今日は今週月曜日に受診した肝臓内科の
血液検査の結果を頂きに、再度、病院に行ってきました🏥
月曜日の受診時に出た結果では
前回7月と比べて
中性脂肪は下がり、丁度半分の値で基準値内に収まっていました
但し、血糖値とLDLコレステロールは少し上がって「H」
・・・アララ
先生が仰るには
夏場の動きが鈍る時期には多くの患者さんよく観られる傾向とのこと
「そう、診ています」とのことでした
・・・多分そうであって欲しい~
なので
これから涼しくなって食欲も増しがちですが
食欲の勢いに流されずコントロールしなきゃですね
そして今日出た結果のリウマチと肺関係の数値は
MMP-3は、少し下がりましたが130.1
KL-6は、600台に戻りました(5月には初めて800を越えたので心配していました)
これについては、膠原病の先生が仰っていた
誤差の範囲と診て良さそうですね、、と
MTXも服用し、強皮症でもあるので
間質性肺炎には要注意です
こちらの結果データを持って、土曜日には膠原病内科を受診します🏥
日にちが前後しますが
7月の骨密度検査で骨粗鬆症の診断が出ていたのですが
肝臓の先生は
同年代の平均値の86%程度なので
既に服用しているアクトネルをしっかり飲み忘れないようにすることと
運動ももう少し意識しながら経過を観て行きましょうとなりました
プラリア💉を覚悟していましたが、良かったです
・・・ハイ、涼しくなったらウォーキング頑張ることにしましょう
赤い点が今の私の状態です
赤い領域が骨粗鬆症になります
⬇️
それから今月の68回目となるアクテムラも無事に先週射ちました
今日は、受診が終わって整骨院へ行く予定にしていましたが
スマホの画面が急に暗くなってしまい、このままだと困るので
近くのドコモのお店にそのまま行きました🚗
まだ開店の10時前、駐車場で待ちながらスマホの設定からやってみると
ラッキーなことに復帰
でもせっかく来たのだからと
先日から検討中のタブレットを見ようとお店の中へ
説明を聞き、タブレットの画面を見ていましたが
目がとても疲れるこの頃でしたから
お手頃で、持ち歩くにも嵩張らないサイズのタブレットの購入を決めました
今日は、通院から思わぬ流れになった一日でした
タブレット、大いに使わなくてはですね
整骨院の方は
数日前からピリピリと急に痛くなっていた足の付け根辺りでしたが
ドコモに寄ってそれなりに時間も掛かってしまって少々疲れたこともあり
また、昨日から嘘の様に痛みがほぼ消えていたので
近々、折を見て改めて行くことにしました
膠原病の先生にも相談してみたいですしね
こちらはリウマチの痛みとは違うと思われます、、
そんなこんなで、結構用事の多い忙しい休日となりました
明日は仕事です
長々と読んでくださってありがとうございました
台風が近づいています
大きな被害が出ないことをお祈りしています🍀
安全の為の早めの準備と避難をなさってくださいね🍀
🐠 🐠 🐠 🐠 🐠 🐠 🐠
皆さんに
明日も佳い一日が訪れますように🌻
栄養素についてのまとめ、1.ナイアシン
Abram Hoffer:Orthomolecular Medicine For Everyone、より
昨年ノートにまとめた内容を再掲。
ビタミンB3には、ナイアシン(ニコチン酸)、ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)の2種類がある。
ビタミンは、体内で合成できないものと定義されている。
その定義からすると、アミノ酸のL-トリプトファンからナイアシンは合成されるので、厳密に言うとナイアシンはビタミンではない。
しかし、60mgのL-トリプトファンから1mgのナイアシンしか合成できず非常に効率が悪い。
ホッファーの言葉によると、”われわれがビタミンC合成能力を失ったのと同じように、人類はナイアシンの合成能力を失いつつある”、のだそうだ。
ナイアシンはヌクレオチドサイクルにおいて主要な成分。
つまり、DNA→RNA→タンパク質合成、にとって最重要。
nicotinamide adenine dinucleotide(NAD)は細胞内呼吸の補酵素として必要。
ナイアシンは、消化器系、皮膚、神経系において重要な成分。
また、性ホルモン合成、DNAの修復にも重要な成分。
1,ペラグラ(Pellagra)
ペラグラはトウモロコシを主食とする地域に多発したナイアシン欠乏症。
トウモロコシは、小麦や米に比べ、L-トリプトファン、ナイアシン含有量が低い。
症状は、皮膚炎、下痢などの消化器症状、精神神経症状。
小児期に発症し、免疫機能が低下し、易感染性を引き起こす。
ω3やω6などの必須脂肪酸不足もペラグラを悪化させる。
ナイアシンは必須脂肪酸からのプロスタグランジン合成に必要。
古典的ペラグラは、4Dと言われている。
dermatitis(皮膚炎)、diarrhea(下痢)、dementia(認知症)、death(死)。
日光により発赤、腫脹をおこす光線過敏症が特徴。
光線過敏症は、抗精神病薬を服用している統合失調所患者にもよく見られる。
つまり、ペラグラと統合失調症は非常に近い疾患。
初期には統合失調症様症状が特徴的。
神経症(不安障害)症状などの非精神病症状も多い。
子供では、学習障害、注意欠損性多動障害を生じる。
老年期精神障害、ハンチントン舞踏病もペラグラ症状だとされている。
ペラグラが発症する原因は、
1)L-トリプトファン不足。
2)トウモロコシの大量摂取によるナイアシン摂取量不足。
3)B6摂取不足。
B6はL-トリプトファンからナイアシン変換酵素の補酵素。
4)尿中へのナイアシンの大量漏出。
イソロイシンはナイアシンの尿中漏出を防ぎ、ロイシンはそれを増加させる。
2.関節炎
骨関節炎、リウマチ性関節炎には、2~4gの高用量ナイアシンアミドが著効する。
ナイアシンもナイアシンアミドと同様に有効。
関節の可動域、筋力を回復させ、易疲労性を回復させる。
250mgの頻回服用が有用、3~6ヶ月にて効果を示す。
ほぼ70%に顕著な効果が期待できる。
残りの30%は食物アレルギーなので該当食物摂取を中止する必要がある。
3.統合失調症
ほぼ60~70%の統合失調症患者にナイアシンは効果を示す。
統合失調症は、潜在性ペラグラ、B3(ナイアシン)依存症。
ナイアシン投与により、抗精神病薬の必要量を減らすことができる。
発病後5年以内なら顕著な効果がある。
4.高脂血症
ナイアシンは、他のどんな高脂血症治療薬より、安全かつ有効な高脂血症治療薬である。
(ナイアシンアミドにはその作用はない)。
ナイアシン投与により血中コレステロール値は、高い人は下がり、低い人は上がり、180に収斂する。
ナイアシンは、
中性脂肪を下げ、LDL-コレステロールを下げ、HDL-コレステロールを上げる。
ナイアシン2g投与にて、
中性脂肪とLDL-コレステロールは50%低下し、HDL-コレステロールは35%増加する。
高脂血症治療には、
1)オーソモレキュラー食(精製糖質を止め、食物繊維豊富な食事を摂取)。
2)ナイアシン3g。
3)B6、C、必須脂肪酸、Zn。
8000人以上のデータでは、ナイアシン投与群では、他の高脂血症治療薬投与群に比べ、1)2年以上長寿、2)11%死亡率が減少、3)他の疾患の死亡率を90%減少した。つまり、死亡率を減少させ、寿命を延長させ、動脈硬化病変を改善させ、脳卒中や冠動脈疾患を減少させる。
5.血管障害
ナイアシンは、循環改善、血流改善効果があり、全身循環時間が25%短くなり、肺循環抵抗や末梢循環抵抗を改善させる。
末梢動脈塞栓症を改善させる。
脳卒中や冠動脈疾患を予防する。
透析しか方法がない最重度の糖尿病性腎症がナイアシン3gにて1ヶ月で完全に回復した。
6.学習障害、行動障害
上記症状は潜在性ペラグラなのでナイアシンで改善する。
7.糖尿病
ナイアシンは糖尿病による血管障害合併症を予防する。
ナイアシンは、血糖値を安定させ、インスリン抵抗性を改善させる。
1型糖尿病において、ナイアシンの投与によりインスリン必要量を減少させる。
8.アレルギー
ナイアシン投与によるフラッシュ(ヒスタミン放出)によりアレルギー症状は改善する。
ナイアシン投与は、アナフィラキシーショックを予防する。
食物アレルギーの人には、ナイアシン+Cが有効。
ナイアシン投与にて、片頭痛患者の75%が改善する。
9.多発性硬化症(MS)
多発性硬化症をはじめとする脳の変性疾患は、脳神経細胞が栄養不良で飢餓状態となっている。
B1、ナイアシンの大量投与、B50、C、E、Mg、Znで改善する。
10.ストレス
ナイアシンは最も顕著な抗ストレス因子。
11.その他
アルコール症にはB1とナイアシンが有効。
うつ病患者の中にはナイアシンが著効する人がいる。
抗加齢にはナイアシンが最も効果がある。
SLEにもナイアシンは効果がある。
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ナイアシンはたった14個の原子でできている非常に小さい物質である。
砂糖よりもシンプルな構造である。
体内の500以上の代謝酵素の補酵素である。
多くの病気はナイアシン不足により生じているため
高用量のナイアシンで改善する。
上記疾患には、高タンパク/低糖質食、プロテイン、C、E、B50、ナイアシン、Mg、Zn、Feを試みるべき。
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