もっと自然へ、もっと人へ、来シーズンとともに

もっと自然へ、もっと人へ、来シーズンとともに

共依存と来シーズンの意外な共通点

皆様

グランプリファイナルが終わってすでに二日目に突入しています。ちょっと気が抜けたビールのような感は否めませんが、時系列はグチャグチャなのを先にお詫びしておいて、忘れてしまう前に幾つか書き留めておきますのよろしくお願いいたします。

12月9日のエキシビションの後、メディアセンターを完全に解体して記者やフォトグラファーの方々が退室するまでを見届け、空港に向かいました。

夜の11時バンクーバー発、5時間近くのフライトでトロントに戻ると、3時間の時差も手伝って到着するのが早朝の6時過ぎです。一緒に飛んだボランティアのSさんはそこから帰宅して、シャワーを浴びて、出社するとのこと。大手銀行でデータ管理の要職に就いている彼女なので、先週休暇を取った分、しっかりと働かなくてはいけないのだそうです。

一方、私と一緒にトロントからこのファイナルのメディアチームに参加してくれたYちゃんはバンクーバーに残り、そこでひと仕事済ませてから帰る。もう一人の若手新人ボランティアのFちゃんと私は無事に帰宅して、慣れない彼女は10時間の爆睡。私は3時間の昼寝で復帰できました。これも経験のなせる業か、単に飛行機で寝られたのが功を奏したのか。

とにかく、ファイナルという大会はこれまで手伝ったカナダ連盟主催の試合とは勝手が違いました。何度も繰り返して申し訳ないのですが、リンク裏の忙しさが想像以上。ジュニアとシニア競技の両方が入り混じって進行しているのもありますし、出場選手の全員がメディアに注目されている、ということが大きいでしょう。テレビ朝日はもちろん、カナダのCBC、ロシアからは2局、そして中国や韓国のクルーもいました。そこにISUやオリンピック・チャンネルのカメラも加わるとどんなすごいごった返し方か、というのがちょっと想像していただけるかと思います。

ところでフリー演技前にザギトワ選手がテレビのケーブルに躓いた、という情報が流れたそうですが(ジュニア女子の中継中、テッド・バートン氏が解説の際に言及:9分目の辺りです)

「she tripped on a TV cable」と言っていますね。これがテレビ(モニター)のケーブルなのか、テレビ(カメラ)のケーブルなのかはっきりしないのがちょっと気になりました。

もっとも舞台裏にはモニター類がライストおよびスコアを映し出すためにそこかしこに設置されていましたが、それに躓く、ということはなさそうな気がします。

舞台裏で選手たちをフォローしていたカメラクルーは大勢いましたが、メインはISUチームで、各国のテレビ局の皆さんは自分たちの持ち場のブースに貼り付いていたのがほとんど。後は自国の選手に注目していたと思われます。

いずれにしても我々は競技中、ずっと選手たちのウオームアップエリア辺りにいましたが、騒ぎには気が付きませんでした。大ごとにならず、競技が予定通りに進行してホッとしています。

思うに、ザギトワ選手をはじめ、優勝候補とされていたスケーターたちは演技直前になると極限まで研ぎ澄まされた精神状態になるので、たとえ負傷がさほど深刻ではなくとも「ルーティンから逸脱する」ということ自体で動揺するのではないでしょうか。しっかりと気を取り直し、フリープログラムを演じきったのはさすが、五輪チャンピオンの意地です。

それにしても紀平さん、あっぱれのひとことです。

私はシニア女子のフリー演技の時、最終滑走者までは裏のミックスゾーンにいたのですが、紀平選手が優勝した場合はCBCのブレンダ・アーヴィングによる勝者インタビューが行われると聞いていたので、彼女の演技はキスクラ近辺で観ることにしました。

私の立っている位置は濱田コーチのはるか左斜め後ろの辺り、リンクが縦方向に見え、紀平選手の冒頭のアクセル・ジャンプは反対側遠方で跳ばれていました。一つ目のアクセルは着氷が乱れ、ドキッとしましたが、その後、皆さんご存知の見事なリカバリー。

一つ、また一つ、エレメントがこなされ、振り付けも丁寧に演じられ、どんどん勢いがついてもう何も失敗しないだろう、という確信が得られるような演技でしたね。

面白いもので「ああもうこれはゾーンに入ったな」という感触は、何も根拠がないはずなのに、演技が進行しているそばからその場の「気」で確かに伝わって来る。そして観ている側は何の不安もなく、最後までプログラムに浸れる。

