Google × 秀吉 = 最強!!!

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秀吉のない明日か。

七神→コラボ→織田→武田→徳川の限定ガチャコンボ、な雑記。
ただし、ネタはない。

■限定ガチャ「武田祭」
先の織田家と違い、パワーアップなし。

以上。

■限定ガチャ「徳川祭」
先の織田家と違い、パワーアップなし。

以上。

さすがに手抜きなので、

■コラボガチャ、おかわり!(3万円)

今回はなんと加算!

前半3回をリセットしないことによって、前半(3万円)で諦める程度の貧乏人にも、平等と博愛を以って更に3万円貢ぐ権利を与えていくスタイルに変更されました。

いや、だからチャイカ復刻の時からやれよ。

ついでに、

■未だ来ない新厳選の射タイプ

何度か実施されてきた新厳選ガチャ(武神分割商法)の「剣聖/砕神/神槍/舞投/轟撃」に対し、そろそろ射タイプの「極射(仮称)」が来て欲しいなー、と期待し続けて早半年。(どんぶり勘定)
しかし、冷静に考えて「そもそも☆6射が何人いるのか(=新厳選としてメインを張れるか)」が気になったのでメモ。

—- ☆6の射タイプ —-
【征夷大将軍】源頼朝
【釣名人】津軽政兕
【大天使】ザビエル
【遮那王】源義経 ※武神(青葉)
【豊太閤】豊臣秀吉 ※武神(豊臣)
【正室】濃姫 ※武神(織田)

—- 限定☆6、対象外 —-
【水着弾正】松永久秀 
【奥州湯煙姫】愛姫
【相思】青柳
【相愛】木村重成
【湯煙自虐】霧隠才蔵
【内裏雛】浅井長政
【伝教大師】最澄
【霜台平蜘蛛】松永久秀
【マジカル】上杉景虎
【臥した猛虎】長野業正
【雨避宿】出雲阿国
【金剛力】夜々

実施される気がしねぇ。
人数比率が「武神<定常<限定」なのはともかく「定常・武神を合わせても限定と2倍差」という現実。というか、5月の豊臣祭まで武神枠は1人だけ(☆6義経)だけだったのか…。
☆5枠も当たり扱いするなら増える(=ハズレも増える)けど、”厳選”と名乗れるほどの武将がいるかというと…?

■ガチャ未実施
織田家を回してした際の「針の穴を通すが如くスルーした結果」に精神的ダメージを受けて保留中。神玉の在庫はあるけど、まだコラボを回してないし、どっちにしよーかなー?

■メモ
そういえば今は6月。

☆6謙信さん、来ないなぁ。

秀吉のことならお任せ下さい。楽天市場の通販サイト

百濟王神社を後に京阪電車の宮之阪駅から牧野駅まで移動照れ
片埜神社    【かたのじんじゃ】
11代垂仁天皇の御世、出雲の野見宿禰命が当地方を拝領した折、建速須佐之男大神をこの地にお祀りして土師氏の鎮守としたのが草創で、29代欽明天皇の御世に「片野神社」の社号を賜って交野郡の産土社となった。
延喜式(927年)では式内小社に列され、天徳4年(960年)に土師氏の出である菅原道真公を併祀、
平安時代後期には社名を「一宮(いちのみや)」と改めた。
鎌倉・室町期には元弘の変や、三好・松永の戦いなど幾度かの兵火に罹り、荒廃と再建を繰り返した。
天正11年(1583年)、豊臣秀吉公により大坂城鬼門鎮護の社と定められてからは、方位鬼門除けにも霊験あらたかな社と世に知られ、慶長7年(1602年)には豊臣秀頼公による本殿等の寄進大造営があった。
明治時代に近隣諸社のご祭神を合祀申し上げ、社名をもとの「片埜神社」に復して現在に至っている。
真っ白い鳥居が眩しいぃ〰️照れ
南門(府文化財 桃山時代)
俗に赤門と呼ばれ、豊臣秀頼の寄進と伝わるんですぅびっくり
表門、切妻造本瓦葺の四脚門で、総丹塗りやぁ照れ
細部の様式手法や絵様等によく時代の特色を表し、本割太く堂々とした慶長時代の遺構やなぁ照れ
この頃 龍を見る機会が多くて嬉しいなぁ爆笑
ここのも立派やぁラブ
本殿(重要文化財 桃山時代)
三間社流造 檜皮葺照れ
慶長七年(1602)豊臣秀頼が再建(片桐且元署名の棟札を蔵す)した朱漆塗、極彩色と飾金具の美しいよなぁ照れ
一間社流造二棟を合いの間で連結大型社殿の好例で、虹梁や木鼻、勾欄、妻飾等、細部は桃山時代の様式手法を示し殊に四面を飾る刳抜蟇股は輪郭や内部彫刻によく時代の特色を表しており、中でも東妻の大蟇股‘太閤桐’と正面の‘竹に虎’は秀逸ですなぁプンプン
枚方市で唯一、十日戎が執り行なわれてるんやってびっくり

