バフシンドローム

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株アカデミーイメージガールの森山りこです。
先日、株アカデミーイメージガールの3人で、
第四回株アカデミーウォーレンバフェット賞受賞式にお手伝いで参加させていただきました。
スクールの生徒さんで特に利益を沢山得た方々が、沢山表彰されました。
有名ホテルのゴージャスシャンデリアのお部屋でコース料理を食べながら、ゲストの歌手の方のミニライブもあり皆様とても楽しまれていました。
商品も豪華!
インタビューでは、他のスクールでは利益が出なかったけれど株アカデミーに入ったら表彰されるまでになった。という方が多数いらっしゃいました。
私もがんばるぞー!
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バフ 自然のチカラを、未来のチカラへ




バフ 変わろう。変わらないために。
今日は職人らしい記事です。
ステンレスの鏡面磨きのお話。
鏡面仕上げってのは、文字通り「鏡」の様に磨き上げる仕上げ方ですね。
一番身近な物では流し台です。
私の仕事では、滅多に流し台は付けませんけどね。
時々、特注品で来る時が有ります。
後は、お風呂場の手摺とかですね。
ステンレスの仕上げと言うのは、主に3種類有ります。
ザラザラ梨地の未研(みけん)。材料の製造段階の呼び名で「2B」と呼ばれたりします。
一方向に一直線の細い傷を入れたHL仕上げ(ヘアライン仕上げ)。
ピカピカの鏡面仕上げ(きょうめん仕上げ)。
HLにも製造メーカーで120番(♯120) 240番(♯240)等、目の細かさが有ります。
鏡面も同じで400番 800番 1000番 等有ります。
全て番手が上がる程、ピカピカ具合がピッカピカになります。
職人の修行としては、鉄の仕事をして、徐々にステンレスの未研もしくはHLの仕事から進んでいきます。
HLの磨き方が出来ないようでは鏡面は出来ませんのよ。
ミクロン単位の傷が肉眼で見極められる様に成らないと、鏡面の仕事は出来ないんです。
で!今日のお仕事!
なななんと!鏡面の流し台にガッツリ穴がぁぁ~~!
流し台って厚さが0.6ミリとか0.8ミリなんですよ。
1ミリ無いんです。
昨日、話を聞いた段階では超大変な手術を想定して向いましたがね。
現物を見ると、板厚1.5ミリ有りましたよ。超ラッキー。
普通の職人ですと治せない人が殆どですけど、私だと1.5ミリの板なら30分で直せます。
0.6ミリとかになると、裏から色々な細工をしたりで大変なんですよ。
溶接の熱自体でドンドン解けて大穴になるんです。
↓この角度はチョット見辛いね。
直す際に、真っ先にやらねば成らない事!
それは、叩き出す際に使うハンマーのフェース直し。
工場の時と違って、鏡面用ハンマーなんて用意してないので磨きます。
傷の入ったハンマーで叩くと、延々とハンマーの傷が板に付くんですよ。
↓普段の仕事で傷だらけのフェース。因みに普段から板金ハンマー使ってます。
↓♯120番の機械でクルクル回る紙やすりで研磨した状態。少し天井が写りだしましたね。
↓♯240番で研磨。その後、茶棒と呼ばれる、なんつーか、堅い蝋に研磨剤を溶かし込んだ物を付けて研磨。 天井写ってるでしょ。
↓綺麗な溶接に使うTIG溶接機。バチバチの火花が出ませんよ。 そのトーチ部分。
↓スイッチオーン!! 光ってるけど火花飛んでないでしょ?火事の危険性も少ないですよ。
↓トーチのチョット上に溶接のビートが有りますぜ。この状態ですと出っ張りも無い溶接になります。
ワンポイント!
