過疎 山の水より海の水

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「過疎」に騙されないために

★三江線を最後に走る列車は浜原発の返却回送列車か?

2018年4月1日(日)付で廃止する三江線。この日付はあくまでも「書類上」のもので、実際の列車運行は前日の3月31日(土)23時59分までしか出来ない。
回送や試運転であっても4月1日(日)午前0時00分以降は三江線に列車を通す事が出来ない。
三江線関連のさまざまなホームページを見ていると、一部「4月1日が最終運行日なので、4月1日は三江線に乗りたい」と言う記述があるが、これは誤りで正しくは3月31日となるので注意が必要だ。

↑浜原駅で車両の増結を実施している時の様子。三江線の最終運行列車は三次発・江津発とも中間の浜原止まり。両列車とも最低2両で運行するだろうから、浜原の時点で合計4両が在線する事になる。
三江線廃止と同時に三江線で使用していた車両も廃車にするわけではないので、3月31日(土)のうちに三次か江津に戻さないといけない。
これは私の予想になるが、浜原を22時前後に江津・浜田へ向けて返却回送するための列車が走るはずだ。4両連結にして1本の列車に仕立てた上で、このスジで走れば23時59分までには少なくても江津に着く事は可能だ。
この返却回送列車こそが三江線を走る最後の列車となる。

★最後の列車が通り過ぎた後は「鉄道の命を絶たれる」作業を・・・

翌日の4月1日以降は三江線で列車が走る事は100%ない。道路と干渉する踏切については、遮断機が下りないようにしておく必要がある。具体的には電気回線を遮断したり、「鉄道廃止、一時停止不要」と言う看板を踏切付近に設置して、踏切を横断するクルマや人に知らせる必要がある。


↑最終返却回送列車が三江線内から出た事を確認した後は、江津駅(写真)、三次駅構内から三江線が分岐する部分の線路を「断線」。
正確に言えば、閉塞信号機付近や分岐器付近を境界に線路を真っ二つに分けてしまう。そうすれば、物理的に列車を通す事が出来ない。断線させる作業は、溶接でその部分を切ってしまう。そんなに時間もかからないだろう。
「断線」した時点で、江津駅・三次駅構内に三江線から(三江線へ)列車が入る事が出来なくなるので、完全にこれで「鉄道としての命が絶たれた=死亡」となるのだ。

「断線」と同時に江津駅構内にある三江線の信号システムも役割を終了する事になる。電源を落としてしまえば、信号機も消えてしまう事になる。
この作業は3月31日(土)~4月1日(日)の夜間から未明にかけて行われることになるだろう。

これは余談だが、レールやマクラギの撤去も実施されると思うかもしれないが、他社事例では廃止直後にそれをやる事はほとんどない。廃止して数年後くらいに線路や路盤を撤去し、更地化して住宅や公園等を作る時にようやくその撤去が始まる事が多い。三江線も同じような流れをくむはずだ。

★4月1日(日)以降は三江線の鉄道施設は島根県・広島県に移管。基本的に駅に入る事が出来なくなる

今の所の計画だが、JR西日本は4月1日付で三江線の鉄道施設、すなわち、線路、駅等を全て沿線の島根県・広島県に移管する。この時点で所有者がJR西日本→島根県・広島県に代わるため、同日以降JR西日本に言わせれば「よその人の財産」と言う事になる。

4月1日以降、三江線の鉄道施設をどのように利活用するか?決まっていない。一部は地元自治体や法人等が買い取る話も出ているが、詳細は不明。川本町では、因原駅付近の三江線の施設を買い取る事が決まったと川本町の2018年1月付けの広報(川本町役場のホームページで見る事が出来る)に書いてあった。
川本町の町長によれば、今後買い取った三江線の施設をどのように利活用するか検討したいとしている。

他社事例であるが、4月1日以降は鉄道の駅として使えなくなるし、所有者もJR西日本(鉄道会社)ではないため、駅の中には自由に立ち入れなくなる。恐らく入口付近にバリア(柵)が建てられて、物理的には入れなくなるだろう。