節分祭では「福は内、鬼内」と言って豆を撒きちらすそうで…びっくり
鬼門を封じる神を「より強い鬼」と見立てて、その鬼が他所に行かない様にする為に唱えるんやでぇ爆笑
御祭神  
建速須佐之男命 菅原道真公 事代主大神 他九柱
建速須佐之男
方除け、厄除け、病魔除け
菅原道真  
学問の神
狛犬さん
ちょっと古さがわかりますよねびっくり
これもなかなかいい雰囲気を出してますわぁ爆笑
奉納された神牛と言えば菅原道真やぁ〰️爆笑
の…撫で牛です照れ
片埜神社の数いる主祭神の中になぜ菅原道真が…という疑問もキョロキョロ

野見宿禰が土師氏の姓(名前)を天皇からもらい、さらに土師氏はキョロキョロ
●大江氏
●秋篠氏
●菅原氏
と分家しておりますおねがい

実は野見宿禰の子孫に【菅原道真】がおられたらしく平安中期の村上天皇天の時代に「菅原道真公」を片埜神社に併祀したそうですよ照れ


稲荷神社
御祭神 
保食神
ここのはなかなか鳥居の数が多くていいね照れ
皇大神宮遥拝所 
全国の郷社に設けられたものなんやね照れ

大坂城の鬼門鎮護の社
鬼門除けだから?鬼のお面?キョロキョロ
片埜神社と鬼門の関係
むかし豊臣秀吉は大阪城の建設のおり、城からみて北東の方角(鬼門)に位置する片埜神社に目をつけ鬼門鎮護の神社として選びましたプンプン
その後片埜神社は…キョロキョロ
●方除け
●鬼門除け

として有名になっておりますぅチュー
大阪城の北東方角に位置する石垣群の中程に、一風変わった石垣があるのですがキョロキョロ
鬼面石(人面石)という石垣で、いわば鬼を寄せ付けないための“オマジナイ”のようなものです
現代でいうところの鬼瓦みたいなものです照れ
この鬼面石の向けられている方角こそが片埜神社といわれております爆笑

つまり、鬼面石と片埜神社のパワーをもって鬼を封じ込めようと秀吉は考えたのかもしれませんねプンプン

依姫神社
御祭神 
玉寄姫命 大国主命    市寸嶋姫命
大阪府枚方市牧野阪2-21-15

牧野駅前に建っていたメロンパン専門店COTTON MELON(コットンメロン)ですぅ〰️照れ
メロンパン専門店って最近けっこう増えてるような気がするなぁキョロキョロ
メニューカードを見る限りではプレーンメロ
パン、メープルメロンパン、キャラメルメロンパン、チョコメロンパン、抹茶メロンパン、紅茶メロンパン、リッチミルクメロンパンなどの多くの種類のメロンパンが買えるとのことやぁ照れ

メロンパン以外にもスイートポテトやアップルパイも扱ってるそうですねキョロキョロ
種類が多くあるなか僕はイチゴにしたぁ〰️照れ
店の前でめちゃイチゴの香りがして…
つられて買っちゃいましたぁ照れ
イチゴの甘さと香りが食べるたびに広がって行くぞぉ〰️チュー
果実味のしっかりした感じでした爆笑
他のも食べてみたくなりましたよおねがい