今回は裏から手が入る好条件なので、作業前に患部をちょっと盛り上げます。
板って、溶接すると、熱で下に窪んで行くんです。
そうすると、その窪みが仕上げられないので、そこだけ傷だらけのままになります。
鏡面ですと、モロに歪が見えるので素人が見ても変だと気がつきますよ。
患部の状態から判断しましてね。こう感じました。
板厚1.5mmで穴が3.7mm
溶接時に窪む分で0.1mm
溶接時のアンダーカットの傷落し分で0.2mm
裏から2秒熱を加えて+0.1mm持ち上げるとして。
その後の研磨代と研磨の熱で0.1mm。
0.1+0.2+0.1=0.4mm凹むとして、裏から0.1mm戻せるで有ろうと言う感じ。
なので、0.3mm叩き出してから溶接開始です。
↓0.3mm叩き出した状態。 叩いた感じで分かりますぜ。
↓横からみた0.3mmの差。50の数字辺りが盛り上がってるので、板と定規の間から光が漏れてないでしょ?
↓溶接完了。電流は棒の入れ方等ケース・バイ・ケースですよ。一長一短では語れないです。
↓裏から2秒溶接して0.1mm持ち上げます。
↓最初に使うベビーサンダーさん。 砥石はスキルタッチ系。これは貰い物の類似品。
オススメはスキルタッチの60番。 減りは早いけど、腰が柔らかいので余計な傷を呼ばないです。
↓これ大事!カバーから1ミリバックして歯が収まる様に調整してます。
歯を固定するフランジも削って、歯から出ないようにしてます。
同様に中心の軸も削ってます。
↓別な角度から。カバーがチョイ出てるでしょ?コレが大事。安全のためにもね。安全第一
↓先の砥石で削り始めた所。一気に行くと、熱で沈んでいくよ。
↓最初の荒削り。この段階で余計な傷をつけてると最後まで引きずります。
↓ポリッシャーという、円形の紙やすりを高速回転させる機械で磨きます。♯120番で確実にサンダーの傷を消して下さい。 残した傷は、必ず最後に見えてきます。 そして、やり直しです。
↓♯240番です。 ♯120番の傷を消しながら、尚且つサンダーの傷が残ってないかチェック。
サンダーの傷が残ってたら♯120番からやり直し。
↓磨り減った♯240番に茶棒を付けて研磨。前の傷を消しながら、傷をチェック。
↓別角度から茶棒後です。
↓気になる傷が有ったので、ポリッシャーに白棒を付けてチョットチェック。
↓紙やすりの傷落し。今回は、場所的にこのタイプのバフを使います。オフセットサイザルディスク。 堅く固めた麻です。
↓♯500~♯400番程度ですね。 天井が見えてきました。
↓この後、写真を撮り忘れましたが、オフセットタイプのフエルトバフと青棒(緑)で磨きました。
↓天井見えてるでしょ?
↓狙い通りに全体のスキマが揃ってる状態。
↓結構適当に磨いてもコレくらいになりますよ。溶接から30分掛からないです。
この後、一応確認でね、元々の肌と比べようとしましてね。
傷防止用の養生ビニールを剥がしてみると・・・酷い・・・・。
元受の工場酷すぎ。
下手すぎ。
全然鏡面じゃないジャン。
仕方ないので、俺の方に傷を増やしてから磨きなおし。
少し荒くしておいて、元受さんの方を再研磨しました。
その際は、また別のバフを使ってるんですが、長いので割愛。
鏡面の出し方は、会社ごとや職人ごとで違いますし、求められるレベルが違うんですよね。
使う砥石等も全く違いますしね。
普通はやり方なんて明かしませんよ。
聞いても教えてくれない事の方が多いと思います。
でも、最近の職人のレベルの低さを考えると、ある程度マニュアル化して上げないとダメなのかなって。
底上げの為に明かしてみます。
まぁ・・・この程度、知られた所でワタクシには追いつけませんし・・・。フハハハハハ!
2
011年11月15日追記
鏡面の動画をアップしました。
2009.8.11日追記
毎日毎日、ステンレス 鏡面 等の検索で訪れて頂いている方が沢山沢山おいでですが。
一日平均10人位が検索して、お越しいただいております。
ご質問等ございましたら、コメント欄やメッセージでご質問してください。
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追記
色々と質問は頂くのですが、最近、楽器に関する質問が有りましたので、追記しておきます。
私も楽器は素人ですので、手探りな返答ですが、参考にどうぞ。
○○さんからのメッセージ。
はじめましてm(_ _)m
自分の使用している、ラディックというメーカーのステンレス製のドラム(楽器)
なのですが、経年で、くすみ?曇り?傷? で元の鏡面が失われております。
ある程度の鏡面回復できますでしょうか?