↑例えば、宇都井駅。4月1日以降は116段ある階段すら昇り降りする事が出来なくなる可能性がある。
「可能性がある」としたのは、この辺の事が私にはわからない事だ。宇都井では「鉄道公園構想」があって、廃線後も自由に宇都井駅構内に入れるようにして、過疎化や高齢化が進む宇都井駅周辺の観光客の誘致や活性化を狙いがある。
ただ、それでも基本的には4月1日以降”天空の駅”には入れなくなると思って間違えはない。
だから、3月31日まで三江線は動いているから、行きたい駅があるならばそれまでに訪問する事をオススメする。

(以下、4月14日追加)

三江線が3月31日で廃止になり、翌日の4月1日の午前中に三次~宇都井の主な駅に行ってみると、下記写真のようになっていた。

↑宇都井駅。入る事が出来ない。

↑式敷駅手前の踏切も公道から入る事が出来なくなっている。

↑長谷駅は、並行する県道から階段を登らないといけないが、駅舎の中には入る事が出来ない。ホームの手前でやはり柵があって入る事が出来ない。

↑2018年3月3日撮影の所木駅を示す看板。

↑同年4月1日撮影の同じ看板。小さく「所木駅」とあった。

↑三次駅の運賃表からは三江線の分が消えた。

今後誰かの手によって再整備されない限り、三江線があった駅には入る事が出来ないと言える。

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ウェブエンジニアなら知っておくべき過疎の3つの法則

今日の収支+107200円

今月の収支+66400円
本当にすまん
少しはスロットで苦戦したかったが無理だったわ普通に
本当はすまんと微塵も思ってなくてすまん
最近はアメブロも過疎ッてるし昔から仲良かった人もかなりいなくなったわ
本当に余は退屈で仕方がない。刺激が欲しい
マンネリ化したカップルみたいな気持ちだ
そんなわけでトモピ杯を開催します
優勝者にはトモピの全財産である
ルールは今日凱旋で1番出したアメブロガーが優勝で決定。ハイ決定
それでは開始します
本日の稼働
凱旋リセ後 526G
686G 神の雷が落ちてくる
目押しに力を

ハイ!ごっつぁんです

完全なる一確ありがとうございます

ロン。役満です。ハイ役満

先制攻撃が早速決まりましたね
凱旋は天井を目指す台じゃねえんだわ

こうやって出す台なんだわ

天井は常に保険でしかない
分かるか
凱旋の天井で夢見る脳みそハッピーセットの凱旋俄かどもに俺が教えてやる
まずは絶対的に必要なのは頭突き
鬼の頭突きでレバーをブッ叩き
鬼の頭突きでボタンを止める
この基本の動きをまずは毎日実戦する事な
5セット目
渾身の頭突きで第1停止を止めた時だった
他のリールが止まらない
パァォーーーーーンッ

どうやら壊れたようだ

圧倒的にあちゃーである
頭突きのやりすぎは良くないらしい
店員さん本当にすみません
ついにやっちまいましたわ

完全にやっちまいましたわ

もう優勝は俺で良いかな?かな?
第一停止フリーズからGODinGOD降臨
これによって

凱旋の全演出コンプリート

やってやったぜ
今思い返してみても
凱旋が新台で出てきてから本当にたくさん色々な事がありましたね
ありいありりありびあり
1日で凱旋天井5連単をくらった時には
この世の全てをこの手で破壊してやろうかとまでは思った事もあったね
俺にとっても思い入れのある渾身のクソ台だと思います
本当にたくさんイライラしたしガチで殺そうかと思った俺の怨念は計り知れない