すごいものを見せてもらいました。

試合後の会見やおびただしい数のインタビューに応えていた紀平選手ですが、非常に落ち着いた受け答えをするアスリートです。「自分の素直な気持ちを言葉にすればいいと思うので、(メディアからの注目を)プレッシャーには感じない」とスラリと言っていたのが印象的でしたが、それにしてもゆっくり時間をかけて言葉を選び、自分の考えを丁寧に述べて行く様子は見事でした。

メンタルコントロール、についてもすでに多くを語れるあたり、末恐ろしいです。本人の資質もあるでしょうが、おそらく多くの先輩たちの経験を目の当たりにして、アスリートの道は厳しく険しい故、あまり大きく一喜一憂するのは得策ではない、ということを身をもって感じ取っているのではないかと推測します。やはり練習環境というのは重要ですね。

鮮烈なシニアシーズン・デビューから、(国際試合に関しては)折り返し地点で最高の結果を出し、日本フィギュア界には新しいスターが誕生しました。さぞメディアもファンも大騒ぎでしょう。

日本の選手団はすでに帰国して、凱旋会見なども行われているのでしょうが、まだまだ全日本選手権前の大事な時期です。百戦錬磨の濱田コーチのことですからスケーターたちをしっかりと守る体制は整っているに違いありませんが、どうか選手たちの集中が削がれないように、と願っています。

さて、12月8日の夜の競技(シニアのアイスダンスとペア)が始まるまで、少し時間が空いたので今回は珍しく、メディアセンターの方でお手伝いが出来ました。日本の雑誌記者二名およびテレビ局二社がパトリック・チャンにインタビューを行いたい、ということで一時
ほど、その通訳を頼まれたのです。

今大会のアスリート・アンバサダーとして就任していたパトリックは、11月末までずっと平昌団体競技で金メダルを獲ったカナダ代表スケーターたちと一緒にツアーに出ていたので、何となくまだ現役の雰囲気が漂っています。それどころかいっそうスリムですっきりした体形と顔立ちになっていて、現在、とても精神状態が良いように見えました。

昔から饒舌な彼でしたが、まあよく喋る喋る。一つの質問に対して2‐3分はぶっ続けで答えていましたよ。話題はファイナルに出場した選手たちの演技の感想、が多かったですが、実によく観察していました。日本のメディアの取材ですから、日本の選手たちの滑りについて聞かれて、的確な指摘とアドバイスを述べていました。内容についてはいずれ報道されるでしょうから私からは控えておきます。(報道されたものに補足することがあれば、しますけどね。ウフフ)

長い取材が終わり、解散する時に「現役の時と全然、変わらないね」と私が言うと、パトリックは「そお?ちょっとお腹出たかなって思うんだけど」とおどけていましたが、ほんと、まだまだ大丈夫。エキシビションでは滑ってくれるのかなと期待しましたが、出番はなしでしたー。

あ、そうそう、そのエキシビションでは一部の最終滑走がエラジ・バルデさんになっていたのですが、フィナーレの振り付け後、どうやらどこかで転んだらしく、その代わりに急遽、キーガン・メッシング選手が登場しました(おかげでキーガンの出番が二つに増えた!)。バルデさん、無事でありますように。

グランプリ・ファイナルをこうやって経験できたのは良かったですが、ちょっとしばらく時間が経たないと飽和状態から立ち直れないかも。オリンピックやワールドも体験したSさん(このブログに良く登場してくれるアーティストのSさんとは別人です、念のため)に聞くと、GPファイナルはやっぱり他のどの大会よりも目まぐるしいそうです。

来シーズンはモントリオールでそのワールドが開催されます。皆でまた会おうね、と言って解散したことでした。

最後にもう一つ:GPFバンクーバー大会は確かに大規模なイベントでしたが、選手たちはそこそこリラックスして、ホテルからシャトルに乗り、試合会場へと向かっていました。私が見た限りでは、ファンに追いかけられることもなく、出待ち入り待ちも少なく、試合中もほとんど(*)過剰な接近はありませんでした。

(*)ロシア女子に実物大と思われるような巨大なパンダのぬいぐるみ渡そうとキスクラ隣の席から勢い余って落ちた兄ちゃんがいました。この人はまず反対側の客席最前列に座り、とてつもなく大きなレンズのついたカメラでバシャバシャと撮影開始。その席の正規の持ち主が現れると、隣のセクションに移動して撮影続行。そこで会場セキュリティに注意され、しぶしぶとカメラをバッグに収納。5分後、キスクラ間近の仮設客席に登場して、前述の転倒シーンを披露、チケットを持っていないことを指摘されるとまたしぶしぶと大荷物を持って退散。ちょっと(というか、かなり)ヒンシュクでした。そのあとも懲りずにザギトワ選手に大きな犬のぬいぐるみを投げ込んでいましたが。