私からの返答
はじめまして。
お問い合わせ、ありがとうございます。
楽器は全くの素人ですので、ラディックと言う所から検索しました。
ブラスやスチールの物が多いようですが、ステンレス製でしらべましたら、
△△と言うドラマーが使っていた物が出てきまして。
○○さんは、○○さんから名前を取ったのですね。
愛妻家での方が不憫な亡くなり方をしたものと思いました。
さて、ステンレスで鏡面のものの磨きですが。
その曇りに見えるものは、年を経るごとについてきた細かい傷です。
磨くと言うことは、深い傷を、細かい傷に変えて、更に細かい傷に変えていく事です。
町工場に有る様な「磨き屋さん」であれば大きなバフという回転する機械で一気に磨いて行けますが、
一般の人が手に入るサイズの物で、大きな面積を磨くと、全体的にムラになります。
部分的に光りすぎたり、部分的にボヤっとしてたりですね。
大事なドラムでしょうから、少しずつ地道に磨いて行く事をお勧めしたいです。
手磨きでゆっくり行きましょう。
まずは、ネルシャツの古着を手に入れてください。
ネルは柔らかくて余計な傷をつけにくいので。
色々と研磨剤はあるのですが、ドラムのステンレスの表面の硬さが分かりませんので、細かい方から試して行きましょう。
オートバックス等に行って、超微粒子と言うタイプのコンパウンドを買ってみましょう。
1000円位です。
ネルにコンパウンドをつけて、目立たない所を研磨してみましょう。
地道に磨いてみて、満足出来るようでしたら、今度は全体を均一に磨いてみましょう。
タテに磨いていったら、次はヨコに磨く感じで。
それで改善してくれると一番いいのですが。
試し磨きの段階でダメだった場合は、細目のコンパウンドに変えて見ましょう。
細目の方が粗いので、もう少し深い傷が取れます。
細目を掛けて、超微粒子で仕上げてみます。
それでもダメなら中目に・・と。
荒い方から攻めると手作業では傷が取れないほどに傷がつく場合があります。
ステンレスと言いましても、実際には用途によって、実に1000種類以上の材質があります。
添加剤の違いのですが、表面の柔らかいもの、逆に硬い物。
ピカールで磨いてから超微粒子でとか、ホームセンターで売っているステンレス磨きで磨いた方がいい場合もあります。
歯磨き粉で磨いてから超微粒子でなど、組み合わせは色々と可能なのです。
何が合うか、これは、試して見ないと分かりません。
粒度の書いていないものは、ステンレスのスプーン等を試しに磨いてみて、深い傷が入る物なら避けたほうがよいかもしれません。
色々な組み合わせを試していくと、そのうち良い組み合わせが見つかると思います。
手磨きは地道ですので、焦らずに試してみて下さい。
○○さんからの返答
ご無沙汰しております。
その節は親切丁寧なご
教授ありがとうございました。
教えて頂いた、超微粒子タイプのコンパウンドで磨いた
ところ、大きな傷は消しきれませんでしたが、全体的に
は十分満足いくレベルの輝きを取り戻しました。
世に色々な磨き剤等ありますが、素人には、どれを
どう使うかも分からず、間違えた物を、間違えた
使い方で磨いたしまった為に、取り返しのつかない
状態になったらと思うと手が出せず・・・
という人が大半と思います。
確かな技術と経験を持つ専門の方に、こんなに
親切丁寧にご教授頂けた事、本当にありがとう
ございました。
また、教えて頂きたい事があるかもしれません。
その際は、ヨロシクお願い致します。
m(_ _)m
2012年10月28日追記
凹み虫さんからコメント欄で質問頂いたので記事で返答しております。
↑ご覧下さい。
2011年11月12日 追記
お待ちかねの鏡面の動画です。

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