その全てを今ここで

このまま目指すのは

万枚しかねえだろうが

GODステージ中に激熱が降臨
完全なるハットトリックですね分かります
足を振りかぶって

シューートwww なんでやねん

この流れでなんでやねん

仕方ないからラスト0Gでも

乗せてやるんです(キリッ

美しい美しすぎる
上乗せに恵まれて16セット目
太陽の戦車から

再び圧倒的な一確降臨

赤7or強チャンス目確定
外れろ外れろ外れろ外れろ

からの揃うんですwwwwww

もう面倒だから一気にいくわwwwww

6422枚獲得。ドッカンだ

久々に鬼出ししてやりましたわ
トモピ杯で優勝できるかは分からないがそこそこ優勝候補の出玉だろうね
やってやりましたね完全に
明日全財産を振り込んでもらおうそうしよう
他の機種は特に見せ場は無かったが
初当たり確率に恵まれて鬼勝ちした
絆は結構出てくれたかな
昨日泣きながらソーメンを食べたのが効いたな
マチガイナイ
夏服ッて男はTシャツじゃないですか基本的に
男の服ッて何故か無駄に高い物も多いのよね
マジでね。マジで
この前久々に欲しいと思ったTシャツがあって
5万円でしたわ。草生えた
買えるかボケ
俺レベルの貧乏人にはいと感じたんですわ
いやいやTシャツ5万円は普通に高くね?
因みにGUCCIの流行りのデザインのTシャツは
10万円でしたわ。本気で草生える
ソーメン何束買えるねん
それでも年齢的には妥当なのかなとか思ったりもするんだけどね
本当に男という生き物は生きてるだけで金がかかるものだな
金はいくらあっても足りんがな
明日は稼働する予定

知ってたか? 過疎は堕天使の象徴なんだぜ

「愛しのアイリーン」の完成披露試写会に連れて行って貰いました。もっと早く感想をアップしたかったんだけど、あまりの衝撃に、直ぐには書けず、今になってしまいました。

ストーリーは、

42歳まで恋愛を知らず独身でいた岩男が、久しぶりに寒村にある実家に帰省する。しかし、実家では死んだことすら知らなかった父親の葬式の真っ最中だった。そんなタイミングで帰ってきた岩男がフィリピン人の嫁アイリーンを連れていったため、参列者がざわつき出し、その背後からライフルを構えた喪服姿の母親ツルが現れる。

というお話です。

ある寒い地方の過疎地の村に住む、両親をかかえた42歳の独身男・岩男は、年老いた母親に早く結婚しろと言われているが、相手がいない。人見知りで臆病な性格もあり、女性と上手く関われないのだ。ある日、田舎町にあるフィリピンパブで、いつものように友人たちと飲んでいると、フィリピンに行き、妻となる女性を買うツアーがあるという噂を聞く。まさかと思っていたが、コッソリ話を聞くと、ツアーに参加すると、本当に女性を紹介してくれるらしい。どう考えても、この過疎地で嫁を迎えるのは無理だと思った岩男は、母親と喧嘩して家を飛び出したのをきっかけに、思い切ってフィリピン妻探しツアーに参加することにする。

家では、年老いた父と母が岩男を待っているが帰ってこない。既に痴呆症を患っていた父親は、突然倒れて、亡くなってしまう。息子が不在なので、仕方なく母親一人で手続きをし、葬儀を始めたところへ、突然、息子が帰ってくる。フィリピンから嫁を連れて帰って来たのだ。驚く周りの人々だが、一番驚き、怒った母親は、フィリピンからの妻など受け入れられないと激怒してしまう。何とか葬式を済ませるが、母親は嫁を受け入れず、岩男は、妻のアイリーンを連れて、ホテルを転々とし、車で生活を続けている。

妻となったアイリーンは、フィリピンにいる家族を養う為に岩男と結婚し、毎月、いくらかのお金をフィリピンに送るという契約で日本に来た。まだ若く、結婚がどんな事なのかもよく解っていないアイリーンは、岩男が手を出そうとしても拒み、初めてスル人は好きな人、と言って聞かない。妻が横に居るのに手が出せない岩男は、悶々と溜まって行くばかり。

しばらくして家に帰ると、母親も落ち着いており、アイリーンの事を許してはいないが、岩男と一緒なので、仕方なく家に入れる。生活が始まり、母親のアイリーン虐めは無くならないが、アイリーンも負けておらず、クソババアとフィリピン語で悪態をつくほどになっている。何となくバランスが取れ始めたと思った頃、母親は、どうしてもアイリーンでは無く、日本の女を嫁に貰いたいと願い、岩男に言わずに日本の女性と見合いをさせ、アイリーンをヤクザ関係の人間に拉致させて連れて行かせようとする。

岩男は、母親に女性を紹介され、妻がいるのにと不思議に思っていたのだが、家に帰ると、アイリーンが拉致されたことを知る。母親に怒りをぶつけ、直ぐにアイリーンを奪還しようと追って行き、そして・・・。後は、映画を観て下さいね。

この映画、衝撃でした。今は、フィリピン妻とかって話は聞かなくなりましたが、いまから20~30年位前って、この話、ありましたよね。過疎地で、妻が迎えられない男性が、フィリピンで妻を買ってくるって、ニュースで聞きました。ちょっとビックリしたけど、子供だったので、それがどういうことなのか分かりませんでした。でも、今、思うと、これ、人身売買なんですよね。