日本のトップ選手でさえ試合翌日の朝に一人でポヨ~ンと気軽にシャトルに乗り込み、中でフォトグラファーたちと談笑し、会場入りできていました。

とすると、もしかしたらこれがファイナルと言えど国際大会の「普通」の姿で、羽生選手が参加する大会だけが「別物」なのかな、と思えてきました。

以前も羽生選手が何ゆえ史上最高のスケーターなのか、ということに関する記事を書きましたが、あの異様なほどのメディアやファンからの注目に四六時中、対応しながらもそれを乗り越え、制覇して、あの演技を披露できる点も羽生結弦の凄さである、とちゃんと加えなければならないと思ったことでした。

「番外編」も含めてあと少し書き足りないのですが、とりあえずここまでいったん、記事をアップします。

てれビ~ム来シーズン

設定金額4万円( ゚д゚)

クビ決定まで残り2戦というところで高額設定!!!ふっふーーー!!!!

ドキドキしながら見守る私の気持ちを知らずに(そりゃ知らんわ)

安定の高額お肉をセレクトしてもぐもぐ食べてるというのが中島健人くんらしくて 笑。

ピタリ賞で大逆転は最終決戦にとっておこう!!!それがいい!!!!

今回もシッカリと決めてくれました!!!!

ケンティィ━。゚(゚´Д`゚)゚。━ッ!!

1位通過でSexy Thank youを叫ぶ勇姿と同時にお茶の間でガッツポーズ。

差額がまたお見事じゃないです?すごくない?

マイナス600円なんてほぼ誤差なしっていってもいいくらいで。

どれほど勉強してきたんだろうと思うともう優勝でいいかなって(甘)

VIPチャレンジャーが今回はさらっと抜け出していたのが大きかった。

今回は直美さんが自腹ということは順位は変動して…

中島健人くんは3位に浮上!!!

でもこれってまだまだ最後までわからないやつでは???

高額で負けたら一気に…

ひゃーーーーーーーーーーー

次回のぐるナイ ゴチ生放送3時間SPも絶対に見逃せない。

大丈夫、中島健人くんは残る。

絶対に来シーズンのゴチにもいる絶対にいる(言霊)

本人も続投への気持ちを熱く強く語っておられました。

1年で去るというのは…

NOサンキューデリシャス

は(・∀・)い?

「ドロ刑-警視庁捜査三課-」も無事にクランクアップおめでとうございます。
こちらについては重たい気持ちを語りたいと思っているのですが(あるんだ)
明日は日テレがドロ刑最終回直前番宣!!!
ZIPからのスッキリ・ヒルナンデスに中島健人くんが出演です♡♡
主演ドラマを走り抜けた自信あふれる表情を生で見られるかと思うと…
泣けますよね‪( p_q)‬(早)

誰が来シーズンの責任を取るのだろう

皆様

グランプリファイナルが終わってすでに二日目に突入しています。ちょっと気が抜けたビールのような感は否めませんが、時系列はグチャグチャなのを先にお詫びしておいて、忘れてしまう前に幾つか書き留めておきますのよろしくお願いいたします。

12月9日のエキシビションの後、メディアセンターを完全に解体して記者やフォトグラファーの方々が退室するまでを見届け、空港に向かいました。

夜の11時バンクーバー発、5時間近くのフライトでトロントに戻ると、3時間の時差も手伝って到着するのが早朝の6時過ぎです。一緒に飛んだボランティアのSさんはそこから帰宅して、シャワーを浴びて、出社するとのこと。大手銀行でデータ管理の要職に就いている彼女なので、先週休暇を取った分、しっかりと働かなくてはいけないのだそうです。

一方、私と一緒にトロントからこのファイナルのメディアチームに参加してくれたYちゃんはバンクーバーに残り、そこでひと仕事済ませてから帰る。もう一人の若手新人ボランティアのFちゃんと私は無事に帰宅して、慣れない彼女は10時間の爆睡。私は3時間の昼寝で復帰できました。これも経験のなせる業か、単に飛行機で寝られたのが功を奏したのか。

とにかく、ファイナルという大会はこれまで手伝ったカナダ連盟主催の試合とは勝手が違いました。何度も繰り返して申し訳ないのですが、リンク裏の忙しさが想像以上。ジュニアとシニア競技の両方が入り混じって進行しているのもありますし、出場選手の全員がメディアに注目されている、ということが大きいでしょう。テレビ朝日はもちろん、カナダのCBC、ロシアからは2局、そして中国や韓国のクルーもいました。そこにISUやオリンピック・チャンネルのカメラも加わるとどんなすごいごった返し方か、というのがちょっと想像していただけるかと思います。

