釣り場のゴミ収集イベントに関するワタシの考え方と見解をつらつらと書き続けるだけのブログになります
長いし、つまらないです
まず
もしワタシが人が集まって釣り場のゴミ拾いをするイベントの趣旨や意義を問われた場合
一人ではなかなか気の進まないゴミ拾いだけど、たまには共通意識の人間同士で、レジャー感覚で釣り場のゴミでも拾って自分達が遊ぶフィールドをクリーンに保とう
みないな感じのイベントかなという理解です
というか、これで十分かと思う
それというのも
ボランティアで釣り場のゴミを拾って環境保全に努めるのが前提
と考えた場合
個人単位で日々ゴミを拾うことと、大々的なゴミ収集イベントでなければならないことの明確化がなされていない
ワタシ個人としてはここに明確な差など無くてもいいとは思っていますが…
でも言う人に言わせれば
そうではないのでしょう?
例えば、霞ヶ浦のゴミ収集イベントに集まった人間が300人という話を聞く
霞ヶ浦のゴミ拾いイベントを完全なボランティア活動と見た場合
バスプロ、一般釣り人、ブロガーにユーチューバー等といった人間の枠はもちろん関係ない
というか、全員ある意味では一般人ですね
誰であっても1人は1人
そして集まった人間が300人
300人という人数はワタシからすると驚きであり、ただのゴミ拾いにそんなに集まるなんて凄いことじゃないか?
という気がする
が
一方で
ゴミ収集メインとはいえ、イベントとして人を少しでも多く集めるという事に重点を置き、それに特化して運営から情報発信をして、その結果集まったのが300人であったというなら、まだまだ多くの人を集めることは出来たのではないかという気がする
ボランティア精神云々なんか無くても
一人でも多くの人間を集めなければならない退っ引きならない事情があるのであれば
正直運営の方の努力や工夫、演出力や企画力、それに投資できる資金が足りないのではないかと思う
「死に物狂いの努力をしている」
「なにも知らないのに言うな」
そう言われそうですが、具体的な目標を設定し、それに達していなかったのであれば、社会に出たら努力不足、企画力不足と言われて仕方なしなのです
それと明確な目的があるのならば、人が集まらないと嘆いてる場合ではないとも思う
言葉に語弊があるかもしれませんが、あのバスプロが来ていないじゃないかと大声あげるばかりではなく、集客能力に長けたバスプロとされる人間達にもっともっと積極的に声をかけ、プライベートよりもこのイベントに出ることの方に具体的なメリットを与えることも必要なのかなと思う
これが正解であるかどうかは別として
ボランティアの先に、それとは別に求める何かがあるのであれば
批判はされども、黄色いTシャツのチャリティー風番組のようにギャラを支払われる演者側と、募金をする側の人間に分ける等、ある意味ではボランティアではなく、このイベントに出るというビジネスチャンスを与えてやることも大切なのかなと
ワタシもそうだけれど
日本は欧米のようにチャリティーやボランティア活動が生活の一部、やって当たり前の活動と捉える人間は多くなく、その意識も低い気がする
これを、まだまだ日本はなってないなと怒鳴っても愚痴っても仕方がない
そんな日本で、例え霞ヶ浦を拠点にしているバスプロであれ、ショップやメーカーであれ
なにを置いてもゴミ収集イベントに行かないと!
こう感じさせ
行動させることはそう容易ではない
バスプロと聞くと誰もが1000万オーバーの車に乗り、華々しい経歴を持ち、およそ食うには困らない生活をしている…
そんなわけはなく
国内で実際にトーナメントの賞金のみで自身の生活費分をペイ出来ているバスプロがどれだけいるか…
この置かれた日常の中で
各々、生活というものがある
このイベントに参加しなければ、いつかバス釣りが出来なくなるかもしれないよ!?
と騒いだところで、日本のバス釣り業界の景気の現状を考えると、1日を不意にしてゴミ収集をするより、その日従事するはずの仕事やプライベートな要件が優先になってしまうのは、ある意味必然かとも思う
そこにきて
霞ヶ浦を拠点にしているのだから来るべき!