牧野駅から83m
大阪府枚方市牧野阪2-5-13 101



秀吉で生活の質の向上を目指す

お粥生活一週間。

体調復活しました。
気候も落ち着き秋の月が綺麗です。
今回も腸閉塞、ダンピングを回避できたようで一安心です。
食事も今夜から元に戻します。
とは言え、急に食べ始めるのは禁物。
ゆっくり戻していきます。
空腹状態から急に食べてしまうと死ぬ事があります。
所謂、「頓死」というやつですね。
実際にそんな事があるのかというと、あります。
有名な事例では、豊臣秀吉と黒田官兵衛による「三木の干殺し」と「鳥取の渇え殺し」時の記録があります。
特に「鳥取の渇え殺し」は凄惨を極めたと言われてます。

1580年(天正8年)6月、2万の大軍を率いた秀吉は鳥取城を包囲。城主の山名豊国は3ヶ月間籠城した後、織田に臣従したのですが、家臣がそれに従わず、毛利家から吉川経家を迎えて再び鳥取城に籠城してしまったのです。

秀吉は完璧な食糧封鎖を行い、城内の米まで高額で買い上げます。

さらに、城周辺の一般人まで城内に逃げ込ませるように仕向け、元々1500人の兵が籠っていたところに約2000人の農民が城に逃げ込んだと言われており、20日分の兵糧は瞬く間に枯渇。間もなく飢餓地獄が始まり、「信長公記」には

「餓鬼のごとく痩せ衰えたる男女、柵際へより、もだえこがれ、引き出し助け給へと叫び、叫喚の悲しみ、哀れなるありさま、目もあてられず」
と記されています。

包囲から4ヶ月後の10月頃には餓死者が出始め、最初こそ死者を埋葬していたものの、牛馬、雑草すら食べるものがなくなり、

「糧尽きて馬牛などを殺し食いしかども,それも程なく尽きぬれば餓死し,人の宍を食合へり…子は親を食し、弟は兄を食し杯しける」

と竹中重門(竹中半兵衛の子)が記した「豊鑑」に書かれています。

まさに地獄絵図そのものな状況で、流石に見かねた吉川経家が切腹する事で終結しています。


しかし、本当の不幸はここからで、

秀吉は、良かれと思い生き残った人々に大釜で粥を振る舞うのですが、逆に大量の頓死者を出してしまいました。

人間、空腹時に腹一杯食べてしまうと死んでしまう事例となっています。

実はこれ「リフィーディング症候群(refeeding syndrome)」と呼ばれています。

feedは食物を与えるという意味、reがついて再び食物を与えるってことです。

慢性的な栄養不良状態が続いている人に積極的な栄養補給を行うことで発症する一連の代謝合併症の総称で、極度の低栄養状態の人にイキナリ栄養たっぷり与えてしまうと代謝的にマズイことがおこるんです。

飢餓が続くと身体はタンパク質と脂肪を分解してエネルギー源とします。

ついでに摂取不足により微量元素やミネラルも不足した状態となっています。

ここで大量の糖質やアミノ酸を摂取すると、糖を細胞内に取り込もうとして大量のインスリンが分泌されます。

結果、リンとカリウムとマグネシウムも細胞内に取り込まれ、元々低リン、低カリウム、低マグネシウムである状態に拍車がかかってしまいます。この電解質の低下が時に致死的と言うことです。

ダンピングの構造に似てますね。

他にも、エネルギー産生に伴うビタミンB1やリンの不足、ナトリウム再吸収に伴う浮腫などで脳
や心不全を引き起こす可能性も考えられるそうです。

食事制限後は注意しましょうね。

今夜は、魚と伊勢うどんにしておきます。

因みに、伊勢うどんがコシが無く柔らかいのは、お伊勢参りに来た人たちの長旅の疲れを考慮して、敢えて消化しやすい状態にしているそうです。

古人の知恵と優しさに感謝です。




秀吉特集。

???「・・・・・・今、何と言いかけた?」


(え・・・・・・?)
急に変わった男性の、張り詰めた様子にたじろぐ。

???「のぶなが、と聞こえたが・・・・・・、もしや、織田信長のことか」


「・・・・・・っ、痛」

ぎり、と捕まれた手首が痛んで、小包みが手から再び地面に落ちた。
(・・・・・・っ、もしかしてこの人、信長様の敵・・・・・・?!うかつだった・・・・・・!親切そうな人だったから、つい油断して・・・・・・)

「は、離してくださいっ、”信長様” なんて、言ってないです・・・・・・!」


???「ではその菓子、誰からもらったと言ったのだ?」

(・・・・・・っ、疑ってる、なんとかごまかさないと)

