火入れ
□ 山梨県 笹一酒造
□ 1.8L 2,500円 / 720ml 1,250円

■ 出羽桜(でわざくら) 桜花吟醸(おうかぎんじょう) 山田錦
□ 山形県 出羽桜酒造
□ 1.8L 3,240円 / 720ml 1,620円

■ 天吹(あまぶき) “秋に恋する純米”
□ 佐賀県 天吹酒造
□ 1.8L 2,808円 / 720ml 1,404円

■ 別誂 雅山流(べつあつらえ がさんりゅう) 秋あがり 特別純米
□ 山形県 新藤酒造店
□ 720mlのみ 1,944円

■ 若蔵(わかぞう) KURA challenge (クラチャレンジ) 純米 火入れ
□ 北海道 高砂酒造
□ 1.8L 2,700円 / 720ml 1,404円

以上です。

ブログ掲載の商品は、一部を除き、地方発送でもお買い求めいただけます。

地方発送ご希望のお客様はお電話(0166-60-6066)、もしくはFAX(0166-60-6077)にてご注文下さい。

地方発送はクロネコヤマト代引き便で発送。
道内送料1300円程度(代引き手数料含む)。
当日14時までのご注文で最短翌日到着可能です。
時間指定・日付指定も承りますのでご注文時にお申し付けください。

※クール便が必要な商品に関してはご注文時にその旨をお伝えいたします

飲食店さまに適応していた「送料のお値引き」は平成30年8月31日をもって終了。

9月1日より、個人・飲食店さま問わず「ご来店時ポイント還元」を開始。

詳しくは

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今月は三連休が2週連続。

今週もきっとお出かけのご予定の方が多いのでは?
そろそろ山間部(黒岳)では紅葉も始まっているようです。

もうすぐ長い冬が来ます…だから今のうちに秋を満喫しましょう。
その帰り道には是非美味しいお酒を探しに当店へ。

皆様のご来店、お待ちしております。

交通量の多い季節となりますので、お出かけの際はくれぐれもお気をつけて。

連休中も美味しいお酒でゆっくりとお過ごしください。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

~創業87年の全国希少銘酒専門店~

酒正(株)土井商店

全国の希少な日本酒、本格焼酎やワインも取り扱っております。

毎週末、新着入荷の商品をブログにてお知らせしております。
LINEでも同じく商品をご案内しておりますので、是非ご登録ください。

また店頭販売だけでなく、地方発送も承っております。
お気軽にお問い合わせください(一部商品を除く)。

※20歳以上の年齢であることを確認できない場合には酒類を販売いたしません。

【お問い合わせ先】

〒078-8803 北海道旭川市緑が丘東3条1丁目12-4
株式会社 土井商店

TEL:0166-60-6066
FAX:0166-60-6077


いずみ 関連ツイート

RT @KLOCKLOCK710: 2018.9.28(Fri)
KLOCK LOCKオープンしました〜!

本日は!
れん
いずみ
てつ
でお送りします!

すっかり秋でございますが、当店は春夏冬中でやらせていただいております!!
お後がよろしいようで。、!

お待ちしてます…

【いずみbot】明日も誰かに 迷惑かけて いろいろあるけど 人生とはシンプルにはいかないもの〜橘いずみ SHOELESS JOE♪ #izumibot
丸岡いずみ全治3カ月のやけど「お湯をこぼして…」(日刊スポーツ) https://t.co/px1nZEe8CV
バシくんはエミューでいずみださんはダチョウかな?

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