そんな事をして、日本に来たフィリピンの女性は、今、幸せになられているのかしら。最近、良く、モデルとかタレントで、母親がフィリピン人ですっていう子が出てくるので、きっかけは、あまり良くない事だったのかも知れないけど、きっと、この映画と同じように、お互いに愛するようになって、幸せに暮らしてらっしゃるのかしら。それはそれで良かったと思います。

それにしても、この映画、というか、この原作が、良く映像化出来たなぁと感心しました。監督が、10年くらい映画化したいと考えて動いていて、やっと映画化出来ましたとおっしゃっていたので、やっぱり、色々問題だと思ったんだろうなぁ。だって、日本としては、あまり知られたくない恥部だと思うんです。今なら女性軽視と言われて大騒ぎになるでしょ。もちろん、お互いが納得して、それで幸せになれたかも知れないけど、きっかけが良くないので、何とも難しい問題です。

映画では、日本に来たアイリーンは、とっても素直で可愛い女性なんです。もし、こんな子が嫁に来たら、楽しいんじゃないかな。何も分かってない分、教えがいがあるし、何でも一生懸命にやるんです。日本語も習って、買い物も覚えて、驚くほど、岩男と母親に尽くしているんです。こんな良い嫁無いですよ。日本人の女性なら、ここまでしてくれないと思いますよ。そして、段々と岩男とも心を通わせていくんです。そりゃ、そうですよ。こんなに可愛い嫁さんだったら、最初は仕方なく迎えた嫁でも、好きになっちゃうと思います。ここまで懐いて、尽くしてくれたら、可愛いと思いますよ。

そんな二人を引き裂くような事件が起こり、大変な方向に向かって行くのですが、その怒涛の落ち方は凄かったです。安田さん、これは凄いです。彼が”この作品は自分の代表作になる。”とおっしゃっていたように、この演技は凄かった。観ている方がおかしくなりそうでしたもん。息苦しくなっちゃうの。岩男の苦しさと哀しみと閉塞感が、こんなにも観る人間に伝わってくるかと言うほどでした。絶望が心を押し潰す姿が、そこにありました。この凄さを上手く伝えられません。

そしてアイリーンを演じていたナッツさん、凄い美人では無いのですが、何とも愛らしく見えるんです。上手かったなぁ。最初はお金の為に自分を売るような女性なので、あまり良い気持ちはしなかったのですが、観ている内に、凄く好感が持てる女性と言う事に気づかされるんです。そんな事を思わせる演技が出来るなんて、素晴らしいでしょ。良かったです。

そして一番恐ろしい母親を木野花さんが演じているのですが、これ程、花さんのイメージと離れているような女性を、良くあれ程に演じられたと思って、驚きました。木野さ
の印象とは違うクソババア役なんです。本当に、観ていて”クソババア”と言いたくなるような母親で、良く演じられたなぁと思いました。もう、木野さん、これで無敵ですね。何でも来いって言えそうです。

本当に、この映画、衝撃でした。それこそ、観た後、席を立てないというのはこういう事です。内容も衝撃でしたが、個々の人物の心理を考え始めると、もう、頭の中がグルグルしちゃって、観た後、何日も頭の中を離れず、今も思い出すと、感動してしまいます。それ程、素晴らしい映画でした。

私、まだ原作の漫画を読んでいないのですが、これ、読まないで観て良かったと思いました。もちろん、原作も良いのだと思いますが、動いている彼らを観て、その気持ちに寄り添えて、感動しました。映画を観てから原作を読むと、きっと今度は漫画の中の人物に寄り添う事になって、それは、また映像とは違う感覚になると思います。ぜひ読みたいと思っています。

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。今のところ、私の一番のお気に入りになりました。ハッキリ言って悲劇ですが、心に響く、素晴らしい作品です。人間とはと感慨にひたる作品だと思います。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

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はじめの一歩確かにこわいです

でもはじめの一歩は、1人で踏み出さないと、はじまらない

その一歩っておそるおそるだろうが、
弱気だろうが、一歩は一歩なので
もー、大いに祝福すべき、されることなんだろうけど、勇気は半端なくいるよね

逆を言えば、最初の一歩踏み出せたら、次の一歩や、またその次の一歩って、少し楽に踏み出せるのでは?