「っ・・・・・・のぶな様という方です」

「その女はどこの誰だ?貴様とどういった関係だ?」

「私が奉公している家の・・・・・・奥方様です」

???「嘘だな」

「・・・・・・つ!?」

???「この安土で金平糖のような高級菓子が買えるほどの身分の家に、のぶな、などという女は居ない」

(・・・・・・どうしてそんなこと、この人が知ってるの?」


???「あの第六天魔王の住処である安土のことなど、知り尽くしている・・・・・・それで、嘘まで吐いたお前は何者なんだ?お嬢さん」

(・・・・・・だめだ、ごまかせない・・・・・・っ)

「誰か!!助けてくださっ、んんっ!」

???「ここで騒がれると面倒だ、後でゆっくり聞くとしよう」

「・・・・・・っ」

口を塞がれたかと思うと、ガツ、と頭に衝撃を感じて、視界がぐらりと揺れた。
手に持っていた番傘が、雨に濡れはじめた地面に転がる。


(・・・・・・っ、政宗・・・・・・!)
なすすべもなく薄れていく意識の中で、私は、政宗の名を呼んだ。

———

ゆうが男にさらわれてから、四半刻ほど過ぎたころ。
政宗は安土城内で、ゆうを探していた。

政宗「あいつ・・・・・・どこ行きやがった」

政宗は部屋を尋ねた時には、ゆうの姿はなかった。


秀吉「政宗?こんなところで何してるんだ?」

政宗「秀吉。ゆうを探してるんだが、お前あいつがどこにいるか知らないか?」

秀吉「は?」

政宗に尋ねられて、秀吉が不思議そうな声をあげる。

政宗「なんだよ?」


秀吉「いや・・・・・・ゆうならしばらく前に、お前の御殿へ行くと言って、出かけたぞ。てっきり、もう会ってるものと思ってたんだが・・・・・・」

政宗「・・・・・・なんだと?」

秀吉の返答に、政宗も首をひねる。

政宗「すれ違わなかったぞ、俺は」


秀吉「通った道が違ったんじゃないか?」

政宗「安土城から俺の御殿まで、あいつが通る道は決まってる。俺が最初に教えた道を、ずっと使ってるはずだ」

秀吉「それじゃ、どっかで道草でも食ってるのかもな」

政宗「・・・・・・そうだといいんだがな」

秀吉と話しながら、政宗は不審げに眉をひそめる。

秀吉「まあ、俺が番傘貸してやったから、濡れネズミになってどこかで雨宿りしてるなんてこともないだろうが」


政宗「そうか、わかった。ありがとな」

話もそこそこに、政宗はすぐ安土城を後にした。

政宗の家臣「ゆう様ですか?今日はまだ、いらしてないようですが・・・・・・」


政宗「・・・・・・そう、か」

胸騒ぎに背を押されるように御殿へ取って返した政宗は、予想通りの家臣の返答に、眉をひそめた。

政宗の家臣「なにかあったのですか?」


政宗「いや、まだわからん。・・・・・・ただ、嫌な予感がしてな」

政宗の家臣「嫌な予感・・・・・・?」

与次郎「あ、政宗様!お帰りなさいませ」

その時、肩を盛大に雨で濡らし
た与次郎が政宗に駆け寄った。

与次郎「」いやあ、参りました。まさかこんなに降ってくるとは」


政宗「与次郎、お前、今まで外にいたのか」

与次郎「ええ。照月が外に出たがってたので、少しだけ散歩させていたんですが・・・・・・どうかなさいましたか?」

政宗「ゆうを見なかったか?」

与次郎「えっ?」

焦って詰め寄る政宗に驚き、与次郎が一歩後ずさる。

政宗「安土城から、ここに来ようとしたらしいんだが・・・・・・安土城にも、ここにも居ない。出かけたのは、俺が安土城へ向かう前らしいから・・・・・・もう数刻たってる。その辺で、見かけなかったか?」


