Straightforward Approach

     フィギュアスケートほど人間が出るスポーツはない。  　人格 生き様 が出る。
　   EXより試合が面白いのは、追い詰められた状況で人間性が出るから。   (田村明子） 　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

羽生選手を撮影するのは　約半年ぶりだ。　　　前回は忘れもしない昨年11月9日、

大阪でのＧＰシリーズＮＨＫ杯公式練習中に転倒。　大怪我をしたショッキングな場面だったが

競技者羽生結弦の不屈の精神を垣間見た。

 

そして今日はアイスショー

エンターテイナー羽生結弦が勢いよくリンクに飛び出すと

会場のボルテージは最高潮に達した。

 

激しくも華麗な動き、　額に流れる大粒の汗、　乱れた髪、　　そして満面の笑み

会場を埋め尽くしたすべてのファンに向けて

全力投球、直球勝負するその姿はとても清々しい。　　　　　　－西村尚己カメラマン－

 

TORONTO

羽生選手の歴史的快挙が注目される中

ブライアンオーサーコーチの元へ3人もの一流選手が終結している事態に

メディアも強い関心を向けている

そこで、オーサーコーチの総合力を大切にする方針に

フォーカスした記事を紹介し、補足をしたいと思う。

 

＜ピョンチャン五輪と総合力＞

　　　　　　ジャンプ　   スピン　 コンポーネンツ 　合計

羽生結弦　131.94　　40.09　　145.12    317.85

宇野昌磨　130.50　　37.64　　138.76    306.90

ハビエル　 121.36　 39.95　　143.93    305.24

金博洋　　 133.47　　35.49　　128.81    297.77

ネイサン　 130.33　　37.70　　129.32    297.35

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羽生結弦・メドベ…　オーサー氏にトップ選手なぜ集う

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🔶4回転ジャンプだけのためじゃない

 

ジェイソンはコーチ変更はクワドだけのためではないと主張している

 

「技術面とかジャンプテクニックついてだけじゃない。

もちろん、それが別のコーチに求めていた一要素ではあるけれど、

スケートの全ての面を伸ばしてくれる人を求めていたんだ。

そして、最も大きな要素は、

僕が変化を必要としていたということなんだ」  ハーシュ氏記事より

 

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「タイプが異なる2人の素晴らしい化学反応」

二人の性格が違うのはいいことです。

ハビエルは愉快でユヅルは一生懸命です。

そして二人は素晴らしい化学反応を起こしました。

ハビエルにとってユヅルと競い合うことで

練習への集中力が上がりました。

 

ユヅルにとってはときに　自分を追い込みすぎた時に

ハビエルが心の安らぎになったと思います。

 

「チーム・ブライアンは最高！」

ユヅルが加わったシーズン、私はそう思いました。　　　（チームブライアンより）

 

 

このようにオーサーコーチは個に目を向け一人一人を大切にする指導を行っている。

羽生選手は個別のメソッドと言う言葉を用いた（師弟対談）

 

羽生　　「ブライアンは僕の考え方を阻害しないように

       　　気をつかいながら個別のメソッドを探して確立してくれるんです

      

　　　　その特別に何かしてくれるという部分がブライアンの

      

 　　　　素晴らしいところだと思います。いつも僕をわかってくれようと

    

  　　 　気を遣ってくれてそういう人柄の良さみたいなものが加わっている」

 

        　　

　　　　　　ボーヤンとジェイソンは全く異なるタイプのスケーターであるが

     　 

　　　　　羽生選手とハビエル選手の前例を見て信頼を寄せているのではないだろうか

 

          

 

　　　　　野村克也氏が「人を見て法を説け。これが一番大切」と日大アメフト指導者を

　　　

　　　　　批判されていたがオーサーコーチのコーチングも同じ精神だと思う。

　　　

　　　　　今回すでに３選手の実態を掴む作業がなされているようだ。

　　

　　　　　羽生選手もそうだったように。  

 

　　　　　　なお個に応じた指導が可能なのは　オーサーヘッドコーチの元

　　　　　　　

　　　　　　専門家が終結したチーム体制をとっているからである。

 

　　　　　　オーサーはそこに互いの幸せを喜び合う小さな村のイメージを抱いている。

 

           

 

 

 

               

             関連記事「羽生結弦はトロントで磨かれる」

           

             羽生がアイドルや五輪王者ではなくひとりのアスリートに戻れる場所

           それがトロントの  老舗スポーツクラブ

            「トロント・クリケット・スケーティング＆カーリングクラブ」だった

            この空間の中ではひた向きな眼差しでがむしゃらに

            自分と向き合うことができるのだ

            羽生を2年間で王者に導いたこのリンクの練習環境は

            日本の一般的なスケートリンクとは

            設備もスタッフも異なる. 「王者のメソッド」（野口美恵著）より

 

              羽生結弦とカナダのクリケットク…|http://ord.yahoo.co.jp/o/image/RV=1/RE=1483886047/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cDovL3Nob3UtMTAwLmJsb2cuc28tbmV0Lm5lLmpwLzIwMTQtMDYtMTgtMQ–/RS=^ADBsgwoZnRrxhno4hlDT_mrYGyQBT8-?r=1&l=ri&fst=0|1|1@ANd9GcQXx5JfMLw7NOwvw5Z2yXhsgIOJ_5K7JkYVliX7QyxQW8-hwDmXGDiOBwnV@0@44Kv44Oq44Kx44OD44OI44Kv44Op44OW576955Sf@http://msp.c.yimg.jp/yjimage?q=XcmrbBcXyLHbSd1C1t4GknDcojVtv3Vev51ac9a43bMEYPm4Td_KQZ6dBe8kTCwSqJ_VcBY29m0H7d4P1JYSiC4ynUgZnqz5V4x5GJDvfej.l
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　冒頭のピンクの薔薇は「パレード」