しーちゃんをみると、お芝居の神様だけあって、どー言うわけか妄想がムクムクと湧いてきまして…(いや、しーちゃんだけでないです、ほかの方のブログもですね…ショートストーリーがいつもくっついてきます^^;)

しーちゃんは、作家でもあるので、その道の神様やら何やらがまわりにたくさんいるような…
だから、それらとも繋がって湧いてくるのかな…

で、このしーちゃんのリブログの下がIZUMIのしーちゃんの妄想物語となっておりますので、
気が向いた方、お暇な方はお読みください

いつだったかHAPPYちゃんが、人魚姿のしーちゃん見て「崖の上のポニョ」ならず
「崖の上のオウキ」と言ってましたね

そこから私は、「崖っぷちのオウキ」が浮かび、とある神話を作ってみました

崖っぷちってこれ、褒め称えてますから…
いい意味で使ってます^^;
呼び捨てごめんなさい、しーちゃん
響きがいいので…

崖っぷちなのに、どんどん切り開いて道なき道ができて、あとの人が励まされるストーリーとなっております



あるところにオウキというお芝居の女神さまがおりました

新人の役者がお芝居の上達のために、よくこの女神さまを訪れるのでした

文章習いもこの女神様を訪れて教えを乞います
この女神様、ご自身も現役でお芝居に携わっていて絶大なファンの指示を得ています

とくに女性には、生き方の指針となるようなお話をされることから、大人気です

オウキ女神の行くところ行くところ、行列ができ、ファンで賑わっています

ある時、女神は吉本岬に行きたいと言いだしました。吉本岬に行くには吉本坂を登らなければなりません
吉本坂を登るのはいいけど、その先にある吉本岬は、地元の人もめったにいかない場所として有名です

そこまでいけば、かなり見晴らしがよく、
日本海全部見渡せるほどの眺めです

でもなぜ、観光案内にものらないのかというと、断崖絶壁なだけでなく、先端にいけばいくほど、その下は、えぐられており、いつ崩れてもおかしくない地形となっているため、誰も近づこうとしませんでした