与次郎「お、俺は、見ませんでしたが・・・・・・」

政宗「何か、変わったことは?怪しい人影を見たとか」

与次郎「いえ特には・・・・・・あ、でも、城下の長屋前にあれが落ちていて」

そう言って、与次郎が視線で示したのは、玄関先に立てかけてある・・・

政宗「・・・・・・番傘」


与次郎「はい、これを見つけた途端、照月が鳴き出して・・・・・・てこでも離れなかったので、一緒に持ってきちゃいました」

今も照月が番傘に鼻をこすりつけるようにして、か細い声で鳴いている。

与次郎「それと、一緒に落ちていたこの小包も」


政宗「中身は?」

与次郎「金平糖です。こんな高価で希少なお菓子、一体誰が・・・・・・」

政宗「・・・・・・っ、与次郎、その傘と小包み、ちょっと貸せ」

——

家康「・・・・・・何の冗談?」


秀吉「冗談じゃない。ゆうが誘拐された」

信長「・・・・・・どういうことだ」

秀吉と政宗によって、織田軍の面々は緊急で安土城に招集された。

政宗「信長様、この小包に、見覚えは」

政宗が差し出した小包を見て、信長がわずかに目を細める。

信長「・・・・・・俺が夕方、ゆうにくれてやった金平糖だな」


秀吉「それが、俺が貸した傘と一緒に、城下の長屋前に落ちていたそうです」

政宗「安土城から俺の御殿への道の途中で、ゆうの身に何かあったのは間違いありません」

信長「・・・・・・さらわれたか」

信長が、いつもと変わらない淡々とした口調でつぶやく。

三成「ゆう様をさらうとしたら、ゆう様の顔を知っている、上杉謙信か、真田幸村の手先。あるいは・・・・・・」


秀吉「顕如に冴ゆうの存在がさとられたということも考えられる」

光秀「・・・・・・おそらくは、顕如だろうな」

秀吉「なぜわかる?」

光秀「上杉、武田はまだ動いていない。が、顕如が安土近辺に潜伏していることは確認済みだ」

秀吉「・・・・・・相変わらず、いつどこでそういう情報を仕入れてるんだ、お前は」

光秀「・・・・・・そんなことに目くじらを立てている場合か?」

政宗「敵が顕如であれ上杉であれ、ゆうに人質としての価値があると考えてるとは思えねえ。お恐らく・・・・・・情報を搾り取れるだけ搾り取って、殺す気だろう」

家康「・・・・・・っ」

政宗「・・・・・・なに不安そうな顔してんだ。そんなこと、させるわけねえだろうが」

家康「政宗さん・・・・・・」

広間に、張り詰めた沈黙が一瞬流れる。
上座に悠然と座し、黙って話を聞いていた信長が、静かに口を開いた。

信長「光秀、秀吉、政宗、家康は、すぐに誘拐犯捜索へ向かえ。光秀、大方の目星はついているんだろう。捜索の指揮を取れ」


光秀「はっ」

信長「三成は犯人が顕如意外であった場合のために、城下の宿の記録を洗え」

三成「かしこまりました」

信長の命に、全員が弾かれたように立ち上がった。

信長「顕如は生け捕りにして、俺の前へ連れて来い。良いな」

———

「う・・・・・・、うん・・・・・・」


(あ・・・・・・頭、痛い・・・・・・)
ゆっくりと身体を起こそうとして、両手足が縛られていることに気がついた。

???「ようやく目覚めたか」

冷酷な声がして振り返ると、壁に背を持たれさせるようにして立ち、袈裟姿の男性が薄笑いを浮かべていた。

「・・・・・・っ、いったい、どういうつもりですか、突然誘拐なんて」


???「織田信長の女なら、奴が恨みを集める業の深い男だと知っているのではないか?」

「・・・・・・っ、だから、信長様とは、なんの関係もないって言ってるじゃないですか!」

叫んだ瞬間、喉元に鋭いものが軽い金属音とともに突きつけられた。
(な・・・・・・なに、これ・・・・・・錫杖(しゃくじょう)・・・・・・?)

???「覚えておくといい、お嬢さん・・・・・・俺は見え透いた嘘は好かん。次にまた稚拙な嘘を吐くようなら・・・・・・手足の指を一本一本・・・・・・この仕込み杖で切り落としてやるからな」


「・・・・・・っ!」

ぎろりとにらまれ、恐怖に口を閉ざす。ぐっと顔を近づけると、男は訝しげに眉を寄せた。

???「・・・・・・お前、以前どこかで会ったか?」


「え・・・・・・?」

(やっぱり・・・・・・私達、どこかであってる・・・・・・?)