ところでフリー演技前にザギトワ選手がテレビのケーブルに躓いた、という情報が流れたそうですが(ジュニア女子の中継中、テッド・バートン氏が解説の際に言及:9分目の辺りです)

「she tripped on a TV cable」と言っていますね。これがテレビ(モニター)のケーブルなのか、テレビ(カメラ)のケーブルなのかはっきりしないのがちょっと気になりました。

もっとも舞台裏にはモニター類がライストおよびスコアを映し出すためにそこかしこに設置されていましたが、それに躓く、ということはなさそうな気がします。

舞台裏で選手たちをフォローしていたカメラクルーは大勢いましたが、メインはISUチームで、各国のテレビ局の皆さんは自分たちの持ち場のブースに貼り付いていたのがほとんど。後は自国の選手に注目していたと思われます。

いずれにしても我々は競技中、ずっと選手たちのウオームアップエリア辺りにいましたが、騒ぎには気が付きませんでした。大ごとにならず、競技が予定通りに進行してホッとしています。

思うに、ザギトワ選手をはじめ、優勝候補とされていたスケーターたちは演技直前になると極限まで研ぎ澄まされた精神状態になるので、たとえ負傷がさほど深刻ではなくとも「ルーティンから逸脱する」ということ自体で動揺するのではないでしょうか。しっかりと気を取り直し、フリープログラムを演じきったのはさすが、五輪チャンピオンの意地です。

それにしても紀平さん、あっぱれのひとことです。

私はシニア女子のフリー演技の時、最終滑走者までは裏のミックスゾーンにいたのですが、紀平選手が優勝した場合はCBCのブレンダ・アーヴィングによる勝者インタビューが行われると聞いていたので、彼女の演技はキスクラ近辺で観ることにしました。

私の立っている位置は濱田コーチのはるか左斜め後ろの辺り、リンクが縦方向に見え、紀平選手の冒頭のアクセル・ジャンプは反対側遠方で跳ばれていました。一つ目のアクセルは着氷が乱れ、ドキッとしましたが、その後、皆さんご存知の見事なリカバリー。

一つ、また一つ、エレメントがこなされ、振り付けも丁寧に演じられ、どんどん勢いがついてもう何も失敗しないだろう、という確信が得られるような演技でしたね。

面白いもので「ああもうこれはゾーンに入ったな」という感触は、何も根拠がないはずなのに、演技が進行しているそばからその場の「気」で確かに伝わって来る。そして観ている側は何の不安もなく、最後までプログラムに浸れる。

すごいものを見せてもらいました。

試合後の会見やおびただしい数のインタビューに応えていた紀平選手ですが、非常に落ち着いた受け答えをするアスリートです。「自分の素直な気持ちを言葉にすればいいと思うので、(メディアからの注目を)プレッシャーには感じない」とスラリと言っていたのが印象的でしたが、それにしてもゆっくり時間をかけて言葉を選び、自分の考えを丁寧に述べて行く様子は見事でした。

メンタルコントロール、についてもすでに多くを語れるあたり、末恐ろしいです。本人の資質もあるでしょうが、おそらく多くの先輩たちの経験を目の当たりにして、アスリートの道は厳しく険しい故、あまり大きく一喜一憂するのは得策ではない、ということを身をもって感じ取っているのではないかと推測します。やはり練習環境というのは重要ですね。

鮮烈なシニアシーズン・デビューから、(国際試合に関しては)折り返し地点で最高の結果を出し、日本フィギュア界には新しいスターが誕生しました。さぞメディアもファンも大騒ぎでしょう。

日本の選手団はすでに帰国して、凱旋会見なども行われているのでしょうが、まだまだ全日本選手権前の大事な時期です。百戦錬磨の濱田コーチのことですからスケーターたちをしっかりと守る体制は整っているに違いありませんが、どうか選手たちの集中が削がれないように、と願っています。

さて、12月8日の夜の競技(シニアのアイスダンスとペア)が始まるまで、少し時間が空いたので今回は珍しく、メディアセンターの方でお手伝いが出来ました。日本の雑誌記者二名およびテレビ局二社がパトリック・チャンにインタビューを行いたい、ということで一時
ほど、その通訳を頼まれたのです。

今大会のアスリート・アンバサダーとして就任していたパトリックは、11月末までずっと平昌団体競技で金メダルを獲ったカナダ代表スケーターたちと一緒にツアーに出ていたので、何となくまだ現役の雰囲気が漂っています。それどころかいっそうスリムですっきりした体形と顔立ちになっていて、現在、とても精神状態が良いように見えました。