吉本坂の入り口には立入禁止の看板が立てかけられています

それでも日本で日本海すべて見渡せるという岬にぜひ、行きたい、写真撮影もしたいと、女神は思いました

その噂をききつけたファンもそこに集まりました

ファンの間でも女神の言うことに勇気をもらったため、みんなで行けばこわくない
あなたも行くなら私も!と妙な連帯感が生まれていました

過疎化していたその島の住民も到着する船から、たくさんの客がおりてくるのを見て驚いています

ぞろぞろと降りてきた乗客たちはみな、次から次へとタクシーに乗り、同じ行き先を告げるのでした
降り立った場所は吉本坂の入り口で、先頭はもちろんオウキ女神です

「みんな来たかなぁ…
じゃ、行きますか」
と、山道に女神が足を踏み入れたとたん

村役場の人が、やってきて言います

「ちょっと、待ってください。
その先は看板に書いてあるとおり、行けないとですよ…ほら、見てみんしゃい、あの断崖の下は侵食されてもろくなっとるけん」

「ええ、知ってます」
とオウキ女神

「命の危険に関わるけん、やめてもらいたい」

「それは
も承知です」

「なら、やめんしゃい」

「いやぁ…それでも行ってみたいわぁ」
一同うなずく

「あんた正気か?」

「正気も正気 本気ですわ」

「お願いだからやめとくれ」

「嫌だと言ったら?」

「何が何でも止めるまでじゃ」

「どうぞ…私は行きます」

役人がとめようとするとファンたちが、阻止しようとします

「うわ…やめてくれ、お願いだ!」
少し先に言ってから立ち止まってくるりと向きを変え女神は、ききました

「なぜそんなに躍起になってとめようとするのです?素晴らしい景観とおききしてるところへ行くのですよ、なんなら撮った写真で、この島の宣伝もしてみせますよ」

「ここで、怪我人、死亡者が出てもらっては宣伝になるどころか悪評がたち、第一、私がいながらそんなことになってはワシが困るんじゃ!」

「それが本音ですね、なら、私に何かあってもあなたの責任ではありません。今日、あなたは、ここには来ていない、立ち会っていない、この場にはいないことにしてあげます」

まわりも
「ここには、オウキ女神と私達しか来ていないよね…」と口々に言い出します

「あわわ…いや、待ってくだされ、そのあなた様に、もしもの事があったら悲しいからです!」と役人

「え?私のこと心配してくださって?私のこと知ってらっしゃるの?」

「ええ…女優さんですよね」

「まぁ、芝居関係全般やってますけど」

「私もファンでして…」

「それはどうも」

「だから行かないで下さい」

「それはできません。ファンなら応援してくださいな」
そう言って女神はまたあるき出しました

「うわぁ」
あきらめ顔で足早に引き返す役人
「行っちゃった、誰か呼んでくるかもね…」
とファンの1人

「構わないわ、私は行くわ」

「私もー!」
「私もー!」

ぞろぞろとまるで女山伏みたいに列をなして
登る女神と女達

息をきらしてたどり着いた先は
想像以上に絶景で、今まで見た高台からの眺めで、最も素晴らしいと思えるほど

遠くの海は空の青と溶け込んで
わずかばかり海の方が濃いため識別できる程度の、青、青、青でした

みんな、うわぁ…
すごーい
きれい…
と感嘆の声を漏らしています

「1番端まで行ってみようかしら」

「いえ、女神様、ここで充分でしょう」
マネージャーが言います

「あそこまで行ったらもっと爽快でしょ、ね、あそこに行ったら、私を撮って」

「いえいえ、いくら何でもそれはよしたほうがいいですよ、ここでも岬に立っている感の写真は撮れますから」

「じゃ、撮らなくていいや、ちょっと行ってくる」

「えええ!」目
ほかのファンもどよめき
「よしたほうがいいよー、しーちゃん!」
「そだよ、ここで充分」
「あそこ風強そう…先が細いからやばいよ」

「うーん…私行きたいから、みんな、ここで待っとって」

「えー!」

と言ってる間に女神はあるき出した

マネージャーが必死でとめる
「だめですよー!女神様!お願い〜危ないからぁ…」

「うん、危ないから、そこで待っとってー」

高所恐怖症のマネージャーは、それ以上追うこともできず…

ファンたちも最初は女神様の行く末を見ているだけでしたが、中には勇気ある者もいて、
私も行ってみよっと…
私もー…
全員ではないけど、あとをついて行く者がいました

風が気持ちいいと言うのは安全なところにいたときの感覚であって、ここまでくると風さえも
何やら危ないものに感じられ…

足取りは、女神も一緒についてきたファンも、軽やかとは言えません

吹き飛ばされないよう、バランスを崩さないよう、ゆっくり、しっかり歩みをすすめるといった感じでしょうか

さすがに、岬の先端が近づくにつれ、みんな無口になっています

しかし、もうそれ以上先へはすすめないほど、
1番前に来たとき、感嘆の声が漏れます

「おおぉ… すごい…やっぱ違うねぇ…」

みんなも女神のあととはいえ、こわい道のりを歩いてきた甲斐があったかのように、手を繋ぎながら

「わぁ…」

と感動しています

日本海、全部見える!!
でかーっ!
ひろーっ!
きれーっ!