戸惑いながら、必死に記憶の糸を手繰り寄せる。
(さっきあった時の優しそうな顔じゃなくて、この、底知れない表情は・・・・・・もっと・・・・・・見覚えがある、気がする・・・・・・)

???「・・・・・・ああ、思い出した。信長めの暗殺に失敗した夜、あの森で会った娘だな?」


(本能寺近くの・・・・・・森で・・・・・・?)


——-

顕如「私は顕如(けんにょ)と申す旅の僧だ。困ったことがあるなら相談に乗ろう」

顕如「早く家へ帰るといい、お嬢さん。夜の森は鬼がうろついているからな」

——-

「・・・・・・つ!!」

ひゅっ、と喉が音を立てた。
(そうだ・・・・・・顕如って名前、どこかで聞いたことがあるって、ずっと思ってたのは・・・・・・あの夜、出会ってたからだ。この人・・・・・・顕如と、出会ってたんだ、私・・・・・・っ!)

顕如「あの時も思ったが、お前もしや。俺が信長を殺そうとした現場にいた女か・・・・・・?」


(・・・・・・もう、信長様との繋がりは、誤魔化せない)

「そうです。私です」

(この人が、政宗と家康さんの家臣の皆に毒を盛らせた、張本人なんだ・・・・・・!)
怒りがこみあげて、私は恐怖を押し込め、きっと顕如を睨み上げた。

「・・・・・・どういうつもりか、知りませんけど私を人質に取ったって、信長様は動きませんよ」

顕如は私の訴えを鼻で笑うと、錫杖で私の顎をくいと持ち上げた。

顕如「女の一人や二人に人質としての価値があるとは端から思っていない。お前は、信長の情報を吐けるだけ吐かせようと思って連れてきた、ただそれだけだ」


「・・・・・・っ」

顕如「お前の知っている信長のこと、すべて吐け」

(・・・・・・っ、どうしよう。吐こうにも、知っていることなんてほとんどない・・・・・・けど、正直にそんなこと言ったら、すぐにでも殺されて終わりかも・・・・・・)

焦る私の脳裏を、不意に政宗のことがよぎった。
(今、何時だろう・・・・・・?)

窓から外を伺うと、雨脚がさっきよりもだいぶ強まっている。
(政宗が・・・・・・きっと、異変に気づいて、探しに来てくれてるはず。)

1. できることをしよう      ♡


2. 信じて待とう

3. 心配いらない

(絶対、大丈夫。政宗を信じて、私にできることをしよう。今は見つけ出してもらえるまで・・・・・・なんとか時間をかせがなきゃ)
私は冷静を装って、顕如をまっすぐに見上げた。

「どうして・・・・・・、あんな、ひどいことをしたんですか」


顕如「質問に質問を返すか・・・・・・あんなひどいこと、とは何のことだ?」

「上杉、武田軍の拠点攻めの時、政宗達の飲水に毒を盛ったでしょう」

顕如「・・・・・・答える必要はない」

「答えないなら、信長様のことは何も話しません」

真っ直ぐに顕如を見すえたままそう言うと、顕如はおもむろに口を開いた。

顕如「・・・・・・いいだろう、話してやる。だが、話し終えたあと、お前にも情報を提供してもらう。その情報が取るに足らんものであったら・・・・・・わかっているな?」


(・・・・・・っ・・・・・・大丈夫、私が信長様の情報を持ってないことはバレてない。何かされるにしても、せっかく捕まえた情報源を、すぐに殺すことはない・・・・・・はず)

「わかりました」

顕如「・・・・・・俺が連中に毒をもらせたのは、確実に織田信長軍の戦力を削るためだ。信長の周りをああも猛者どもに囲まれては、隙を突くこともできんからな」

淡々と答える顕如に、胸がざわつく。

「・・・・・・っ。自分の復讐を成功させやすくするためだけに、あんなに大勢の人を手に掛けようとしたってこと・・・・・・?」

苦しんでいた兵たちの姿を思い出して、怒りに唇がわななく。

顕如「ああ、そうだ。たとえこの身が修羅になり果てようとも・・・・・・俺は織田信長に復讐を果たす」

私を通り越して、顕如は別の何かを睨みすえているようだった。
(信長様は、どうして・・・・・・こんなに恨まれているんだろう。私が知らない何かが、二人の間であったの・・・・・・?)