1日くらい予定を空けられるはずだ!
業界人が来ないのはおかしい!
こんなことを言ってもただ霞ヶ浦界隈でバス釣り関係の仕事をしている人間にケンカを売るだけの形になり
今後の、このイベントの伸び代すらも奪う結果になるような気がする…
もっと、ネット上を探せばいくらでもいるインフルエンサーになり得るような人格とスキルを持った人間に、個別にコンタクトを取りしっかりとイベントの趣旨と意義を理解してもらい、運営側の意図を間違いのないよう、正確に伝えてもらうよう依頼するといったことも出来るのではないか…
以前もブログに書きましたが、無責任なメーカー側風人間の拡散等はメーカーにとって宣伝費のかからないスピーディーで効率的な戦略である
同時に、とても大きなリスクを孕んでおり慎重にならなければいけない
ネット上の拡散とは良いものもそうでないものも円の中心から外側に物凄いスピードで限りなく無限に広がっていってしまう
特に悪いものはより早く、悪く拡がっていく傾向が強い
その為、まずなにより拡散円の中心に近い人物(今回の場合は運営陣やイベントに参加した方々)がしっかりとイベントの意義を理解し、意識を高め合い、その中で正確に拡散させる能力のある人間がそれをやるのが、イベントとしてもビジネスだとしても、セオリーで正攻法かとワタシは思う
参加者の前で、発起人が壇上に立ち
今回はこんなイベントでした
とても有意義でした
少しでも多くの人にもっともっと参加してほしいイベントですと語ったところで
大した効果をあげられるはずもなく、なんなら運営の意図など理解しないお門違いな拡散が巻き起こる始末
ワタシは今回のゴミ収集イベントの真の意義を知りません
これでもかなりネット上の情報を漁り情報収集に努め、参加した方々を含め、もてる人脈の方々にどういった意義でこのイベントが開かれているのかと聞きましたが、そこに明確な答えは無く
先にあげた情報発信が十分であったとはとても感じられない
霞ヶ浦でゴミ収集イベントだってよ
なんでみんなで集まってゴミ拾い?
日々、個人単位で少しずつではマズイの?
ゴミ拾いしなかったら近い将来釣り禁止なの?
ということはこのイベントに参加してゴミ拾いしたら釣り禁止にはならないの?
ゴミ拾いをしたら、釣り禁止やリリース禁止にならない確約があるの?
一体みんなで集まって何tのゴミを拾えばいいの?
ボリュームの問題じゃなく
環境団体みたいな人間に定期的にバサーが集まってゴミ拾い頑張ってますよ!とアピールすることが意義なの?
こんな疑問を持っている人は少なくないんじゃないだろうか…
もちろんワタシだってどこかでそう感じている
そもそも清掃ボランティアなのだからそんな打算的な考えはなく
普段遊ばせてもらっているフィールドに感謝の意を込めて清掃という形で恩返しがしたいだけだ
そういうことであれば
なおのこと強制や押し付けがましいものの言い方はよくない
間違っても
するべき!
なんて言葉を使って押し付けてはいけない
この人わかってないなと言うのであれば
どうして参加するべきなのか?
是非とも教えて欲しい
わかっているならば、どんどんその意義と趣旨を正確に発信して欲しい
インターネットでそのイベントを検索すれば、すぐにその意義が子供にでもわかるようにしておいてほしい
そんなこともせずに
近い将来リリース禁止や釣り禁止になるぞ!
そうなったらあの時イベントに来なかったやつが戦犯だ!
みたいに言われても困る
それと
知りたきゃ、とりあえず一回おいでよってのも無理がある
好きなルアーを買いに行ったり、美味しいラーメン屋さんに行くのとは違う
寒空の中
憧れのバスプロはいるかもしれないが、顔も見たくないような人間も来る場所に、人が捨てたであろうゴミを拾いに行くのだ
ワタシはとりあえずなんて気持ちでは
とても足が向かない
とにかく現状では足らず、もっと少しでも人を集めたいのであれば
1度も参加したことがない人間でも
とりあえず行ってみるかと思わせる企画や発信が必要なのかなと感じました