「やっぱ来てよかったわぁ…おーい、写真撮ってー!」

すかさず離れたところにいたマネージャーが、シャッターを切ります
タイトルはやはり崖っぷちのオウキかな、などと考えながら…

「撮りましたからもう、戻ってきてくださーぃ!」
マネージャーは、ハラハラしながら叫んでいます

「もう少し行ける気がするんよ」

「え?」
女神のすぐうしろにいたファンがドン引きします

「いえ、もうまじでだめです、それ以上、行ったら真っ逆さまに落ちてしまいます」

「なーんか大丈夫な気するんよね…^^;」

「いや、どーみてもその下、崖で、海ですから…もう、戻りましょう!素晴らしい景色を女神様に見せてもらって感激です、ですからあとは戻りましょう」

「いや、みんなはせんでいいよ」

「は?」

「私だけもう一歩踏み出してみるから」
「ダメダメ!やめて下さい!それだけは!」

そろ〜りそろ〜り…

「あぁ…しーちゃん!!」

みんな、凝視して

「しーちゃん!危ない!もう地面ないよ、そこで終わりだよ!」

「私、背中に羽あるから」

「それ、ファッションでしょ」

「そうかな…」

「そうかなって」

「わ!!」

そう言ってる間に最先端のその先に
片足を踏み出した瞬間、誰もが目を覆った

「ほら、大丈夫やった」

「ん?」

みんな手をそうっと外しながら見ると

なんと、女神の足元にさっきまでなかった地面ができていた

「え?何?何?」
「うわ…すご…」

ニ、三歩歩くとその踏みしめる直前に地面ができた

「な、大丈夫だったやろ」

「すごーい、さすが女神様!」
「私はその羽をばたつかせて飛ぶのかと思った」

「それもありやね…でも今回は地面ができた…笑」

「でももう、ほっそい地面だからそれ以上は行かない方がいいよ」

「しーちゃんのすごいのはわかったから、もう帰ろう」

「楽しいからどこまでできるのか、やってみたいなぁ」

「そんなぁ…もうそれくらいにしといた方が…」

「みんなもおいで 海の上、ど真ん中に浮いてるみたいな気分だよ」

「ほんと?」
うち、一人が言う
おそるおそるあとを行く

「あ、ホントだ〜」

「え?どれどれ…」
「うわ、海に浮いてる!うちら!」

最初は反対してたけど、女神が大丈夫のようなので、一人また、一人と歩みをすすめます

「もっと早歩きしてみよっかな?どーなるか」

「えー!危険!今の少しずつの方がまだいいよ」

「そうだよ、転んだらどうするの」

「転んだら飛べばいいもん 羽で」

「うちらにはないもんなぁ…羽」

「ないって思うから、ないんやけどなぁ…」

…^^;

スキップスキップランランラン!

女神様の行くところ、倍速で芽が出るように
どんどん地面がせり出していくのでした

「ちょっと助走つけてジャンプしたらどうなるかな」
ダダダダダダダダダー…!!

ピョーン!!

シュタッ!着地!!

と思ったら急に、できた地面はその振動でガラガラッと音を立てて、崩れ、女神様も一緒に真っ逆さま!!

「わー!!」

「あー!!」
「女神さまーーーっ!!」
「しーちゃーん!!」

うしろをついてきたファンたちは、後ずさりしながらも、悲痛な叫びで下方を見下ろしました

少し後ろの方にいたファンは
ここにいたら、自分も危ないと引き返しはじめました

すると、私も、私もと、こわくなって引き返しはじめました

女神様のすぐうしろにいた5人ほどのファンは
引き返さず、それ以上は行けないぎりぎりの崖の端で叫びながら、海を見ていました 女神様を見失わないように…

でも海の中に落ちた女神様が、上がってこないのを見ると、足早に引き返しはじめました

先程、引き換えしたファンたちは、更にふもとまで助けを呼びに行ったものもいたが、こわくなって帰りだしたものもいた

マネージャーとファンたちは、青ざめて、女神様が落ちたあたりの海の岩のところまで、おりてきました

あたりの岩のくぼみなど覗き込んでみても、見当たらず…
泣き出す者もいました…

「女神様…」
「しーちゃん…」
「だからあたしは反対だったのよ…」

泣くもの、怒るもの、黙りこくるもの、
必死で呼んで探すもの、まだ救助隊は来ないのかと呼びにいくもの、電話するもの…

どんよりした空気の中、全員が女神様が死ぬことなどあり得ない、と思っていました

「しーちゃーん!」
「オウキ様〜!」
「女神よ〜!」

皆、泣きじゃくりながら、海にむかって叫びます

するとそこへ一匹の猿が何やら片手に丸いものを持って現れました

この猿も海に落ちた女神様を心配しているのでしょうか

落ちたあたりを見ながら、岩と岩を行ったり来たり…

「何このお猿さん」
「お猿さんも気が気でないのよ」
「猿にわかるのかしら」
「わかるさー、神様が落ちたんだから…」

「キッキッ…」
猿が返事したかと思うと急に
そわそわしはじめ、
「キィ…キッキ…キィ!」
と、ひっきりなしに鳴き出したと思うと
動きをピタッととめ、海の上のある1点を凝視しはじめました

その視線の先へ、みんなも目をやりました

すると、ゴボゴボ…
と音がして、人影らしきものが見えました

!!

するとオウキ女神が顔を出し、

「大丈夫やったー!」

と、みんなに手を振るではありませんか

「よかったー!!」
「大丈夫やったって、全然大丈夫やないやないか (TT)でもよかったー、死なんくて…」
「もー、しーちゃんたらぁ!」 
「うえ〜ん!しーちゃーん!」

みんな泣いて大喜び!
「あたし、そいや、人魚やった、忘れとった」

だから助かったとでも?
でも、そんなことどーでもよかった…助かったのだから

「羽がついてるから、踏み外しても飛ぶから大丈夫のはずでは?」
と誰かが突っ込んだ

「あ、それも忘れとった…^^;飛べばよかったかもね、そしたらこんなビショビショにならんかったもんね」

そんなことどーでもよかった…助かったのだから

「でも気持ちいいんよ、やっぱ人魚だからか 笑」

笑笑…
それでも何でもどーでもよかった
女神様がこうしてニコニコまた、自分らのとこに元気で戻ってきてくれたのだから
岸辺に向かって泳いでくる女神に、さっきの猿が女神に手招きしながら、近づこうとしている

「あ、さっきの猿…ずいぶん人懐っこいよね、女神様が泳ぎ着くの待ってる」

「ゴール!」
そう言って女神は岩にひょいと自分の体を乗り上げた

みんな女神のまわりにワッと寄って
泣いて喜んだ

そしてすかさず猿も寄ってきて、女神の背中から、肩に駆け上がり、女神の頭を撫で、髪の毛を、丁寧に毛づくろいし始めた

そんな猿を女神も撫でた

嬉しそうに撫でられて気を抜いたのか
片手に持っていた丸いものが、落ちて砂だらけに…

その丸いものとは桃だった
慌てて桃を拾い上げ、ついた砂を波で洗いはじめる猿

きれいになったところを、女神様の手にのせようとする

少し皮をむいてから、まるでこうして食べるんだよ、と自分の子供に教えるみたいに…

女神の無事を確認した猿は、しばらくそばにいたが、女神に向かって
「キィ!」というと山の方へ消えていった

周りを取り囲むファンの人たち

「よくできたお猿さんよね」
「ほんと…人間みたい」
「お猿さんも心配してたんだね、助けたかったんだね」

するとオウキ女神が
「そういや、私、ずっと前だけど溺れかけてた子猿を助けた事があるの…」

「あ〜じゃ、そのお母さん猿かな?さっきの」

「でもここじゃないし…」

「じゃ時と場所を経ていっせいにテレパシーで伝わったんだね」

「あの洗うのだって、陸がつながっていないのに、やりだしたって説ある
ね」

「そうかもね…みんな仲間って意識が伝わったんだね、きっと(^^)」

「それにしてもよかったよー!!生きててくれて」
「ホントだよー!」
「死なない!死ぬはずないって思っててもね、やっぱ考えちゃうでしょ」

「ごめんごめん!でも楽しかったっしょ?!」

「楽しいってより、ハラハラしたよー」

「映画の中に入りこんでたやろ?」

「もうリアル映画で心臓に悪いよ^^;」

「って、観客の目線で見ることができたらもっと楽しめるんやけどなぁ…」

「う〜ん…^^; そこまでは…しかもこの映画は女神様がいなくなるかもってストーリーだからいややった」

「そっかぁ…じゃ今度はあなたが主人公のでどう?」

「え?いいですって…^^;」

「何言ってるん…あなたの人生は、あなたが主役なんよ、なんならストーリーも決めていいんよ」

「そうでしたかぁ…」

「そうよ〜 なんならラブストーリーでいってみる?シナリオ書き、少しお手伝いできるかも…」

「はーい、そのときは宜しくお願いしまーす」
一同笑

さすがオウキ女神様!みんなをハラハラさせたり、泣かせたり、笑わせたり…でもみんな、勇気やパワー、信じる心…そんなんをもらって学んでるんだよね 一歩踏み出すことの大切さを…


これにて道なき道を行く、道なければ道作る、
「崖っぷちのオウキ」
おしまいです

ここまで読んで下さりありがとうございます
では、おやすみなさい





















過疎 関連ツイート

最近この過疎の時間に呟くのはまってる
この時間帯のツイートまさか誰もみてないよね…
といってもTLが過疎
RT @ZORN114514: 現在クラン設立史上最大の過疎状態にあります。🏆43〜にしてましたが🏆40〜でも7人ほど募集してます!定住or永住希望の方でクラン対戦ちゃんとやってくれる方、気になったらリプかDMお願いします🙇‍♀️ https://t.co/tlmd4dxEj4
RT @Panzer_Third: こらこらw過疎るな過疎るなw

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