「どうして、信長様をそんなに・・・・・・恨んでいるんですか」

尋ねると、顕如はふっと鼻で笑った。

顕如「・・・・・・石山本願寺で、俺がまだ僧侶だった頃だ。織田信長と、本願寺は対立し、長い戦いがあった。お前も戦場に行ったことがあるなら、わかるだろう。眼前で同胞が苦しみ、倒れていく様がどれほど辛く、苦しいものか」


「・・・・・・っ、あなたが、それを言うの・・・・・・?あなたも同じようなこと、してるじゃない・・・・・・!」

顕如「だから言っただろう。この身は修羅になり果てても構わんと」

思わず声をあげた私を、顕如の低く地を這うような声が制する。

顕如「戦禍(せんか)の根源である信長を殺し、同胞たちへの弔(とむら)いにする。信長の首を狩るまで・・・・・・もう、止まることは許されんのだ。戦など、憎しみしか生まない。だが、この恨みを晴らすまでは、俺は死んでも死に切れん」

そう吐き出す顕如の顔は、苦悩に歪んで見えて、酷いことをしてきた、恐ろしい人のはずなのに、なぜか、胸がきしむ。
(・・・・・・この人、本当は争いを憎んでいるの?争いを憎みながら、復讐のために生きるなんて・・・・・・そんなの・・・・・・悲し過ぎる)

顕如「さあ、俺は話したぞ。次はお前が信長の情報を吐く番だ」


(・・・・・・っ、そうだった、忘れてた。適当な嘘じゃ、誤魔化せないよね・・・・・・)
焦りにじわりと汗が滲んだ、ちょうどその時だった。

男「顕如様・・・・・・!」


(・・・・・・っ、なに⁉︎)

秀吉チャンネル

武田信玄や武田勝頼の時代の甲斐(山梨県)の武田家を記した軍記物語の甲陽軍鑑には国を滅ぼす大将を4タイプあげています。

馬鹿な大将。
利口な大将。
臆病な大将。
強すぎる大将。
甲陽軍鑑は軍記物語であり、史実としては不確かですが、教訓として読むには良いものです。
馬鹿な大将は当然に国を滅ぼします。
織田信長のようにわざと馬鹿であるように見せ、敵国を油断させる大将ならば別ですが、本当の馬鹿では国を滅ぼします。
自分を馬鹿ではないと自負し、賢ぶる大将も馬鹿な大将と言えましょう。
馬鹿ではない大将とは部下の賢さを活かすものです。
德川家康は自分で答えがわかっていたとしても部下から意見を聴くという姿勢をとっていたそうです。
次に利口な大将とは頭が良すぎて、損得が働き、行動ができない大将です。
小早川隆景は黒田如水に「貴方は賢くすぐに行動するから後悔することも多いでしょう。私は決断を遅くしていますから後悔も少ないです。」と述べています。
小早川隆景のように決断をするまでに検討をすることは良いですし、最後は決断をするのですからそれは利口な大将ですが、利口すぎる大将とは検討をし過ぎて決断ができない大将です。
黒田如水の中国大返しの決断がなければ、豊臣秀吉は天下を取ることはできませんでした。
利口さは決断や行動のためにあるものです。
臆病な大将というのも常におびえて決断や行動ができない大将です。
最後の強すぎる大将には武田勝頼があげられます。
強ければ良いではないかと言われる方もいるかもしれませんが、過ぎたるは及ばざるが如しです。
立派すぎる大将には家臣が意見をしづらくなり、裸の王様になってしまう可能性があります。
武田勝頼は非の打ち所がない立派すぎる大将でした。
また、勇猛すぎる大将でした。
そのため家臣も諫言することができなく、長篠の戦いでは自軍を引くことができずに織田信長や德川家康の馬防柵の陣に正面から攻め込みました。
のちに德川家康は若すぎたから致し方ないことと述べています。
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秀吉 関連ツイート

ほう 秀吉が来たとな…
RT @ctiaTVKPa58hJZw: 石垣山一夜城

小田原征伐最後の案内板武将は秀吉です。

・・と言う事で、ようやく着きました(^-^) https://t.co/7Fbhnqs7ds

@yrk__andbspdr @Bo_sy12 えっえっどうしよ😭ほぼさん間近で拝めるとか最高すぎて尊み秀吉🙏🏻
女性用の下着であるパンティーを日本で初めて着用したのは豊臣秀吉

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