昔から饒舌な彼でしたが、まあよく喋る喋る。一つの質問に対して2‐3分はぶっ続けで答えていましたよ。話題はファイナルに出場した選手たちの演技の感想、が多かったですが、実によく観察していました。日本のメディアの取材ですから、日本の選手たちの滑りについて聞かれて、的確な指摘とアドバイスを述べていました。内容についてはいずれ報道されるでしょうから私からは控えておきます。(報道されたものに補足することがあれば、しますけどね。ウフフ)

長い取材が終わり、解散する時に「現役の時と全然、変わらないね」と私が言うと、パトリックは「そお?ちょっとお腹出たかなって思うんだけど」とおどけていましたが、ほんと、まだまだ大丈夫。エキシビションでは滑ってくれるのかなと期待しましたが、出番はなしでしたー。

あ、そうそう、そのエキシビションでは一部の最終滑走がエラジ・バルデさんになっていたのですが、フィナーレの振り付け後、どうやらどこかで転んだらしく、その代わりに急遽、キーガン・メッシング選手が登場しました(おかげでキーガンの出番が二つに増えた!)。バルデさん、無事でありますように。

グランプリ・ファイナルをこうやって経験できたのは良かったですが、ちょっとしばらく時間が経たないと飽和状態から立ち直れないかも。オリンピックやワールドも体験したSさん(このブログに良く登場してくれるアーティストのSさんとは別人です、念のため)に聞くと、GPファイナルはやっぱり他のどの大会よりも目まぐるしいそうです。

来シーズンはモントリオールでそのワールドが開催されます。皆でまた会おうね、と言って解散したことでした。

最後にもう一つ:GPFバンクーバー大会は確かに大規模なイベントでしたが、選手たちはそこそこリラックスして、ホテルからシャトルに乗り、試合会場へと向かっていました。私が見た限りでは、ファンに追いかけられることもなく、出待ち入り待ちも少なく、試合中もほとんど(*)過剰な接近はありませんでした。

(*)ロシア女子に実物大と思われるような巨大なパンダのぬいぐるみ渡そうとキスクラ隣の席から勢い余って落ちた兄ちゃんがいました。この人はまず反対側の客席最前列に座り、とてつもなく大きなレンズのついたカメラでバシャバシャと撮影開始。その席の正規の持ち主が現れると、隣のセクションに移動して撮影続行。そこで会場セキュリティに注意され、しぶしぶとカメラをバッグに収納。5分後、キスクラ間近の仮設客席に登場して、前述の転倒シーンを披露、チケットを持っていないことを指摘されるとまたしぶしぶと大荷物を持って退散。ちょっと(というか、かなり)ヒンシュクでした。そのあとも懲りずにザギトワ選手に大きな犬のぬいぐるみを投げ込んでいましたが。

日本のトップ選手でさえ試合翌日の朝に一人でポヨ~ンと気軽にシャトルに乗り込み、中でフォトグラファーたちと談笑し、会場入りできていました。

とすると、もしかしたらこれがファイナルと言えど国際大会の「普通」の姿で、羽生選手が参加する大会だけが「別物」なのかな、と思えてきました。

以前も羽生選手が何ゆえ史上最高のスケーターなのか、ということに関する記事を書きましたが、あの異様なほどのメディアやファンからの注目に四六時中、対応しながらもそれを乗り越え、制覇して、あの演技を披露できる点も羽生結弦の凄さである、とちゃんと加えなければならないと思ったことでした。

「番外編」も含めてあと少し書き足りないのですが、とりあえずここまでいったん、記事をアップします。


来シーズン 関連ツイート

松井裕樹投手には、素敵な奥さんを大切に守りつつ、来シーズンは楽天もしっかり守って欲しいですね💓
RT @tochigi_gb: 【懐かしphoto📸】
先日現役引退発表をされた #中村恵吾 選手。
そして同じく現役引退発表し、
来シーズンからはコーチを務めることになった #八木健史 コーチ。
二人とも初年度から栃木ゴールデンブレーブス を引っ張ってくれる大きな存在でした✨…
RT @shizuokashikoho: 議会事務局です。12月6日(木)田形議長、望月副議長が清水エスパルスの大榎ゼネラルマネージャー補佐、鄭大世選手、金子翔太選手から2018シーズン終了報告を受けました。来シーズンも、市議会は清水エスパルスを応援します! https://t…
名波監督「今季は得点が少ない。来シーズンはもう少し攻撃の「形」を作らないといけない。」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする