おいしさとバフ健康

こんにちは！

 

 

採卵後から飲んでいた

 

ノアルテンとバファリン、プレマリンを飲み切って

 

予定通り4日後に生理が来ました

 

 

 

私の体は割と正直で麻酔も効きやすいし

 

薬も標準的な効き目なので

 

言われた通りのスケジュールで次の診察予定を入れてました

(早く予約しておかないと遅い時間しか予約できないんです)

 

 

 

そしたら2日目に茶オリが

 

 

 

まさかこんなに生理がきたと思ったのもつかの間、

 

すぐ収まりましたがたまに生理の前触れありますよね

 

 

 

 

 

ということでリセット後D2の診察に昨日行ってきました

 

 

 

 

 

今日は午前中に名古屋で煎茶道の教室があったので

 

その後の夕方の診察にそのまま名古屋から行くつもりで折り畳み電動アシスト自転車を持ってきていたのですが、

 

 

時間に余裕があったので調子に乗って名古屋内を途中まで自転車で走っていくことにしたら

 

いつのまにか微妙に診察の16時に間に合わなさそう

 

 

慌てて最寄りの電車に乗る前に

 

公衆電話からクリニックに電話して遅れることを伝えたので大丈夫でしたが、

 

 

自転車の畳み方や輪行バックの入れ方に慣れてない

 

携帯電話が使えない

 

 

といった人間が冒険心を出したばかりに予想外の事になってしまって反省です

 

 

 

でも名古屋で自転車走るのは楽しかった～

 

 

私の地元は車の街で、自転車はすごく走りにくい道ばかりなので、、

 

自転車道とかある道だとすごく走りやすさを感じます

 

 

特にいつもドイツで自転車移動なのでそれと比べちゃうと

 

日本で自転車の利点は？？って感じですが

 

 

 

 

話がそれましたが

 

いざD2診察

 

 

まあ普通にエコーして女医さんと話しました。

 

 

今日から噂には聞いていたエストラーナテープが開始なのでその説明を聞いて、

 

一週間後に再び診察になりました

 

 

 

そして気になっていた胚移植での胚の数ですが。

 

 

 

私の36歳という年齢と

 

今までの治療経験から

 

希望すれば胚盤胞2個戻しも可能、ということでした

 

 

 

もちろん2個戻しでのリスクはあるって分かってるけど、

 

(前の日記にも書いたけど)

もうすでにドイツでも2個戻しを普通にやっててそれでもうまくいっていない身としては

 

やらない手はないのです

 

 

 

一応もう一度夫婦で話し合って、

 

移植前までに決めてください、ということで今日は終わりました。

 

 

 

 

確かにネットで検索してる上では

 

胚盤胞の2個戻しって見たことないんだよね

 

 

もちろん浅田に通ってる全ての人がブログ書いてるわけないし

 

そういう人もきっといるんだろうけど。。

 

 

 

でもでも、私のように移植9回ダメだった人自体すでに少数派だと思うから

 

私は私で考えることにします

 

 

すでに今日旦那と電話会議でも話し合ったところだしね

 

 

 

 

診察の日の夜から

 

早速エストラーナテープお腹に貼りました

 

 

思ったより小さくて薄くてびっくり

 

 

皆さんの写真からはもっと大きいのを想像していたので

 

 

不妊治療あるあるなのかな　笑

 

 

 

テープが効いて早く移植になれますよーに

 

『大護軍チェ・ヨン、都巡問使として西京、西海を指揮せよ。』

 

彼の地からウンスを連れて戻ったチェ・ヨンに、新たな任務が下されたのは十月（とつき）ほど前のこと。

 

西京を北面の守りの地とし、西海には水軍を置く。

任されたのはそのための地固めだ。

 

「まずまず近くでよかったな。宿営からなら新妻の小夜枕まで、チュホンの脚で半日だ」

任務地が決まると、そう叔母に冷やかされた。

それでも、長い時は月単位で、短くても数日、この地に戻ったばかりのウンスを残し、度々屋敷を空けることを強いられてきた。

 

地図を片手に官衙やその周辺をつぶさに記録してまわり、膨大な書類に目を通し、不足の箇所には説明を求め、必要な支出の算出までを行った。

補佐についた官使達が一人減り、二人減り、残ったのはチュンソクと他数名という激務だった。

 

この西京行きで、ようやっとその任も終わりを告げる。

チェ・ヨンは今までの総仕上げとなる作業を黙々とこなし続け…

 

☆

 

嘉俳前日の宵、ついにコトリと筆が置かれ、最後の帳面が閉じられた。

 

「これで終いだ。チュンソク、今から戻るぞ！」

「はっ」

 

急いでチェ・ヨンの後を追おうとすると、官使の一人に腕を掴まれ手拭いを渡される。

「テジャン、せめてこれを使ってください」

「ん？ ん？」

「テホグン以外は、皆こうなってますから。ほうら」

 

差し出された指は墨で汚れ、その手で目を擦ったりしたのだろう。

まるで、仮面劇で被る面（タル）のようだ。

 

 

「…俺も、か？」

全員が首を縦に振っている。

 

「テホグンっ！すぐにでもご出発をっ！

某も、顔を洗って後を追いかけます！！！」

 

 

☆☆☆

 

チェ・ヨンが、戻り道を急ぐ。

夜道を照らすのは仲秋の名月まで残すところ一日というまあるい月だ。

 

 

この月灯りなら、夜明けと共に屋敷に着けるな

間に合わせてみせる、何としても

 

 

☆☆☆

 

笛と太鼓の音が遠くに聞こえる。

たくさんの人達がドッと笑出して…一芸が終わって拍手喝采といったところか。

 

賑やかね

嘉俳のお祭りかしら

 

すると、その音に混ざって…

今にも泣き出しそうな子供の声がする。

「…どこにいるのです。母上ぇ暗くてさがせません」

 

…迷子かしら？

 

「坊や、どうしたの？ はぐれちゃった？」

四五歳くらいか。ウルウルとしたまん丸な眼が、ウンスを見つけた途端にパッと明るさを増す。

 

「母上っ！」

 

えっ？

なに？

わたし？

 

「母上ぇ」

ちょこちょこと駈け寄ってきて、両手を広げると、バフッとウンスの足元に抱きついてくる。

その子と目の高さを合わせようとして、ウンスはしゃがみ込んだ。

 

「ねえ、坊や、残念ながら人違いよ。

あなたの母上を一緒に探してあげるから、ほら、もう泣かないで」

 

「母上です！ 母上でしょ？

いい子にしてたらカベの日に会えるって。

だから、ヨンは泣いてません。母上と、そう約束をしました」

 

ヨン？

…この子、子供の頃のあの男（ひと）？

 

「母上、見つけたのです。

でも、摘んだらだめよって…

あっち。あっちに咲いてるんです」

 

幼すぎちゃってよくわからないけど

似てるって言われれば…確かに面影が、まあ、あるにはあるわね

 

「ねえ、あなたのお家はどこ？ お名前は？」

 

「…おうち？」

「家とか… それとも屋敷って呼んでるのかしら。あなたが、家族と過ごす場所のことよ」

「いえ？ はい。父上が、この国を、お前の家だと思いなさいって」

 

ぷっくりとした小さな手が、ウンスの手の平に差し込まれ、ギュッと人差し指を握ってくる。

 

かわいい…

 

「家も、国も、知っています。だけど、意味が、わかりません。

…母上、母上なら、わかるのでしょう？」

ウンスの気を引こうと、一生懸命だ。

 

「ねえ、たとえば家が無かったらどうなるかしら？」

「とても、困ります」

「じゃあ、国がなくなっちゃったら？」

「…きっと、困るかと…」

 

ウンスは地面に大きな円を書く。

「これが国だとしたら…家はどこにあるのかな？」

「この中、です」

小さな指が、迷わず円の中を差す。

「そう。よくできました」

 

頭を撫でようと、その子の顔を覗き込んだ途端…ぐらりと身体が揺れ、宙に浮いた。

 

☆

 

あ、あれ？

なに？ どうしちゃった？

ここ、どこよ？！

 

「暴れないで。

まったく…貴女ときたら（水屋で居眠りなど）」

「…チェ・ヨン？」

「然るべき場所で、寝ていてください。寝不足は美容の敵だ。違いますか？」

「…場所は違うけど、寝てたわよ」

「…」

 

怒ってる

それも、すっごく…

貴女を見つけるまで、どんな気持ちだったか…

 

一刻でも早く逢いたい…そんな想いを胸にチュホンを走らせてきた。

しかしだ、眠っているはずのウンスは部屋におらず、寝台に横になった痕跡すら見当たらない。

 

攫われでもしたのかと、身の毛がよだつ思いで外に飛び出したのだが…

水屋から灯りが煌々と漏れてきており、そこには…

机に突っ伏したままスヤスヤと寝息を立てて眠っている妻がいた、というわけ。

 

「はっ！そうだわ。 戻らなきゃ。ねえ、栗の皮むきがまだ終わってなくて…」

「…」

「栗よ、
あなたのすきな栗。今年の初物よ」

「…」

「あの、栗卵（ユルラン）に初挑戦中なんですけど…」

「栗など、生でも食えます」

 

横抱きにされ、そのまま閨まで運ばれて、いつの間にか着物まで脱がされている。

 

月の匂いがあるとしたら、きっとこんな香りね

それとも、松葉の匂いかしら？

夜通しチュホンを走らせたの？

そうやって平気な顔をして、ムリばっかりするんだから…

 

チェ・ヨンの動きにウンスの身体中がはっきりと目覚め、そして、一気に満たされていった。

 

 

☆☆☆

 

「あらまあ…あんた！ チュホンが戻ってるよ」

「ほうらみろ、だんな様はきっと茶礼に間に合うって言ったろう？」

 

「…だけど、奥様の方は間に合わなかったみたいだね」

「こりゃあ察するに、だんな様の強制終了だな」

 

皮を剥かれていない状態の栗が、あちこちに転がったままだ。

 

そしてその後…

チェ家の台所を預かるクム夫妻が、ウンスがやり残した準備を見事に引き継いだようだ。

 

 

☆

 

「どうする？ もうすぐ昼だってのに」

「お前が様子をさ…」

「滅相もない！」

「奥様が新調された着物はちゃんと置いたのか？」

「だんな様がお出かけになる前からね。

湯も沸いてるし、茶礼でも墓参りでも伐草（ポルチョ）でも子作りでも…」

 

「おっ！そうだ、精の付く汁物でもこしらえて…」

「そうだね、それがいい」

 

 

ウンスが家族となって初めての嘉俳日は…

どうやら子作りに始まり、子作りで終わったようだ。

 

その結果は？

ウンスが見た夢は？

それは、また別のお話で。

 

 

 

終わり

 

 

 

この後日談は週明けにでも

なぜなら、出番がひと言だけ、しかもヨンの回想というチェ尚宮が、満を持しているという…

 

 

皆さんこんにちは(ﾟωﾟ)

こんにちは、43歳美容ライターの栗林です！

おはようございます。